第46回全国少年少女囲碁大会青森県予選(日本棋院県本部、東奥日報社、東奥日報文化財団主催)中学生の部で準優勝し全国大会に出場する、小中一貫三戸学園三戸中学校1年の平稜太さん(12)が8日、三戸町役場を訪れ、沼沢修二町長に大舞台での健闘を誓った。小学2年から囲碁を始めたという平さんは、同町の小山田孝兆(よしかず)さん(77)から指導を受け、力を付けてきた。6月1日に青森市で開かれた県予選では、中学生3人によるリーグ戦を戦い、平さんは1勝1敗で準優勝した。この日、小山田さんと共に町役場を訪れた平さ…
○…佐賀学園で1年生ながら2番、二塁手を担う西村綱騎が上級生らの期待に応えた。守備を堅実にこなし、攻撃では勝機を引き寄せる逆転の2点二塁打を放った。 1-2で迎えた七回表1死満塁の好機。西村は打順を待つ3番の杉山幹汰主将から「頼むわ」と声をかけられ、意気込んで打席に向かった。 1-1からの3球目、鮮やかに左越えに二塁打を放ち、2点を追加。杉山の犠飛や5番河端の内野安打でさらに2点が加わり、西村が生還するとベンチは拍手で迎えた。 1年生の西村にとって初めての夏の大舞台。
○…昨年の王者・有田工が危なげない試合運びを見せた。完封劇の立役者となったのは、2年生ながらエースナンバーを背負う田中來空。九回途中まで122球を投げ、被安打6、四死球なしの好内容だった。 田中は昨年、甲子園のマウンドを経験。「一球一球の大切さを痛感した」と振り返る。この1年間で体重を約10キロ増やし、下半身を強化することで球速も伸びた。さらに昨年は国スポの大舞台も経験し、「ピンチの場面で弱気になる課題も徐々に克服できている」と話す。
今季、急成長中の21歳は、レースを終えると「やっと終わった!」と大きく息をついた。7月5日に行われた陸上・日本選手権の女子400m決勝。自身初出場となった大舞台を終えた日体大3年のフロレス・アリエは、いつもと変わらない天真爛漫さでミックスゾーンに現れた。自己ベストから遅れること、約1.5秒。「優勝候補の大本命」と言われながらの3位という結果は、傍から見れば不完全燃焼にも見える。だが、意外にも本人はあっけらかんとしていた。
8月に開催されるインターハイに向けた各地区の予選が幕を閉じ、あとは大舞台を残すのみとなった。こと長距離種目に関して言えば、各校ともに秋以降の駅伝シーズンに向けた試金石という形になる。そんな中に、従来のアフリカ系留学生とは少し違った形で日本にやってきた青年がいる。彼が日本の「駅伝強豪校」に進学した理由は一体何なのだろうか?