「主力の鉄道事業は安全を最優先に投資を継続し、非鉄道事業は今後10年間で収益と利益を2倍にしていく」─。2024年に東証プライム上場を果たし、株主総会での株主からの意見や期待の声、社員持株会を通じた社員の士気向上など社内に良い変化が起こって・・・
アパート経営において、本格的に収益規模を拡大させるためには2棟目の取得が重要なステップとなります。事業の収益基盤を盤石なものにできるからです。しかし、同時にリスクも拡大するため、「2棟目の壁」と言われることもあります。
この壁を突破するために不可欠なのが、金融機関から高い評価を得ることです。そのために求められる財務戦略と、投資家としての実績づくりについて解説します。
目次
「2棟目の壁」と言われる理由
1-1.借入額が増える
1-2.管理業務の負担が増える
1-3.リスクが拡大する
「融資がつく」投資家になるための財務戦略
2-1.安定した財務状況を維持する
2-2.明確な事業計画書を用意する
2-3.金融機関と良好な関係を築く
「融資がつく」投資家になるための実績づくり
3-1.効果的な空室対策を行う
3-2.適切な管理および修繕工事を行う
2棟目の壁を突破するために避けたいこと
4-1.信用情報の悪化につながること
4-2.ハイリスクな経営をすること
まとめ
1 「2棟目の壁」と言われる理由
アパート経営において「2棟目の壁」が存在するのには、いくつかの理由があります。財務あるいは運営におけるリスクが、1棟目の運用時よりも拡大するためです。具体的な要因について詳述します。
1-1 借入額が増える
アパートを購入する際は、金融機関から融資を受けることが一般的です。しかし、2棟
...more目を購入する際に1棟目のローン残債がある場合、金融機関の審査はより慎重になることが想定されます。総借入額が増加するため、より厳密に返済能力を見極める必要があるからです。当然ながら、物件の収益性や申込者の属性に対する評価基準は厳しくなります。
1-2 管理業務の負担が増える
物件数および部屋数が増えれば家賃収入は増加しますが、一方で管理にかかる手間や時間は不可避的に増大します。管理会社に委託する場合であっても、最終的な判断や監督責任はオーナーが担うことになります。業務量の増加により経営判断を誤ったり、管理能力が追いつかなくなる事態も懸念されます。
1-3 リスクが拡大する
さらに留意すべき点は、物件数が増えることで管理費や修繕費、固定資産税などのランニングコストも増大することです。大規模な修繕が必要になる時期が重なったり、複数の部屋が同時に空室になったりする可能性も否定できません。このような場合、キャッシュフローが急激に悪化するリスクがあります。
このように、事業規模の拡大に伴いリスクも増大するため、2棟目は融資のハードルが上がってしまうのです。
2 「融資がつく」投資家になるための財務戦略
アパート経営において「2棟目は難しい」と称されますが、適切な対策を講じれば融資を受けることは可能です。その鍵は、融資元の金融機関からの信用度の高さにあります。ポイントは「健全な財務状況」「明確な事業・資金計画」「金融機関との良好な関係」の3つです。具体的に見ていきましょう。
2-1 安定した財務状況を維持する
融資審査において、金融機関は「返済能力の有無」を判断します。そのため、安定した財務状況の維持が欠かせません。中でも特に重視されるのは、決算内容やキャッシュフロー、自己資本比率などの指標です。
黒字決算の維持
借入金を返済していく能力があるかを見極める上で、決算内容は極めて重要です。赤字決算であれば、返済原資が不足しており貸倒れのリスクが高いと判断されます。反対に黒字であれば、返済能力があることの明確な証左となります。自己資本比率の向上や健全なキャッシュフローの維持につながり、財務の安定性を示せれば、将来の事業拡大や投資に対する評価も高まります。
金融機関によって基準は異なりますが、理想としては3期連続、最低でも2期連続の黒字決算を目指すべきです。空室は赤字決算の主要因となるため、早期に入居者を確保するよう対策を講じることが肝要です。
自己資本比率の向上
