今月1日、北海道美深町のJR宗谷線で、除雪のために走行していたラッセル車の運転士が線路上に高さ50センチほどの雪の塊があることに気付き急停止しました。JR北海道は何者かが撮影のため置いた可能性があるとみて警察に相談したということで、「非常に危険な行為のため絶対にやめてほしい」と呼びかけています。
SMAS(住友三井オートサービス株式会社、本社:東京都新宿区 代表取締役社長:佐藤 計)は、熊本市が実施する自動運転バスの運行実証に参画します。本事業は、熊本市から委託を受けた自動運転技術の実証・運用を手掛けるBOLDLY株式会社を中心に、株式会社TaKuRoo、株式会社ティアフォー、住友商事、およびSMASが連携し、技術提供や運営支援に取り組みます。本実証は、2025年2月より熊本市内で実施されます。(車体ラッピングイメージ)実証の背景熊本市では、運転士不足による路線バスの減便・廃止や、自家用車利用者の割合増加に伴う交通渋滞といった課題を抱えています。これらの課題解決に向けて熊本市は、日本政府が推進する「自動運転社会実装推進事業」の一環として、自動運転バスの実証実験を行います。本実証では、安全性の確認や周辺交通への影響を検証し、自動運転の社会受容性向上に向けた取り組みを進めていきます。実証の概要2025年2月10日(注1)から、熊本駅および熊本城周辺を周回するバス「しろめぐりん」の一部ルートにおいて、自動運転バスの無償運行を実施します。まずは自動運転レベル2(注2)で開始し、10:00~16:00の間で一日6便程度の運行を予定しています。2026年度以降は自動運転レベル4(注3)による運行、周辺駅や路線バスとの接続、空港エリアとの連携、タクシーなど他の移動手段との協力体制構築を目
...more指します。具体的な検証内容技術面:坂道、カーブの多い道、車両と歩行者が混在する空間といった難易度の高い走行環境において、自動運転システムの挙動および課題の検証社会受容性:地域住民、地域商業者、観光客からの受け入れ状況や満足度の検証利用者の行動変容:熊本城復興工事の影響で回遊性が低下している熊本城周辺において、自動運転バスが観光客の回遊性向上に与える影響を検証ルート図運行車両の概要・車両:ティアフォー製 Minibus 2.0・乗車定員:15人(着座のみ)・寸法 (mm):L7,240 x W2,300 x H3,060・最高速度:35km/h各者の役割・熊本市:事業総括・BOLDLY:車両手配、運行・技術支援、遠隔監視システムの提供、調査・検証の実施・ティアフォー:自動運転システムの提供・TakuRoo:運行・遠隔監視システムの運営・住友商事:事業全体の企画・管理・SMAS(住友三井オートサービス):車両のリース各者のコメント熊本市運転士不足への対応や移動手段の確保、公共交通の利用促進など、地域公共交通が抱える課題解決に向けて、自動運転の導入を検討します。今年度は自動運転レベル2での実証実験を行い、安全性や一般交通への影響、社会受容性の確認をし、あわせて機運醸成を図ります。BOLDLY株式会社本プロジェクトでは、BOLDLYが車両の提供および自動運転の走行設定を行い、独自に開発した運行管理システム「Dispatcher(ディスパッチャー)」を提供します。また、TaKuRoo様に対して、BOLDLYからトレーニングを実施し、必要な知識とスキルを身に付けていただいた上で、オペレーターや遠隔監視などの運行業務をアシストします。さらに、LINE予約システムをDispatcherと連携して導入し、BOLDLYならではの利便性を提供します。この取り組みにより、熊本市での自動運転レベル4の運行を実現し、熊本市全体への展開を見据えた汎用性の高い運行体制の構築を目指します。株式会社TaKuRoo熊本城内区間、歩車同一区間、軌道敷並走区間、狭隘路区間など、さまざまな障害に細心注意を払って期間中のレベル2運転補助と遠隔監視に努めます。株式会社ティアフォーTIER IV(ティアフォー)は、「自動運転の民主化」をビジョンとし、世界初のオープンソースの自動運転ソフトウェア「Autoware」の開発を主導するディープテック企業として、自動運転システムの社会実装を推進しています。「Autoware」を活用したソフトウェアプラットフォームを自社製品として提供し、これらの製品を基盤に市場の需要に対応したソリューションを展開しています。「Autoware」が生み出すエコシステムを通じて、世界各地のパートナーと協力して自動運転システムの可能性を拡大し、より良い社会の実現を目指しています。※AutowareはThe Autoware Foundationの登録商標です。住友商事株式会社住友商事は、2024年2月に熊本市と締結した「カーボンニュートラルの実現に向けた連携協定」のもと、再生可能エネルギーの普及や地域交通インフラの向上に取り組んできました。本実証は、熊本市の交通課題解決と持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩であり、住友商事にとって初めて自動運転事業に挑む案件です。住友商事は今後も熊本市との連携を強化し、官民一体の取り組みをさらに深化させるとともに、「熊本連携中枢都市圏地球温暖化対策実行計画」も視野に、周辺地域社会への貢献を一層拡大していきます。SMAS(住友三井オートサービス株式会社)SMASは、オートリース業界のリーディングカンパニーとして、自動運転の導入支援をすることで社会全体の移動効率を高め、誰もが自由に移動できるモビリティ社会を目指しています。多くの官民連携実証で培ってきた知見を生かし、熊本市の交通課題の解決に取り組みます。注1)運行開始日2月10日(月)予定。準備状況や天候等により、運行開始日が遅れる可能性があります注2)自動運転レベル2(部分運転自動化)運転手が安全運転の監視や対応の主体となる中、システムが縦方向(加減速)と横方向(ハンドル操作)の車両運動制御を限定された領域で実行注3)自動運転レベル4(高度運転自動化)システムが安全運転の監視や対応の主体となり、全ての動的運転タスクと、作動継続が困難な場合の対応を限定された領域で実行引用元:自動運転に係る制度整備大綱https://www.mlit.go.jp/common/001260125.pdf【本件に関するお問い合わせ】SMAS(住友三井オートサービス株式会社)URL :https://www.smauto.co.jp/担当 : 広報部 白濱・蟹藤電話 : 03-5358-6669e-mail : okyakusama@smauto.co.jp配信元企業:住友三井オートサービス株式会社プレスリリース詳細へドリームニューストップへ...
JR東日本の運転士の中でささやかれる謎があります。「中電病(なかでんびょう)」。ある職場に所属すると、次々に運転士が体調不良になり、常務を中断する事態になっているというのです。 他の職場ではみられな…
日本バス協会は2025年1月17日、通常理事会と新年賀詞交歓会を開催した。通常理事会の挨拶で会長の清水一郎氏(伊予鉄グループ社長)は、運転士不足による影響や改善に向けた取り組みとともに、国への要望を続