スパイ行為の疑いで中国当局に拘束されたアステラス社員の60代男性に対し、北京市第2中級人民法院(地裁に相当)は16日、3年6カ月の判決を言い渡した。日中関係筋が明らかにした。 男性は2023年3月、…
懲役と禁錮を一本化する拘禁刑が6月から導入された。刑罰の基準がこれまでの「懲らしめ」から「更生」へと軸足が移り、再犯防止が大きな課題の一つとなった。そもそも再犯に走ってしまう人たちは何を考え、罪とどう向き合っているのか――。窃盗を繰り返すある高齢男性を被告とした大阪地裁の刑事裁判を取材した。【岩崎
「香港政府の代理人弁護士の助手」を名乗る人物が刑務所に訪ねてきたのは2021年3月のことだった。 当時、暴動罪で拘禁刑4年の判決を受けて収監されていた梁柏添(29)は、その人物からA4サイズほどの封…
一部の物質が有害とされる有機フッ素化合物のPFASを流出させ、地下水を汚染させた罪などに問われた、当時の化学品メーカーの日本人3人を含む元幹部11人に対し、イタリアの裁判所は、26日、17年6か月から2年8か月の拘禁刑の判決を言い渡しました。
イタリア北東部ベネト州で三菱商事の現地の関係会社が工場から化学物質のPFAS(ピーファス)を流出させて広範囲に及ぶ地下水や河川の汚染を引き起こしたとして、同州ビチェンツァの地方裁判所は26日、問題の…