30日の青森県内は冬型の気圧配置が続き、最高気温が氷点下1.2度のむつ市など7地点が真冬日となる厳しい冷え込みに見舞われた。雪は津軽と下北を中心に降り続き、同日午後7時時点の積雪は野辺地町21センチ、青森大谷29センチといずれも11月の歴代1位となった。青森地方気象台によると、各地の最高気温は青森市酸ケ湯氷点下5.9度、青森大谷同1.6度、東通村小田野沢と六ケ所同0.8度、青森0.0度、弘前0.4度、八戸1.5度など。30日午後7時時点の積雪は、青森市酸ケ湯93センチ、青森29センチ、むつ市脇…
日本原燃の増田尚宏社長は29日、六ケ所再処理工場(青森県六ケ所村)を対象とした原子力規制委員会の設計・工事計画の認可(設工認)審査で、年明け以降に予定する耐震評価に「数カ月のオーダー(規模)で時間がかかる可能性はある」と明らかにした。工場の完成は2024年6月までを目安に「24年度上期のできるだけ早期」とするが、「今の審査がかなり厳しい状況にある」との認識も示した。青森市内で開いた定例記者会見で述べた。原燃は設工認で、建屋・機器の耐震計算に必要な「地盤モデル」を全面的に見直すため、26本に及ぶ…
青森県は30日、直近1週間(20~26日)の新型コロナウイルス感染報告が106人、1定点当たり1.77人と公表した。5月8日に新型コロナの法的位置付けが5類へと移行してから、最少の患者数となった。前週(148人、1定点当たり2.47人)の0.72倍で、減少は2週連続。保健所管内別の1定点当たり患者数は、青森市・東地方1.42人(前週比0.41人減)、弘前1.31人(同0.08人増)、八戸市・三戸地方1.08人(同0.92人減)、五所川原4.43人(同2.15人減)、上十三2.33人(同0.77…
29日の青森県内は、冬型の気圧配置や気圧の谷の影響で断続的な雪となった。最高気温は各地で前日から6.3~10.8度低くなる冷え込みで、津軽や下北の一部は再び冬景色に包まれた。青森地方気象台によると、各地の最高気温は青森と五所川原4.2度、八戸3.9度、弘前3.6度、など。平年値からも3.0~5.6度低く、多くの地点で12月中旬~1月上旬並みの寒さだった。青森市では朝から断続的にみぞれやあられ交じりの雪が降り、市民はぬれ雪が積もる歩道を注意深く行き交った。29日は西風も強く、各地の最大瞬間風速は…
青森県内に立地する原子力施設と地域の共生に向け、国や地元自治体、事業者が一堂に会して将来像を議論する「共創会議」の初会合が28日、青森市内で開かれた。立地4市町村長は「共通課題」として、下北半島縦貫道路の整備促進、大間-函館フェリー航路やむつ総合病院整備に必要な財政支援などを列挙し「早期に取り組んでほしい」(山本知也むつ市長)と訴えた。国側は作業部会を設け、将来像の実現に向けた基本方針を2024年春ごろに策定する方針を示した。共創会議は宮下宗一郎知事が提唱し、経済産業省資源エネルギー庁が主導し…