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「怒ってるの?」特に機嫌が悪いわけではないのにそう聞かれて、戸惑った経験はないでしょうか。
あるいは、逆にいつも無表情の人に対して、何考えてるのかわからなくて声を掛けづらいと感じたことがあるかもしれません。
これは私たちが日常のコミュニケーションにおいて、自然と表情を手がかりにしていることを意味しており、表情が上手く読み取れないと相手が何を考えているのかよくわからなかったり、相手の感情を誤解してしまう可能性が高いことを示唆しています。
そして自閉スペクトラム症(ASD)の人々が他者とのコミュニケーションに困難を抱える原因についても、彼らが「感情を表情から読み取る能力が欠如(障害)」しているためではないか、と一般的に考えられてきました。
しかし、英国のバーミンガム大学(University of Birmingham)の研究チームが発表した新たな報告は、この考え方に疑問を投げかけています。
同大学のコナー・キーティング博士(Dr. Connor Keating、現在はオックスフォード大学所属)とジェニファー・クック教授(Professor Jennifer Cook)らによる研究チームは、ASDの人とそうでない人の顔の微細な動きを解析しました。
その結果、両者の間にのは、同じ感情(怒り・喜び・悲しみ)でも表情の作り方に違いがあることが示されたのです。
研究者はこの結果について、ASD
...moreがコミュニケーションに難を抱える原因は、ASDの感情を読み取る能力に問題があるわけではなく、表情という感情の表現スタイルに根本的な違いがあるために、お互いに感情が上手く読み取れない状態になっている可能性があると述べています。
この事実は、これまでASD側だけの問題とされていたコミュニケーションのズレが、ASDと非ASD双方に問題があって起きていた可能性を示唆しています。
この研究の詳細は、2026年1月付けで科学雑誌『Autism Research』に掲載されています。
目次
「自分の動き」を基準に相手を見てしまう「目が笑ってない」表情で起きる感情のすれ違い
「自分の動き」を基準に相手を見てしまう
長年、ASDの人々は、他者の表情から感情を読み取ることが苦手であるとされてきました。 そのため、コミュニケーションの問題は、ASD側の「障害」として説明されることが一般的でした。
しかし、研究チームはこれを「判断基準の違い」によるものではないかと仮説を立てました。
研究チームは、この違いを「歩く速さ」に例えて説明しています。 普段から歩くのが速い人は、他人が速歩きをしていても違和感を持ちません。 しかし、普段歩くのがゆっくりな人が速歩きの人を見ると、「急いでいる」あるいは「怒っている」といった印象を抱きやすくなります。 つまり、人は無意識のうちに「自分の動き」を基準にして、他人の状態を判断する傾向があります。
研究チームは、ASDの人とそうでない人(定型発達者)の間でも、これと同じことが起きていると考えました。 お互いが「自分の表情の動き」を基準にして相手を見ているため、動きのパターンが違う相手に対して「怒っている」「不自然だ」と異なる解釈をしてしまっている可能性があるのではないか、というのです。
この仮説を検証するために、研究チームは詳細なデータ収集を行いました。
研究には25名のASDの成人と、26名の定型発達の成人が参加しました。
参加者の人数自体は少なく感じるかもしれませんが、収集されたデータの質は非常に高いものです。
研究チームは、映画やゲームの制作でも使われている最新のフェイシャル・モーションキャプチャー(Facial Motion Capture)技術を使用し、参加者が作った合計約5000もの表情を記録しました。これにより顔の筋肉の細かな動きやタイミングの違いまで、徹底的に解析し比較することが可能になったのです。
さらに、この研究では「公平さ」を保つための重要な工夫が施されました。
私たちの顔の形や骨格は、一人ひとり異なります。
もしかすると、表情の動きそのものではなく、生まれつきの「顔の作り」の違いが、表情の読み取りにくさに影響しているかもしれません。
そこで研究チームは、記録した参加者全員の表情の動きを、コンピュータ上で標準的な「3Dアバター」の顔に移植しました。
