寄付金額に応じて所得税や住民税の一部が控除される「ふるさと納税」は、「ふるなび」や「さとふる」などのポータルサイトから申し込むことができますが、どの納税サイトを利用すればいいのかで迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ふるさと納税サイトとして人気の「ふるさとチョイス」「さとふる」「ふるなび」「ふるさと本舗」について、各サイトの特徴やメリット・デメリットを詳しくご紹介します。納税サイトの選び方で悩んでいる方は、参考にしてみてください。
目次
ふるさとチョイス
1-1.「ふるさとチョイス」のメリット
1-2.「ふるさとチョイス」のデメリット・注意点
さとふる
2-1.「さとふる」のメリット
2-2.「さとふる」のデメリット・注意点
ふるなび
3-1.「ふるなび」のメリット
3-2.「ふるなび」のデメリット・注意点
ふるさと本舗
4-1.「ふるさと本舗」のメリット
4-2.「ふるさと本舗」のデメリット・注意点
ふるさと納税サイトの選び方
5-1.ふるさと納税で自治体を応援したい場合
5-2.ポイント還元等が欲しい場合
5-3.様々な自治体や返礼品を比較検討したい場合
5-4.家電製品等を探している場合
5-5.返礼品を早くほしい場合
まとめ
1 ふるさとチョイス
「ふるさとチョイス」は株式会社トラストバンクによって運営されているふるさと納税サイトです。掲載され
...moreている自治体数は1,600超(2022年6月時点)、掲載返礼品は46万点以上(※JMRO調べ 調査概要:2022年9月期 指定領域の検証調査)に及びます。
ふるさとチョイスでは、会員登録すれば返礼品管理がしやすい「お気に入り登録」や「寄附履歴」などが使用できるほか、チャットでの質問も可能です。
支払い方法では約8割の自治体でクレジット決済が可能なほか、キャリア決済やコンビニ決済、銀行振込、郵便振替など、多様な決済方法が使えるので便利です。
また、全国各地の自治体が一同に会するリアルイベントも開催しており、地域の特産品の試食・試飲・販売なども行われています。
1-1 「ふるさとチョイス」のメリット
「ふるさとチョイス」は掲載自治体数や返礼品数において国内最大級の情報量を扱うサイトです。利用者はより多くの選択肢の中から応援したい自治体や返礼品を比較検討することができます。
また、「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクは、ふるさと納税制度の相談・体験・実食などが実際にできる「ふるさとチョイスCafé」なども運営しています。納税相談、セミナー、イベントや展示などが開催されているので、ふるさと納税についてわからないことがあれば直接尋ねることができます。
さらに、注文方法についてはネット以外に電話やFAXも利用できるなど、ネット注文が苦手な方でも利用しやすいのがメリットです。
1-2 「ふるさとチョイス」のデメリット・注意点
「ふるさとチョイス」にはポイント還元サービスはありません。その理由としてふるさとチョイスは「本来地域に残るべき寄付金が届かなくなってしまうため」と説明しており、ポイント還元やギフト券発行は行わない方針をとっています。
ふるさとチョイスのウェブサイトを見る
2 さとふる
「さとふる」は、ソフトバンクグループの株式会社さとふるが運営するふるさと納税サイトです。株式会社インテージが調査する「ふるさと納税に関するアンケート」では、利用率No.1、6年連続で会員登録率No.1、認知度No.1、および利用したいサイトNo.1に選ばれ、4部門でNo.1を獲得しています。(※2022年1月・株式会社インテージ調べ)
2022年10月末時点で登録自治体数は1,198でトップクラスとなっており、返礼品の種類も、肉、海産物・魚介類、米・パン、果物・フルーツ、野菜、酒・アルコール類、菓子・スイーツ、旅行券・チケットなど、多種多様な商品・サービス等が用意されています
申込方法も簡単で、控除額上限の確認もわかりやすいなど、サイトの使いやすさも特徴です。また、配送情報を確認できたり、質問すれば迅速に回答してくれたりするなど、サポート体制も充実しています。
2-1 「さとふる」のメリット
「さとふる」の返礼品掲載数はトップクラスで、地域の代表的な特産品から、他サイトには掲載されていないような商品・サービスを見つけることも可能です。
