3票差で当落が決まった9日投開票の青森県西目屋村の村長選で、敗れた無所属新人・田村巌氏の陣営が12日、票の再点検と再集計を求めて同村選挙管理委員会に異議を申し出た。村選管事務局は取材に「近く選挙管理委員会を開き、申し出書の取り扱いや今後の対応を検討したい」と答えた。異議を申し出たのは、田村氏を支持した村議3人を含む計5人。申し出書では「当選人との得票差はわずか3票。全ての投票用紙の再点検と再集計を行い、当選効力を確認すべきだ」としている。同村長選は無所属現職の桑田豊昭氏が431票を獲得して再選…
任期満了に伴う青森県七戸町の町長選(4月15日告示、20日投開票)を巡り、町議9人から要請を受けて立候補を検討していた小又勉町長(76)は12日、東奥日報などの取材に応じ、出馬しないことを明らかにした。1月に新型コロナウイルスに感染し体力面の不安を感じたことを挙げ、「年齢と体調を考慮した」と理由を述べた。4期目の小又氏は昨年9月、町議会一般質問の答弁で5選不出馬を表明したが、町議16人中9人が12月、公立七戸病院の窮状問題解決へ経験や実績のある小又町長の手腕に期待がかかる-などとして、小又氏に…
青森県立高校入試の入学願書受け付けが12日、全日制43校、定時制6校の計49校で一斉に始まった。受け付けは18日正午まで。入試は3月6日に行い、やむを得ない事情で欠席した生徒のための追試験を同12日に実施する。合格発表は同14日。普通科160人、スポーツ科学科40人を募集する青森北高校(青森市)も午前9時に受け付けを開始。直後に甲田中学校(同市)の相馬佳典教諭(48)が訪れ、願書などが入った封筒を高校の担当者に手渡した。担当者たちは奥のスペースで中身をチェックした後、合否の連絡方法などを相馬教…
1月に記録的な大雪に見舞われた青森県で、全国1位の生産量を誇るリンゴの被害が深刻化している。雪の重みで枝が折れたり、幹が裂けたりするケースが相次いでおり、県は「被害額が100億円を超える懸念がある」と警戒を強める。「冬の間にどれだけ木がやられてしまうのか」。最も雪深くなる2月を迎え、農家は秋の収穫
14日のバレンタインデーを前に、青森県東北町の地域おこし協力隊員でパティシエの江村俊明さん(39)が11日、町内のシングルファミリーに手作りの生チョコレートをプレゼントした。自身もシングルファーザーの江村さんが、同じ境遇の人を応援したいと企画。10組の親子が同町産の生乳を使った生チョコを受け取り「食べるのがすごく楽しみ」と喜んでいた。江村さんは昨年4月、同町産生乳を使ったスイーツを開発し酪農振興につなげようと、地域おこし協力隊員に就任した。町内のイベントで、生乳を使ったチーズのピザやティラミス…