青森県は1日、陸奥湾養殖ホタテガイの安定生産と成長産業化に向けた「総合戦略」(2024~34年度)を初めて策定、公表した。「生産高度化」「経営力強化」「販売促進」を3本柱に掲げ、十分な親貝の確保、協業体制の構築、輸出額の倍増などに取り組む。年間の生産量8万トン、生産額100億~150億円を維持できる体制を確立し、10年後に加工を含めて300億円規模の産業を目指す。陸奥湾ホタテを巡っては近年、高水温による大量死や中国への禁輸措置などが課題となったことから、県は昨年9月、産学官のチームを設置し、戦…
継続的にファンド募集を進める不動産投資クラウドファンディングの一つに「COZUCHI」というサービスがあります。不動産投資クラウドファンディング累計投資額No1という実績を持っています(2024年4月末時点、日本マーケティングリサーチ機構による不動産投資クラウドファンディングサービスにおける市場調査)。
また、投資期間および投資先でみて多様なファンドを組成しているのが特徴です。今回の記事ではCOZUCHIの特徴や、2024年に募集した注目ファンド、応募実績や傾向などを紹介します。
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目次
COZUCHIとは?
1-1.豊富なファンド組成・投資実績
1-2.キャピタルゲインが期待でき・元本毀損実績はなし
1-3.短期・長期の二つのタイプのファンドがある
1-4.首都圏を中心にさまざまな物件に投資
1-5.途中売却が比較的しやすい
2024年のCOZUCHI募集ファンドの傾向
2-1.地域で見ると23区内が中心
2-2.運用期間は短期のファンドが中心に
2-3.投資対象の不動産が多岐にわたる
2-4.想定利回りは4%~10%
2024年の募集ファンド事例4選
3-1.渋谷区代々木上原一棟マンション
3-2.箱根町 強羅 事業用地 フェーズ2
3-3.茨城県 つくばみらい市 事業用地 フェーズ2
3-4.代々木駅前開発プロジェクト
まとめ
1
...more COZUCHIとは?
COZUCHI(コヅチ)の概要
COZUCHI(コヅチ)はLAETOLI株式会社が運営する不動産投資型クラウドファンディングサービスです。LAETOLI株式会社は、リノベーション事業や不動産買取事業を展開する不動産会社で、投資用不動産のノウハウを生かしてCOZUCHIを運営しています。
2019年にサービスを開始した前身サイト「WARASHIBE」の運用開始から約2年が経過し、サービスをリニューアルしたのが「COZUCHI」です。COZUCHIでは賃貸用のマンションの案件に加えて数億円規模の事業性の大型のファンドを組成することもあり、2024年9月末時点で累計789億円超のトップクラスの募集実績があります。投資対象となる不動産の豊富なバリュエーションが特徴的です。
項目
概要
運営会社
LAETOLI株式会社〒107-0061
東京都港区北青山二丁目5番8号 青山OM-SQUARE4階
募集商品
不動産投資クラウドファンディング
ファンド数(運用中/償還済み)
26 / 78
累計投資額
789.2億円
平均利回り
16.4%
平均運用期間
8.3ヶ月
ファンドの最低投資金額
1万円~10万円
※出所:COZUCHI「【第9号】四半期レポート-1」
1-1 豊富なファンド組成・投資実績
COZUCHIは、2024年10月時点で累計投資額がNo1の不動産投資クラウドファンディングサービスです。豊富なファンド組成・投資実績を持ち、これまで元本割れも起きていません。
「第9号の四半期レポート」によると、2024年9月末時点の累計投資額は789.2億円まで増えています。COZUCHIによるファンド募集は2021年からなので、3年強で投資額を急拡大に成功した投資サービスです。
1-2 キャピタルゲインが期待でき・元本毀損実績はなし
COZUCHIのファンドは、運用終了のタイミングで他のファンドや投資家などに不動産を売却します。売却がうまくいって当初想定よりも利益が増えれば、運営者の報酬等を差し引いた上で、投資家に還元される仕組みです。そのため、COZUCHIのファンドでは、予定利回りも高い水準の分配金・償還金が得られるケースもあります。
たとえば、2024年03月27日に運用が終了した「渋谷区広尾底地プロジェクトフェーズ3」は、想定利回り4.5%に対して、最終的には利回り33.0%を実現しました。