こうすることで、個人の顔立ちの影響を完全に取り除き、純粋に「どのように顔の筋肉を動かしているか」だけを比較できるようにしたのです。
「目が笑ってない」表情で起きる感情のすれ違い
膨大なデータを解析した結果、両グループは同じ感情であっても、顔のどの部分を重点的に動かすかという「傾向」に、明確な違いが確認されました。
最も顕著な違いが見られたのは「怒り」の表情です。
定型発達の人が怒りを表現する場合、眉の動きが中心的な役割を果たしていました。
一方で、ASDの人は眉の動きが少なく、その代わりに「口元」を動かすことで怒りを表現する傾向がありました。
つまり、定型発達の人が相手の目元(眉)に注目して怒りのサインを探そうとすると、ASDの人が発している口元のサインを見逃してしまう可能性があるのです。
「喜び」の表情においても、興味深い違いが見つかりました。
一般的に、定型発達者の自然な笑顔は、口角が上がると同時に、目の周りの筋肉も動く(目が笑っている)ことが特徴とされています。
しかし、ASDの人の笑顔は、定型発達の人に比べて口角の動きが控えめで、目元の動きも少ない傾向がありました。
これは定型発達者から見ると笑顔が控えめで、目が笑っていない、あまり喜んでいないと受け取られる可能性がありそうですが、これがASDの人の自然な喜びの表現パターンであることを示唆しています。
また、「悲しみ」の表情では人は「へ」の字口を作ろうとしますが、 定型発達者はこのとき「口角を下げる」傾向があるのに対し、ASDの人は上唇を引き上げる独特な動きで「へ」の字を作る傾向がありました。
表情のヒートマップ/Credit: Keating et al., Autism Research (2026),CC BY 4.0
このように、ASDの人々の表情は、定型発達の人々とは「使用する筋肉」や「表現の力点」が異なっており、 研究チームはこのパターンの違いこそがお互いの感情を読み違えてしまう大きな要因の可能性があると考えています。
さらにこの研究は、もう一つ重要な発見をしています。 それは「アレキシサイミア(Alexithymia)」と呼ばれる、自分の感情を認識したり言葉にしたりするのが苦手な特性についてです。
これまでの研究では、ASDの人の表情は「曖昧で、感情の区別がつきにくい(だから能力が低い)」と言われることがありました。 しかし今回の解析で、表情が曖昧になってしまう(怒っているのに笑顔が混ざるなど)原因は、ASDそのものではなく、併発している「アレキシサイミア」にあることが突き止められました 。
この結果が意味することは重要です。 「アレキシサイミア」を持つ人は、ASDか定型発達かに関わらず、表情の区別が曖昧になります。 しかし、アレキシサイミアを持たないASDの人の表情は、決して曖昧ではありませんでした。 彼らは明確な表情を作っていましたが、それは定型発達者とは異なる独自のパターンで作られていたのです 。
つまり、「表情が上手く作れない」のはアレキシサイミアによる影響ですが、これはASDであるかは関係なく定型発達者でも起きる問題であり、ASDの影響で起きていたのは「表情が定型発達者とは違う」ということだったのです。
この2つの違いが今回の研究で区別して示されたのです。
これらの結果から、研究チームは「コミュニケーションの課題は一方的なものではない」と結論づけています。
ASDの人がコミュニケーションを取ることが難しい背景は「表情パターンの作り方の違い」に原因があり、これはASD側だけの問題ではなく、定型発達者もまた、ASDの人の表情を正しく読み取れていない「双方向の問題」の可能性があるのです。
これは私たちが他人の表情を読み取るとき、無意識に「自分と同じルールで相手も動いているはずだ」という思い込みから生じる問題なのです。
研究を率いたクック教授は、この現象を「お互いに異なる言語(different languages)を話しているようなものだ」と表現しています。
今回の実験は「意図的に作った表情」を対象にしており、日常生活における「自然な表情」でも同じことが言えるのかは今後の課題です。
それでも、表情という「言葉」の違いを理解し、お...
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