県内は放射冷却現象の影響で31日、佐賀市川副町でマイナス5・1度を記録するなど各地で今季一番の冷え込みとなった。マイナス4・7度を記録した杵島郡白石町の縫ノ池では、冷えた空気が温かい池の水に触れて朝霧が発生した。霧は朝日に照らされ黄金色に輝き、訪れた写真愛好家が盛んにシャッターを押していた。 同池は40年以上も湧き水が枯れていたが、2001年に復活した。透き通った水は「金妙水」と呼ばれ、多くの人が水くみに訪れる。この日も近所の40代女性が「ここの水はひと味違う」と、ペットボトルを満たしていた。
青森県八戸市のフラット八戸で開催されている国民体育大会冬季大会スケート、アイスホッケー競技会のフィギュアスケート会場で取材していると、複数の選手から「寒い」という声を聞く。中には急きょ普段の衣装にはないものを身につける選手も。競技最終日の31日も八戸市内は最高気温が氷点下と予想されており、選手たち