ただし、不動産市況が良好であれば、このように分配の上振れが期待できる半面、逆に売却が不調に終わったり、ファンド期間中の賃料収入が減少したりすれば、利回りが低下したり、損失が出たりするリスクもあります。COZUCHIでは、2024年10月時点までに元本毀損案件が一つもありませんが、リスクがあるということを念頭において投資判断を行うことが大切です。
1-3 短期・長期の二つのタイプのファンドがある
運用期間がファンドによってさまざまなのも、COZUCHIの特徴です。COZUCHIでは短期運用型と中長期運用型の二つのタイプのファンドを継続的に組成しています。短期運用型は3ヶ月〜5年未満の運用期間のもので、文字通り短期で償還されます。近いうちに現金として使用する資金でも、柔軟に投資可能です。
対して、中長期運用型は5年~10年程度の運用期間を持つファンドです。長期間安定した分配金が期待できます。不動産経営が順調であれば、継続的な現金収入が得られるため、長期での現物での不動産投資と近い感覚がで投資ができます。自己資金の性質や投資家の考え方に応じて、柔軟に投資期間を選択できるのが特徴です。
1-4 首都圏を中心にさまざまな物件に投資
COZUCHIのファンドの投資先は首都圏が中心です。一方で物件タイプで見ると、一棟ビル、再開発、物流拠点、観光地や住宅地と、ファンドによって多様な物件に投資しています。
投資先のリスクや収益性に応じて、想定利回りもさまざまなので、投資家のリスクとリターンに対する考え方に合ったファンドを選べます。
1-5 途中売却が比較的しやすい
COZUCHIは、不動産投資クラウドファンディングとしては途中売却・換金の仕組みが整ったファンドです。不動産投資クラウドファンディングのなかには、運用期間中の途中売却の仕組みがなく、原則として満期まで保有を継続する必要があるファンドも少なくありません。
対して、COZUCHIでは買取制度を導入し、満期前の途中換金が可能です。特に短期運用型は、原則24時間365日いつでも申込みを受け付けています。中長期運用型については、半年に一度中途売却の機会が与えられています。資金が必要になったときに柔軟に資金を確保できるため、手軽に投資できるのが特徴です。
2 2024年のCOZUCHI募集ファンドの傾向
2024年10月12日時点ですでに運用が始まっているファンドのうち、新しい方から数えて10本のファンドの特徴を簡単にまとめました。なお、COZUCHIは追加募集や一度売却された銘柄のリセール募集などを行う場合がありますが、ここでは2024年に新たに募集されたファンドのみを取り上げています。
2024年のCOZUCHI募集ファンド
ファンド
運用期間
想定利回り
投資対象
渋谷区代々木上原一棟マンション
3年
4.5%(年利)
一棟マンション
箱根町 強羅 事業用地 フェーズ2
1年8ヶ月
5.0%(年利)
観光地事業用地
板橋区南常盤台一棟マンション
1年5ヶ月28日
5.0%(年利)
一棟マンション
茨城県 つくばみらい市 事業用地 フェーズ2
1年
5.0%(年利)
事業用地
代々木駅前開発プロジェクト
6ヶ月28日
10.0%(年利)
開発用地
京都”ANAクラウンプラザホテル” バリューアッププロジェクト フェーズ2
1年
9.0%(年利)
ホテル
中央区銀座 商業ビルⅡ
1年
7.5%(年利)
商業ビル
渋谷区初台一棟マンション
1年2ヶ月
5.0%(年利)
一棟マンション
南青山開発プロジェクト フェーズ1 追加取得
10ヶ月3日
4.0%(年利)
開発用地
高円寺プロジェクト
8ヶ月
6.0%(年利)
店舗・居宅
こちらの情報をもとに、足元の募集ファンドの傾向について簡単にまとめました。
2-1 地域で見ると23区内が中心
地域で分類すると、23区内のファンドが7件を占めていて、都心部中心に投資されていることがわかります。COZUCHIは償還済みのファンドも含めて、一貫して23区内の投資案件が多い傾向にあります。
一方で、残り3件は都道府県でいうと茨城・神奈川・京都に分布しています。数は減るものの、都外の地方物件へ投資するケースも見られます。京都のホテルやリゾート地などの観光産業と結びつきの近い土地・設備が時折募集されるのも、コロナ禍が終息に向かった2023年頃から見られる傾向です。
2-2 運用期間は短期のファンドが中心に
運用期間を見てみると、最短のファンドが6ヶ月28日で最長でも3年です。結果的にはこの期間には中長期型ファンドは一つも販売されて...