自己資本比率とは、返済義務のない自己資本が総資本のうちどれだけあるかを示す指標です。自己資本比率が高いと財務基盤が安定しており、破綻リスクが低いと判断されます。目先の返済に追われず将来への投資もしやすいことから、設備投資などに充当できる自己資金が増え、経営の自由度が高まります。また経営危機時のレジリエンス(回復力)も強いため、金融機関からの信用力が高まり、融資を獲得しやすくなります。
自己資本比率は「自己資本÷総資本(総資産)× 100(%)」の計算式で求められ、貸借対照表から純資産の合計額と総資産の合計額(または負債と純資産の合計額)を読み取って算出します。一般企業で言えば自己資本比率30%以上が安定企業、50%以上が優良企業と評価されます。不動産投資において融資を得るには10%が最低ラインであり、30%以上が望ましい水準です。
キャッシュフローの管理
キャッシュフローとは資金の流出入を指し、実際に手元に残る現金の流れを表します。キャッシュフローの状態を正確に把握することは、財務健全性を評価する際に重要です。
キャッシュフローが良い状態とは、支出よりも収入(利益)が多い状態です。資金ショートを防ぐことができるだけでなく、新たな投資がしやすい状態と捉えられます。反対にキャッシュフローが悪い状態とは、流出する資金が多いことを意味します。手元資金が少ないと資金繰りに懸念があると見なされ、融資を受けることは困難になります。
キャッシュフローを改善するには売上高を増やすことが最優先事項であるため、空室がある場合は早期に入居者を確保する必要があります。また管理委託費や火災保険料、ローン返済金利などの固定費を削減できるよう、定期的な見直しを行うことも重要です。
適切な自己資金の準備
新規物件を購入するために必要な自己資金を確保しておくことも不可欠です。自己資金があるということは、「1棟目が黒字決算になっている」「自己資本比率を高い状態で維持している」「キャッシュフローの管理を徹底的に行っている」といった背景の証明となり、金融機関の評価も高くなります。
アパートを購入する際は、融資希望額の2割程度が自己資金の目安とされています。当然、それ以上の自己資金を用意している場合は評価が高く、融資審査において有利に働きます。
2-2 明確な事業計画書を用意する
融資を申し込む際、金融機関は融資した資金がどのように使われ、どのように返済されるかを厳格に審査します。そのために必要なのが、所要資金とその調達方法、収益シミュレーションなどが具体的に記載された事業計画書です。
アパート経営の場合、テンプレートや金融機関が提供する様式を活用したり、不動産会社が代行して作成するケースが大半です。ただし、最終的な責任は申込者が負う上、事業計画書に記載した内容をもとに金融機関と面談を行うことになります。1棟目の融資獲得時に経験済みであっても、2棟目はオーナーとしての実力や実績も問われるため、より慎重かつ緻密に準備することが求められます。
2-3 金融機関と良好な関係を築く
融資を受ける場合、その後数十年にわたり返済が続くため、金融機関と良好な関係を築いておくことは次なる融資にとって極めて重要です。
返済期間中は定期的に決算書などの書類提出が求められますが、約束を厳守することはもちろん、定期的に訪問して経営状況を相談することも関係構築には有効です。その際、空室や大規模修繕の状況などマイナス面の情報も包み隠さず報告すべきです。「管理を適切に行っている」「経営状況を正確に把握している」という印象を与えることができ、有事の際にも親身に相談に応じてもらいやすくなります。
3 「融資がつく」投資家になるための実績づくり
前述の通り、融資を受けるためには安定した財務状態の維持が重要です。一方で、物件オーナーとして運用に関する実績を適切に積み上げることも不可欠です。代表的な2つの要素について解説します。
3-1 効果的な空室対策を行う
アパート経営において最大のリスクは空室です。収益状態を悪化させるだけでなく、空室が長期化すればアパート経営そのものを断念せざるを得ない事態を招くからです。そこで重要となるのが、適切な空室対策を行い、短期間で入居者を確保できる手腕です。
空室対策には、入居者ターゲットに応じた設備の導入や家賃設定、さらには適切なリフォーム、工夫を凝らした入居者募集などがあります。これらを丁寧に行い、可能な限り短期間で空室状態から脱却できるかが問われます。
管理会社任せにせず、オーナー自身が主体的に効果的な空室対策を行った結果、空室率を低く抑えることができていれば、経営者としての高い評価につな...
