2023年5月26日
ギリアド・サイエンシズ株式会社
ガラパゴス、関節リウマチ(RA)に関する新たなデータとともに 免疫学領域に対するコミットメントをEULAR 2023で表明
―9のポスター発表および3演題の演題発表により、ガラパゴスの免疫学領域、RA患者さんおよび医療従事者コミュニティへのコミットメントを強調― ―フィルゴチニブの有効性および安全性についてインサイトを提供する長期継続投与試験の新たな解析について発表予定― ―RA患者さんを対象としたリアルワールドFILOSOPHY試験におけるベースライン特性、有効性および安全性アウトカムの中間発表をオンラインで公開予定―
ギリアド・サイエンシズ株式会社(本社:東京都千代田区、以下「ギリアド」)は、ガラパゴスNV(本社:ベルギー メヘレン、ユーロネクストおよびナスダック:GLPG、以下「ガラパゴス」)が、無作為化比較試験(RCT)およびリアルワールドエビデンス(RWE)試験の解析を含む広範にわたる演題を、2023年5月31日~6月3日にミラノで開催される欧州リウマチ学会議(EULAR)で発表することをお知らせします。
ガラパゴスの免疫部門 疾患領域責任者であるダニエル・ダンブロージョ(Daniele D’Ambrosio, MD, PhD)は、次のように述べています。「ガラパゴスは...moreRAなど慢性消耗性の免疫介在性疾患に対する治療選択肢の進歩に注力しており、フィルゴチニブの有効性や安全性プロファイルに関するさらなる解析について、今年のEULARで発表できることをうれしく思います。EULARでの発表は、世界中の患者さんの生活改善に変革をもたらすような治療法を開発するという当社の確固としたコミットメントを明確にするものです」
1日1回経口投与のJAK1阻害剤であるフィルゴチニブについて、中等症から重症の活動性RAに対する治療薬としての試験データ解析に関する数々の演題も発表予定です。重要なプレゼンテーションには、長期有効性および統合安全性データ、フィルゴチニブ投与を受けたRA患者さん特有の治療反応の軌跡を特定する事後解析、心血管系(CV)リスク因子によるRA患者さんにおけるフィルゴチニブの長期臨床プロファイル、第III相FINCH 1、2および3試験(NCT02889796、NCT02873936およびNCT02886728)で寛解を達成したRA患者さんの疼痛緩和に対するフィルゴチニブの付加価値などが含まれます。さらに、現在1000人を超えるRA患者さんが登録されているFILOSOPHYリアルワールドエビデンス試験(NCT04871919)における、患者さん500人のベースライン特性、有効性および安全性アウトカムの中間結果についても、オンラインで公開予定です。
ガラパゴスは、シンポジウム「JAK to reality: seeking clarity in RA(JAKを現実に:RAに対する役割を明確に)」を開催します。このシンポジウムは、RAの治療選択時に考慮すべき重要事項、JAK阻害剤の有効性および安全性、ならびにRA治療におけるJAK阻害剤の実用化に重点を置く予定です。また、専門家と対話式で行うセッション「Burning questions: the practical use of JAK inhibitors in RA(緊急課題:RAにおけるJAK阻害剤の実用化について)」では、専門家を迎え、RA治療環境における最近の進歩やそれによる臨床現場への潜在的影響に関する聴衆からの質問に対し、インサイトや回答を共有します。ガラパゴスは、参加者が会場で足を運ぶことのできる相互交流が可能なブースを出展するほか、患者さんの代表や専門家を招いてのメディア討論会を開催し、RAの実生活への影響に関する議論、RAの負担克服・管理に対する解決策検討も行います。
科学論文演題(時間はいずれも中央ヨーロッパ標準時)
タイトル
発表者
発表詳細
中等症から重症の活動性RA患者さんにおける、フィルゴチニブ(最長8.3年投与)の総合安全性解析
Kevin Winthrop, Daniel Aletaha, Roberto Caporali, Yoshiya Tanaka, Tsutomu Takeuchi, Paul Van Hoek, Pieter-Jan Stiers, Vijay Rajendran, Katrien Van Beneden, Jacques-Eric Gottenberg, Gerd R. Burmester
ポスター番号:POS0844 発表日時: 2023年6月1日 14:45-15:45
12カ月を超えるフィルゴチニブ200 mg投与歴のあるRA患者さんに特有の治療反応:FINCH 1試験の事後解析
Peter C. Taylor, Yoshiya Tanaka, Emily Aiello, Thomas Debray, Chris Watson, Kristina Harris, Gerd Rüdiger Burmester
ポスター番号:POS0843 発表日時: 2023年6月1日 14:45-15:45
治療選択中、RA患者さんにとって許容可能なトレードオフとは?
Rieke Alten, Juan Carlos Nieto Gonzalez, Peggy Jacques, Carlomaurizio Montecucco, Robert Moots, Helga Radner, Sebastian Heidenreich, Chiara Whichello, Nicolas Krucien, Monia Zignani, Harald Vonkeman, Katrien Van Beneden
ポスター番号:POS0600-HPR 発表日時: 2023年5月31日 15:30-16:30
フィルゴチニブの安全性と有効性:第II相DARWIN 3試験長期継続投与(最長投与8.2年)に関するアップデート
Rene Westhovens, Rieke Alten, Lorenzo Dagna, Arthur Kavanaugh, Kevin L. Winthrop, Jane Barry, Robin Besuyen, Claudio Corallo, Dick de Vries, Nicolas Martin, Chris Watson, Mark C. Genovese, Alberto Spindler, Mykola Stanislavchuk, Maria Greenwald, Paul Emery
ポスター番号:POS0829 発表日時: 2023年6月1日 14:45-15:45
心血管系(CV)リスク因子によるRA患者さんにおけるフィルゴチニブの長期臨床プロファイル:事後サブグループ解析
Maya H Buch, Jose A Gómez-Puerta, Gerd Rüdiger Burmester, Bernard G Combe, Vijay Rajendran, Pieter-Jan Stiers, Paul Van Hoek, Katrien Van Beneden, Jacques-Eric Gottenberg, Yoshiya Tanaka, Daniel Aletaha, René Westhovens, Roberto Caporali
ポスター番号:POS0308 発表日時: 2023年6月3日 10:00-11:30 ポスターツアー – ディスカッション・セッション:10:05-10:10
ドイツにおけるRAに対するフィルゴチニブによるリアルワールドエクスペリエンス:カルテのレトロスペクティブ・レビュー
Olaf Schultz, Christoph Fiehn, Christian Kneitz, Nils Picker, Daniel Kromer, Monia Zignani, Francesco De Leonardis, Hans-Dieter Orzechowski, Margot Gurrath, Klaus Krüger
ポスター番号:...