トヨタ自動車とNTTは31日、交通事故を減らすための高速通信システムなどを活用した自動運転支援技術の開発で連携すると発表した。両社は2030年までに5000億円規模を投じ、28年をめどに実用化を目指す。自動運転は米中を中心に世界各国で競争が激化。業種を超えた両社が手を組むことで、世界標準となる技術
コロナ禍の無料PCR検査をめぐり補助金の架空請求が全国的に問題化する中、被害総額10~15億円規模の“大型事案”に、元宮崎県知事などを務めた東国原英夫氏(67)の元秘書が関与していたとの情報が飛び込んできた。ジャーナリスト・山岡俊介氏が主宰する『アクセスジャーナル・メルマガ版』が詳しく報告する。※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:東国原氏元秘書も関与か──PCR無料検査事業巡る補助金詐欺疑惑。被害10億円以上!?
東国原氏の元秘書が「総額10~15億円」の不正請求に関与か
国の交付金を財源に、コロナ禍で実施されたPCR無料検査(2021年12月~23年5月)の架空請求を巡り、全国都道府県警が逮捕したり、全国都道府県が補助金交付の取消し、返還を求めて提訴するなどしているが、その動きは今も続いている。
今年9月には詐取した助産婦が茨城県警に逮捕に。10月には大阪府警に逮捕された元市議の関係先調剤薬局運営会社が自己破産するなどの動きも。
それは東京都も同様で、返還請求等すべく、情報提供があれば現在も調査を行っている。
そんななか、本紙に新たな情報が入った。
しかも、その不正請求額は総額10~15億円ほどという。
また、その不正請求に元宮崎県知事などを務めた東国原英夫氏(67)元秘書が関与していたという。そして、東京都も情報提供を受け調査に動いているのは
...more間違いないというのだ。
その補助金詐欺疑惑が出ているのは、東京都内は渋谷、新宿、銀座でクリニックを経営している医療法人で、そこの理事長が主導しているという。
この3クリニックは、専らダイエット専門で、SNSでの積極的な宣伝で若い女性に人気を博している。
それにしても、なぜ、そこに東国原氏の元秘書が?
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東国原氏元秘書とクリニック院長の“密約”と不正
告発者によれば、
「2人は異業種パーティーを通じて知り合った。元秘書が主催していて、江越氏が参加メンバーとして。そして仲良くなった。そうしたなか、江越氏が自分が持っているスペースを異業種パーティーなどでタダで使ってくれと。そのかわり、元秘書が招いた人や知り合いの名簿をくれと。元秘書はそれが何に使われるのかよくわからなかったが、謝礼も出すからということで。ただし、実際は謝礼は支払われていませんが」とのこと。
元秘書は、東国原氏が県知事時代も含め4~5年前まで秘書を務めていた。東国原氏と一緒にTV番組に出演していたこともある。
そして、江越氏とは江越正敏氏(32)。
佐賀大学医学部卒。専門は精神科で、都立松沢病院などを経て2020年4月「ファイヤークリニック新宿院」院長に。
翌21年10月、医療法人「ともしび会」(東京都渋谷区)を買収し理事長就任。同年、「ファイヤークリニック渋谷院」、「ファイヤークリニック銀座院」開院。総院長に。
「江越氏は普通ではありません。そもそも――(関係者が証言する本事案の異常性とは?続きはメルマガでご覧ください
image by: 東国原英夫オフィシャルサイト
MAG2 NEWS
オイシックス・ラ・大地は、BtoBサブスク事業で社員食堂や高齢者施設への給食の導入を始めた。人手不足や、人件費と食材費の高騰といった課題を、ミールキットを活用することで解決する。生野菜の使用による付加価値の向上と、省人化によるコスト削減を図る。2030年に売上高1000億円、給食市場シェアは約2%の獲得を目指す。
