青森県五所川原市は菊ケ丘運動公園の遊具を一新し24日、現地で遊具エリア開園式を開いた。関係者がテープカットをして完成を祝い、招かれた園児たちが早速「大きい」「楽しい」と歓声を上げながら遊んだ。遊具の老朽化に伴い、市は昨年夏から約5千万円をかけて更新作業を進めていた。昨年12月に完成し、雪が解けるのを待って開園式を開いた。遊具エリアは約3千平方メートル。滑り台やうんていなどが一体となった高さ約6メートルの大型複合遊具のほか、ブランコ、ジャングルジム、ターザンロープなど10種類以上の遊具がちりばめ…
青森県八戸市の水産加工会社・武輪水産(武輪俊彦代表取締役社長)は加工食品ブランド「八戸たけわ食堂」シリーズを昨年12月に立ち上げた。観光地で八戸の味を楽しんでもらおうと、蕪島物産販売施設「かぶーにゃ」とコラボレーションした「昔ながらのさば味噌(みそ)煮定食」を27日から、かぶーにゃで提供する。1日5食限定で、価格は980円(税込み)。担当者は「八戸や県産にこだわったメニューで満足してほしい」と呼びかけた。武輪水産は1948年創業の老舗企業。サバなど八戸港に水揚げされた水産物の加工品を中心に販売…
改正道交法の施行で4月から自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務化されるのを前に、青森県警は25日、弘前市の地元アイドルグループ・りんご娘を「自転車用ヘルメット着用広報大使」と一日交通部長に委嘱した。八戸市のショッピングセンター・ラピアで委嘱状交付式を行い、メンバーのピンクレディさん、はつ恋ぐりんさん、金星さん、スターキングデリシャスさんが来店客らにヘルメット着用を呼びかけた。小田桐勝行交通部長から委嘱状を受け取った後、4人は「頭の大きさに合ったサイズを選んで」「眉の上あたりで深くかぶろう」な…
青森県内の一部の医療機関で、看護師不足が深刻化している。4月から看護師不足を理由に精神科病棟(60床)を休止する八戸赤十字病院(八戸市)によると、若い看護人材が都会に流れ地元に残らない傾向が強まっているという。他の医療機関の関係者は、新型コロナウイルス対応で看護師が疲弊し、離職するケースもあるようだ-と指摘する。「病院全体で看護師が16人足りない。このままでは夜勤や救急医療体制の維持が困難になる」。八戸赤十字病院の黒沢裕之事務部長は、厳しい病院運営状況を説明した。同病院は新型コロナ対応に一般病…
青森県は25日、新型コロナウイルス感染症が感染症法上の「5類」に移行する5月8日からの医療提供体制案を明らかにした。国の見直し方針に沿って、医療機関の間で感染者の入院先を調整する仕組みにして、保健所が仲介していた従来の方法から切り替える。5類移行により、臨時ウェブキット検査センターや自宅療養者サポートセンターの運用は終了する。今後開く予定の危機対策本部会議で、正式に決定する。県内の民間、公的病院でつくる団体・全日病青森(村上秀一会長)が、ねぶたの家ワ・ラッセ(青森市)で開いた講演会で、県健康福…