また、さとふるが返礼品の発送を請け負っているため、他サイトが1ヶ月~2ヶ月程度かかるものでも、1~2週間といった短期間で届く場合もあります。また、返礼品の配送管理も充実しており、発送日の連絡や発送状況の確認などが可能で、電話等のサポート体制も整っています。
さらに、利用者のレビュー数が多いのもメリットです。全体のレビュー数は数万件を超えており、人気の返礼品なら1,000以上のレビューが投稿されていることもあります。実際に返礼品を受け取った利用者の声を参考に選びたいという方は、さとふるの利用を検討すると良いでしょう。
2022年12月からは「PayPay商品券」もお礼品として提供が開始されています。取得した「PayPay商品券」は、自治体の地場産品の基準を満たした商品やサービスを提供する地域内の店舗・施設にて、寄付から180日後までの有効期限内で利用でき、訪問した寄付先自治体での飲食、アクティビティ、宿泊施設などの決済に活用できます。
寄付者は、「PayPay商品券」の受け取りから訪問先自治体での支払いまで「PayPay」上でスムーズに行うことができるため、お礼品の宿泊券などの持ち歩きが不要になります。事前に寄付をする必要がなく、その場で寄付し、利用できるため、観光や旅行で地域を訪れた際に気軽に利用することができます。従来のアクティビティ体験や宿泊ができるお礼品は活用先が限られていますが、例えば、栃木県日光市の場合、地域内の約550の店舗・施設で利用できるなど、地域内の多くのPayPay加盟店で使用できるため、幅広いシーンで利用できます。
また、さとふるでは下記のようにキャンペーンが複数開催されているので、利用前に一度チェックをしておきたいところです
キャンペーン名
応募期間
内容
ふるさと納税 2022年12月 【さとふるアプリ限定】メガさとふるの日キャンペーン
2022/12/1 ~ 2022/12/31
キャンペーン期間中にエントリーの上、さとふるアプリで寄付をいただくと、寄付金額に対して最大で7%(※)のさとふるマイポイントが必ずもらえます。※ゴールドマイステップの場合
2022年12月【さとふるアプリ限定】はじめてのさとふるキャンペーン
2022/12/1 ~ 2022/12/31
【さとふるではじめて寄付をする方限定】キャンペーン期間中にさとふるアプリで寄付を行い、かつPayPay残高またはPayPayあと払いでお支払いいただくと、寄付金額に対して最大4%のさとふるマイポイントをプレゼント。
さとふるで最大10%戻ってくるスーパーPayPayクーポンキャンペーン
2022/12/1 ~ 2022/12/31
【ソフトバンクスマホユーザー限定】キャンペーン期間中に、ソフトバンクスマートログイン設定及びYahoo! JAPAN IDでPayPayアカウント連携後、PayPayアプリにてクーポン獲得の上、さとふるでPayPay決済をご利用いただくと、決済金額に対して最大10%のPayPayポイントを付与します。
さとふるで最大5%戻ってくるPayPayクーポンキャンペーン
2022/12/1 ~ 2022/12/31
キャンペーン期間中に、PayPayアプリにて「さとふる」のクーポンを獲得の上、さとふるでPayPay決済をご利用いただくと、決済金額に対して最大5%のPayPayポイントを付与します。
対象店舗でPayPayでのお支払いなら抽選でペイペイジャンボ1等最大全額戻ってくる!
2022/10/17 9:00 ~ 2022/12/28 23:59
キャンペーン期間中、PayPay決済をご利用いただいた際に、抽選で1等最大全額PayPayポイントが付与されます。
2-2 「さとふる」のデメリット・注意点
さとふるには独自のポイント還元サービスはありません。なお、イオンカードやマルエツカードの会員向けには、条件に応じてポイントを還元するキャンペーンを行っていることがあります(※キャンペーン期間はそれぞれ異なります)。
さとふるのウェブサイトを見る
3 ふるなび
「ふるなび」は、東証プ...
南米ブラジルのルラ大統領は23日、訪問先の隣国アルゼンチンの首都ブエノスアイレスでフェルナンデス大統領と首脳会談し、共通通貨の創設に向けて協議することで一致した。貿易や金融取引での利用を想定し、他の南米諸国にも利用を促す考えとみられる。