高市早苗首相が19日、通常国会冒頭の23日に衆議院の解散する意向を表明した。「経済対策最優先」「解散について考える暇はない」と主張してきたが、円安や物価高の終わりが見えない中で、総選挙は行われること…
「経済対策最優先」は何だったのか――。高市早苗首相が19日夕、衆院解散を正式表明する。政治家たちが衆院選に掛かり切りになるため、今後3週間余りは政治空白が生まれることになる。物価高などに苦しむ有権者たちの目に、この解散はどう映るのか。
韓国で旧統一教会の韓鶴子総裁が逮捕され、捜査過程で日本支部から同総裁に宛てた3200ページにもわたる「TM特別報告」が発見されました。そこには自民党有力政治家の名前が多数記載され、同教会が日本の政治権力に入り込んできた様子が克明に描写されているとされます。高市首相が突如1月解散を検討し始めた背景には、この問題があることは明らかです。メルマガ『グーグル日本法人元社長 辻野晃一郎のアタマの中』では著者の辻野さんが、旧統一教会問題に決着を付けることなしには日本の政治を立て直すことはできないと警鐘を鳴らしています。※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです:再燃する旧統一教会問題について
週刊文春が報じた「自民党と統一教会」の癒着
韓国では旧統一教会の韓鶴子(ハンハクチャ)総裁が逮捕され、先日死刑が求刑された尹錫悦(ユンソンニョル)前大統領や同政権への政界工作に関する捜査が進んでいます。その捜査過程で、日本支部から同総裁に宛てた「TM(True Mother)特別報告」という3200ページにもわたる文書が見つかり、その全文を入手したとして『週刊文春』がスクープ記事を出しました。
そこには、2021年の岸田文雄政権下での総選挙において、同教会が自民党候補だけで290名を支援したと記載されているだけでなく、安倍晋三元首相や岸田文雄元首相、高市早苗現首相、萩生田光一氏など、自民党有
...more力政治家の名前が多数記載されており、同教会が日本の政治権力に入り込んできた様子が克明に描写されているとされます。
安倍氏の名前は547回、岸田氏が116回、萩生田氏が68回、高市氏が32回も言及されており、山際大志郎氏、岸信夫氏、牧島かれん氏、長島昭久氏等の名前も出てくるそうです。長島氏は元信者で合同結婚式を挙げていながら、自民党の調査ではその事実を隠していたことも判明しています。
旧統一教会問題関連では、この問題が発覚してからこれまで多数の投稿を行ってきましたが、今回の本件再燃にあたって、あらためて以下の投稿を行いました。
ベネズエラ問題についてはメディアも国会議員も評論家も大騒ぎだが、反日カルト集団旧統一教会の捜査が本国の韓国で進み、2021年岸田政権下の総選挙では自民党議員290名が彼らの支援を受けていたとの内部資料が出てきたという自国の大問題については今のところほぼ無風状態なのが摩訶不思議です。
— 辻野 晃一郎 (@ktsujino) January 5, 2026
萩生田光一氏のこれまでの釈明はすべてウソであったことが韓国当局の捜査であらためて明らかに。裏金についての釈明も同じだろう。国会議員としての彼の命運がこれで尽きることを願う。 https://t.co/Ok5sYS9Mt5
— 辻野 晃一郎 (@ktsujino) January 8, 2026
また、前号の「今週のメインコラム」での年頭所感の中では、以下のように書きました。
「高市内閣がいつ解散するのか、ということも今年の日本の政治を左右する大きなテーマだと思います。巷では、支持率が高いうちに解散するのではないかということで、今月の通常国会開始のタイミングの可能性が一時取り沙汰されていましたが、その可能性は消えたようです。今のところ、解散の可能性が最も高いとされているのは、国会会期末の6月とされますが、上記の旧統一教会問題を始め、コメ高騰を含むインフレの動向、中国問題の成り行き、3月訪米も検討されているトランプ政権との関係、林芳正総務大臣のスキャンダルなど、解散の行方を左右する変動要因は盛りだくさんです」
ここでは、「通常国会開始のタイミングでの解散の可能性は消えたようだ」と書きましたが、「解散の行方を左右する変動要因は盛りだくさん」とも書きました。
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突然浮上した「1月解散」。高市首相が“急ぐ”真の理由