今年1月にシダックスを連結子会社化した。メニューの企画立案や製造を手掛けるオイシックス・ラ・大地と、企業や高齢者施設向けに営業や販売を行うシダックスがチームを組んですすめる。
冷凍品やチルド品を組み合わせたメニューを提供する。メインの肉や魚を調理済みとすることで現場の調理負担を軽減。トッピングに生野菜を使用することで、色どりの良いメニュー提供を実現する。配送はシダックスの自社便で行う。
社員食堂向けには宅配ブランド「Oisixの人気メニューや、有名店とのコラボメニューを提供し満足度を高める。またケータリングを行う専門会社と協業しイベントやパーティ需要に応える。スムージーなどウェルネスメニューの提案も行う。
現状、社員食堂は約1000カ所の運営を受託している。コントラクト業界が多く、オフィスと工場を合わせて7割を占める。社内コミュニケーションの向上や、離職率の低下など企業のニーズやコストに応じた提案を行い、導入企業を獲得する。
高齢者施設向けには食の楽し
...moreみを提供。省人化した高齢者向けのミールキットに加えて、イベントや行事食にも対応。和洋折衷のおやつで入居者の満足度を高める。今後、スムージーやジュースの提供も検討し他社との差別化を図る。
ターゲットは、特別養護老人ホームと介護老人保健施設、有料老人ホーム。今後デイサービスへの提案も検討していく。食事の満足度向上で施設の入居者獲得に貢献する。
オイシックス・ラ・大地は保育施設向けに給食を提供する「すくすくOisix」を展開。給食用ミールキットを導入した施設の調理時間が約30%短縮し、人件費は18%削減に貢献した。完食率は6%改善するなど施設の満足度向上に寄与しているという。
堤BtoB事業統括に聞く 給食事業の今後は?
オイシックス・ラ・大地はBtoB事業を推進する。給食市場で狙うポジションや、主力事業のBtoCサブスクとの相乗効果について堤祐輔取締役BtoB事業統括兼シダックス取締役に聞いた。
――売上目標の1000億円は、約5兆円の市場で約2%のシェアになる。
「給食市場は約4.8兆円で、今後5兆円まで成長するとされる。上位10社の合計占有率は2割に満たない程で、給食市場は中小や地場の企業が多い。シダックスは10位に位置付け、チャレンジャーの立場だ。業界再編も起こると思うが、売上高1000億円規模になると上位3~5位の立場となり、人手不足など市場の課題に対する貢献度も増す」
――BtoB事業のシナジーは。
「オイシックス・ラ・大地が製造したものを、シダックスが調達、導入施設に提供する。BtoCの製造設備を活用するため製造工場の稼働率が高まる。例えばハンバーグはtoBとtoCを一緒に製造することによって工数が下がり効率化に寄与する」
――調達面は。
「シダックスにとっては、国産の特別栽培野菜や有機野菜を、価格競争力を維持しながら調達できる。野菜を訴求するメニューの提供が可能となり差別化になる」
――原価への貢献は。
「食材費自体が高騰している。『Oisix』と同じ基準をクリアした食材を使用しており、今後も食材費は上がるだろう。省人化で人件費を抑えコスト削減に貢献したい」
――BtoCサブスクとのマーケティングのシナジーは。
「考えはあるが、優先度は上げていない。給食を導入する保育園の保護者が『Oisix』を知ってお客様になってくれたことはあった。高齢者施設でも、入居者獲得の特典として『Oisix』を活用したいとの意向もあった。今後期待している」
――「Oisix」のノウハウはどう活用するか。
「保育施設では食育をやっているが、同様に高齢者施設でも食を通じたレクリエーションを行う。お寿司やてんぷらを提供すると入居者は元気になるが、職員の負担が大きく難しい。ミールキット化して月1回実施できるようにする。また、人気キット『梅シロップKit』を活用して、入居者が梅シロップを漬け込むこともやっていて好評を得ている」
――オイシックスの食材を使用したプロダクトの導入施設数の目標は。
「現状の2000施設でのスイッチと、新規の施設への導入を期待する。来年度は数百施設での導入を目指す」