1月25日に放送がスタートする新ドラマ「相続探偵」の制作発表会見が東京・日本テレビ本社で行われ、キャストの赤楚衛二、桜田ひより、矢本悠馬が参加した。
「ケイゾク」「SPEC」シリーズを手がけた脚本家
日本テレビ系ドラマ『相続探偵』(25日スタート、毎週土曜21:00~)の制作発表会見がこのほど、東京・汐留の同局で行われ、赤楚衛二、桜田ひより、矢本悠馬が出席した。
俳優赤楚衛二(30)がこのほど、都内で、日本テレビ系「相続探偵」(25日スタート、土曜午後9時)の制作会見に、共演の桜田ひより(22)矢本悠馬(34)と出席した。相続に特化したミステリーで、赤楚は元弁護士で、相続専門の探偵を演じる。 赤…
役者のキャスティングは完ぺき、監督の実力も十分、実際に観たお客さんの評判だって決して悪くないのに、なぜか興行収入は伸びない――映画業界では定期的に、そんな“謎の爆死作品”が現れます。1月10日に公開されたばかりの『366日』もその1つ。このままでは、主演の赤楚衛二に「数字を持っていない役者」という有り難くない評判が定着しかねないと心配するのは、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんです。
“赤楚衛二を除いて”盛り上がる日本映画界
年明けの映画興行は、話題作が目白押しで大いに盛り上がっているようですね。
まず挙げられるのは、佐藤健と永野芽郁がW主演を務めた『はたらく細胞』でしょう。そして次は木村拓哉の『グランメゾン・パリ』。映画関係者によれば、この2作品だけで約80億円の興収成績を残せるということだそうです。
『はたらく~』はメガヒット漫画の実写版で、楽しめながら勉強にもなると、親子やファミリーでの鑑賞が多く、佐藤健に白塗りをさせた意外性も話題になっていました。
『グランメゾン~』は、やはりキムタク、そしてドラマ視聴者からの継続人気でしょうか。ただ、やはりそれ以上に2作品とも主演を含め、絶妙なキャスティングとその企画力にヒットの理由があるように感じられます。
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...more惑”の真偽は?
赤楚ピンチ、映画関係者も首をひねる主演作『366日』の絶不調
昨年10月『室井慎次~』からの盛り上がりが年末、年明けと続き、今では『劇映画 孤独のグルメ』も優秀興行レースに参戦しているわけですが、その反面、残念ながら期待外れに終わりそうな作品もあります。
それは1月10日に公開された、大ヒット曲をモチーフに作られた『366日』。
主演は赤楚衛二、ヒロインは上白石萌歌。さらに監督は『四月は君の嘘』『なのに、千輝くんが甘すぎる。』などラブ・ストーリーの名手として知られる新城毅彦ということもあいまって、業界では『私の幸せな結婚』『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』に続くヒット作品誕生か――と期待されていたのですが…。
興行通信社調べの公開初週ランキングを見てみれば、消化不良の第6位に終わってしまいました。冒頭で取り上げた作品たちにも大差で敗れたことに、映画関係者たちは驚きを隠せずにいるようです。
『366日』は、キャスティングで20歳代から30歳代に人気の役者を使い、ストーリーも純粋な恋愛ものです。邦画史を紐解いても、そんな作品がコメディタッチのグルメ映画作品に大差で負けたことは過去に無いわけで…。しかも鑑賞後の観客コメントは2人を大絶賛するものが多く、「泣けた…」「切ない…」と好評なのに、です。
これは残念ながら、赤楚衛二に、“数字(視聴率と観客動員数)を持っていない役者”という冠が付いてしまいそうな状況と言えるかもしれません。
赤楚の最近の映画と言えば、昨年11月公開の『六人の嘘つきな大学生』がありました。こちらもキャスティングには浜辺美波を筆頭に若手人気役者を集め、ストーリーも人気があるミステリーだったのですが、最終興行成績は約4.9億円に終わってしまいました。
さらにその前の、7月公開の『もしも徳川家康が総理大臣になったら』も、浜辺美波、野村萬斎、GACKTという異色な組み合わせのキャストで、製作費も通常の倍以上をかけたにもかかわらず、最終興収は約11.7億円という寂しい結果に終わったのです。
たまたま出演作品が続けてヒットに恵まれなかったわけですが、これは製作側から見れば、今後のキャスティングに二の足を踏んでしまう役者のひとりになってしまった、と解釈されてもおかしくありません。
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なぜ?赤楚は「2023年頃から運気が下がってしまっている」
大人気の小栗旬社長の事務所に所属していますから、何かあれば助けてくれることもあるでしょうが、赤楚のプロフィールを見てみると、どうやら2023年頃からの運気が下がってしまっているような気もします。
この年の4月から木村佳乃と大手学習塾のCMに登場。父親が教育者というイメージも重なって、SNSで「誠実な赤楚クンにピッタリ」とか「こんな先生がいてくれたらいいのに」などと好評を得たまでは良かったのですが…。
同じ頃に世間では旧ジャニの性加害問題が勃発。その余波は、東山紀之を夫に持つ木村佳乃にも少なくない影響を及ぼしました。
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さらに、高校生の頃に赤楚は、地元のアイドル・グループのメンバーとして活動もしていました。所属は旧ジャニーズ事務所ではないのですが、男性アイドルグループという括りで、旧ジャニ所属と勘違いしている方も多いようで…。
あのルックスと培った経験で、赤楚がどうにか間違いない「代表作」に巡り合えることを期待するばかりですね。
ちなみに高校生の頃のグループ・メンバーのひとりは、今や押しも押されぬ『Number_i』の平野紫耀です。
平野と一緒に汗を流した赤楚に、エンタメ界の女神が微笑んでくれるといいのですが…。
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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
image by : バンダイ公式チャンネル, CC BY 3.0, via Wikimedia Commons
MAG2 NEWS...
俳優の赤楚衛二(30歳)が、1月10日に放送されたトーク番組「A-Studio+」(TBS系)に出演。ドラマで共演してから仲の良い俳優・山田裕貴(34歳)について、「人間的な部分で似ている部分が多い」と語った。