すると早速、先週9日の23時に、読売新聞がオンラインで、「高市首相が衆院解散を検討、23日通常国会の冒頭に…2月上中旬に投開票の公算」と報じ、1月解散の可能性が突如再浮上して大騒ぎになりました。解散の話は、麻生副総裁や鈴木幹事長にも事前の相談がなかったということもあり、さまざまな憶測を呼びましたが、14日、鈴木幹事長と維新の吉村代表がぶら下がり会見を行い、高市氏から、国会開催冒頭で解散する意向を伝えられたことを明らかにしました。解散の理由についての高市氏自身からの説明は、週明けの19日に行われるそうです。
しかしながら、急転直下したこの1月解散に大義などあろうはずもなく、自己都合を最優先した極めて身勝手な解散と言わざるを得ません。おまけに、今や政権与党である維新もこれに悪乗りして、代表の吉村大阪府知事は、大阪市の横山市長(同党副代表)と共に辞職して知事・市長の出直し選を行い、既に2度の住民投票で否決されて3度目はないと公言していた大阪都構想(副首都構想)の是非を再度問うそうです。このような無責任極まりない身勝手な人たちが、今や政権与党として国家運営を担っていることに、今更ながら背筋が寒くなる思いです。
「物価高対策を優先して当面解散は考えていない」と明言していた高市氏が突然態度を変えた背景には、解散を左右する変動要因として先に列挙した日中関係のさらなる悪化や、スクープされた旧統一教会問題があることは明らかです。さらに高市氏を巡っては、政治資金規正法の上限を超える企業献金を受けていた問題や、天理教系企業からの高額な迂回献金疑惑も浮上しています。旧統一教会問題については、「TM特別報告」の解析が進められており、週刊文春も第2弾、第3弾の記事を出してくるでしょう。高市氏としては、触れられたくないこれらの問題に関する国会論戦を避け、支持率が高いうちに解散した方が得策という判断に急遽傾いたことはほぼ間違いないと思いますし、自民党が実施した情勢調査の結果もその判断を後押ししたようです。
安倍政権時代に、影の総理と呼ばれていた今井尚哉氏が、高市氏に請われて内閣官房参与として政権中枢に戻っていますが、今週、経産省OBで今でも政界や官界に太いパイプを持つ知人と食事をし、内情をいろいろと教えてもらいました。彼によると、巷で言われている通り、今井氏が早期解散を高市氏に強く進言していたことは間違いないそうで、麻生外しの思惑もあるとのことです。
それにしても、よく「解散は総理の専権事項」などと言われ、7条解散とも呼ばれますが、日本国憲法には、69条も含めて、解散権の所在や行使の要件について決定的な条文はありません。時の内閣や総理の都合で解散権を自由に行使できるとすれば、まさに制度上の欠陥以外の何物でもないとも言え、この点に関しては、身勝手な解散を封じるための憲法改正が必要でしょう。
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決着を付けるべき重大問題と萩生田光一氏の重大な役割
それらはさておき、ここでは、先のXへの投稿に戻り、その理由を述べたいと思います。私は、旧統一教会問題に関して決着を付けること無しには、日本の政治を立て直すことなどできないと考えています。そのため、韓国当局の捜査がきっかけとなって、半ば忘れかけられていたこの問題が再燃しつつあることを大いに歓迎しています。
旧統一教会を批判すると、必ず「宗教弾圧」とか「信教の自由」という反発が返ってきます。しかし旧統一教会というのは、宗教を隠れ蓑にした、反日を教義とする外国の反社会的勢力であり、日本の信者から巨額の金銭を収奪した詐欺集団です。韓国の李在明(イジェミョン)大統領も、「新天地(新天地イエス教証しの幕屋聖殿)と旧統一教会が韓国社会に及ぼす害悪をあまりにも長く放置していたため弊害がきわめて大きい」と述べています。そのような外国勢力が、日本の政権与党に深く入り込んで、日本の政治に大きな影響を与えてきたのではないかという重大な疑義があるわけですが、何故か日本では当局の追及が甘く、この問題がうやむやにされてきたことに強い危機意識を持ち続けてきました。
「TM特別報告」の中には、「安倍首相(当時)がお母様(韓鶴子)にひれ伏して拝するように」というような記述や、「高市氏の後援会と我々は密接な関係にある」「高市氏が自民党総裁になることが天の最大の願いである」というような記述の存在が確認されています。
特に萩生田光一氏については、自民党議員と同教会を結び付ける上で重要な役割を果たしてきたことが記されており、「常に連絡を取り合う関係です」「我々と安倍首相との面談を一貫して主導してくれた人物」などと記載されていて、菅義偉内...