佐賀市の白鳩幼稚園・保育園で16日、祖父母参観があり、園児が祖父母に手作りの反射材キーホルダーを贈り、夜間歩行中の交通事故に注意を呼びかけた。 交通事故防止を目的とする佐賀県の「SAGA BLUE PROJECT」の一環で、園児82人が動物の顔や、交通安全に関するメッセージを入れてキーホルダーを作った。 夜間歩行中に事故に遭う高齢者が後を絶たないため、2021年から実施している。
台風シーズンが続いている。8月に台風6号が九州に接近した際、佐賀県内では風雨が強まる前の早い段階から新幹線や在来線を運休したり、避難所を開設したりする動きが見られた。気象庁が台風の予想進路を表す「予報円」の精度を改善するなど、事前の備えを重視した対応が広がりつつある。(山本礼史) 台風6号は8月上旬、九州の西の海上を北上し、10日未明にかけて県内に接近した。JR九州は8日から進路予想に応じて九州内で段階的に九州新幹線や西九州新幹線、在来線などを計画運休した。
東洋経済新報社が全国812市区を対象にした「住みよさランキング2023」の子育てしやすい自治体で、嬉野市が全国9位(佐賀県内1位)に入った。人口当たりの病床数や生活費の安さなど指標化した同社独自の総合評価で、前年の17位から順位を上げた。嬉野市広報・広聴課は「子育て支援政策に力を入れていることが、いい結果につながっているのでは」と喜んでいる。 同ランキングは、医療体制や子どもの安心安全、生活のしやすさ、公園の充実度などを指標化して算出している。
1日の終わり、スマホに入れたあるアプリを見ることが習慣付いた。佐賀県が配信している歩数管理できる「SAGATOCO(サガトコ)」だ。歩数計の役割だけでなく、同僚と歩数を競うことや、特産品の懸賞に応募できるポイントをためられることも、ゲーム感覚で楽しい。 今年8月に北海道であった全国高校総体を取材した約10日間は、公共交通機関の利用が多く、駅から会場まで歩いたり、会場内を動き回ることで毎日1万五千歩、多い日は2万歩を超える距離を歩いた。
家畜排せつ物から良質な堆肥を作るための制御装置を、佐賀県畜産試験場が開発した。堆肥の温度をセンサーで測り、堆肥内部を高温に保つことができるように適正な量の空気を自動で送る仕組みになっている。気温が低い冬場でも質の良い堆肥作りに役立つという。特許を出願している。 高品質の堆肥を作るには、60度以上の高温で十分に発酵していることが求められる。堆肥を高温に保つための装置として堆肥の下から空気を送るブロアーがある。