佐賀藩が挑戦した反射炉を紹介する企画展「佐賀藩と鉄」が開かれている。佐賀市の多布施反射炉から昨年発掘された遺物も初めて公開し、現代日本のものづくりにつながる軌跡を示す。 佐賀藩は長崎警備で海外列強の脅威を肌で感じ、蒸気船からの攻撃に対する防御策として、反射炉で大砲をつくった。1850年から13回の失敗を繰り返し、52年に成功して以降、59年ごろまで130以上の大砲を製作している。 築地反射炉、次に多布施反射炉をつくった。どちらにも、炭素の含有量を調整するこしき炉が併設されている。
横山大観記念館(東京都台東区)では、2025年12月21日(日)まで、企画展「水の情景 ― 大観の描く海・川」を開催中です。
富士山の画家として広く知られる横山大観ですが、その画業は多岐にわたり、花鳥画や風景画など多彩な作品を残しています。本展ではその中でも特に、大観が生涯を通して追究した“水”の表現に焦点をあてました。 大観は、水面に映り込む光、波の揺らぎ、流れのリズムなどを独自の筆致で描き出し、繊細かつ雄大な水の世界を構築しました。本展では、そうした水の情景を中心とした作品を通して、大観の創造力と技法の幅広さをご覧いただけます。
●横山大観記念館ならではの秘蔵の所蔵作品を公開
横山大観記念館が所蔵する「海」や「川」をテーマとする作品群からは、大観の制作過程や独自の手法を読み解くことができます。画家本人が暮らし、制作した邸宅とアトリエ空間ならではの臨場感のなかで、大観の息遣いを感じながら作品をお楽しみください。
横山大観《月見布袋》館内
布袋は七福神のひとりで、 金運、家庭円満、健康などのご利益をもたらす神様として広く信仰されています。 本作では、満月と、それを水に浮かべた船でくつろぎながら愛でる布袋が描かれています。月と布袋の間には漠然とした空間が広がり、淡い地塗りがほどこされています。これが観る者に想
...more像の余地を与えると同時に、空気、光の存在を表しており、「朦朧体」と呼ばれた表現の試みとみることができます。ガラスケースなしの床の間でぜひじっくりとご鑑賞ください。
●大観最後の絵巻「四時山水」
横山大観《四時山水》部分
横山大観最後の絵巻物《四時山水》は日本美術院創立50周年を記念して制作されました。全長27メートルに及ぶ大作には、朝日の山から月の海辺まで、日本の名勝地と共に、春夏秋冬の自然美が描かれています。本展示では、晩夏の嵯峨野の竹林から秋の保津川の紅葉部分を公開しています。
【開催概要】
◎企画展 「水の情景 ― 大観の描く海・川」
◎会 期 2025年10月16日(木)~2025年12月21日(日)
◎休館日 月・火・水
◎会 場 横山大観記念館
◎所在地 東京都台東区池之端1-4-24
◎開館時間 10:00~16:00(入館は閉館30分前迄)12月21日は15:00閉館
◎入館料 一般800円、中高生650円、小学生300円 障がい者割引あり
※詳細はホームページでご確認ください。
(https://taikan.tokyo)
●次回企画展 開館50周年記念「霊峰の美ー大観が描く富士」
2026年1月8日(木)~2026年3月29日(日)
歌舞伎座の第一緞帳《霊峰飛鶴》の原画等、
大観の富士山作品を大公開
横山大観《霊峰飛鶴》
北九州市小倉北区城内の松本清張記念館で、戦後80年特別企画展「軍都の風景と占領の影 松本清張の戦前・戦後」が開かれている。松本清張(1909~92年)を軸に、小倉ゆかりの森鷗外(1862~1922年)や山口市出身の詩人、中原中也(07~37年)といった文学者と軍都の接点などを紹介し、文学作品を通し
K-ブランドの「Qoo10出店止まり」課題を解決。韓国企業向け、日本市場での「ステディセラー化」支援プログラム開始韓国企業の日本進出支援を専門とする株式会社プロジェクトシックス(本社:韓国ソウル市、代表取締役:ハン・サンウ)の日本におけるビジネスパートナーである株式会社ウィービングは、2025年11月13日(木)より、同社が韓国の消費財(K-コスメ、K-フード)企業に特化した、日本進出トータルサポートプログラム「NEW BOOST PROGRAM」の提供を開始することをお知らせします。■ 背景:K-ブランドの「出店止まり」という社会課題 今回のプログラム開始の背景には、日本市場におけるK-コスメ(韓国コスメ)やK-フード(韓国食品)への継続的な高い関心があります。特に「Qoo10(キューテン) Japan」は、多くの韓国ブランドにとって日本進出の登竜門となっています。しかし、出店はしたものの、「日本市場や顧客への深い理解に基づいた戦略の欠如」や「複雑な物流・販売プロセスの構築」につまずき、認知度向上や売上拡大に至らず**「出店しただけ」の状態で停滞してしまうケース**が少なくありません。弊社は、こうした「戦略なき進出」による機会損失を防ぎ、優れた韓国ブランドを日本の消費者に届け、**「長く愛されるステディセラー」**として定着させるための戦略的かつ体系的なサポートが必要であると考え
...more、本プログラムの開発に至りました。■ 新プログラム「NEW BOOST PROGRAM」の概要 「NEW BOOST PROGRAM」は、韓国ブランドの日本市場進出において、「単なる運営代行」ではなく、ブランドの成功的な定着を目的とした戦略的かつ体系的なサポートを提供する点に最大の特長があります。特に「Qoo10 Japan」での成功を足掛かりとした市場拡大を目指し、ブランドの立ち上げから成長までを一気通貫で支援します。【プログラムの主な特徴】「売る前」の徹底した戦略構築(MD事前協議): 日本進出が未定の段階から、Qoo10 MDとの事前協議や日本市場の綿密な分析に基づき、ブランドのポジショニング戦略、主力商品の選定、最適な物流・輸出プロセスの構築までを設計します。認知度と売上を両立するチャネル運営・広告戦略: ブランドの公式販売チャネル構築はもちろん、Qoo10内の「メガ割」など大型プロモーションや常設企画展の運営、チャンネル広告システムの最適化まで、認知度と実販売(実売)を同時に最大化します。「ステディセラー化」を目指す継続的サポート: 単発的な施策に留まらず、月次・四半期・年間の詳細な販売戦略を立案・実行し、日本市場で長く愛されるブランドへと成長できるよう、実行部隊として伴走します。■ 今後の展望 株式会社プロジェクトシックスは、「NEW BOOST PROGRAM」の提供を通じて、2026年までに韓国の有望な中小企業30ブランドの日本市場における安定的定着(ステディセラー化)を支援することを目標としています。今後は、Qoo10での成功を基盤としたオフラインチャネルへの展開支援なども視野に入れ、日本市場への進出を希望する韓国企業と、優れた韓国ブランドを求める日本市場との架け橋となるべく、サービスの拡充に努めてまいります。配信元企業:株式会社ウィービングプレスリリース詳細へドリームニューストップへ
江戸時代に優れた洋学者を輩出し、自治体名に「津」の文字がある共通点で津山市と「三津(さんしん)同盟」を結んでいる島根県津和野町の洋学の...