欧州委員会は 22 日、消費者が修理サービスを受けやすくする権利を定める EU 指令案を採択した
(プレスリリース、
Q&A、
議案: PDF、
Ars Technica の記事、
)。
現在の EU 指令では家庭用の洗濯機と洗濯乾燥機などについて、メーカーや輸入会社、正規代理店に最低 5 ~ 10 年間の修理サービス提供を義務付けている。指令案では対象を携帯電話やタブレットなどにも対象を拡大する。保証期間内に製品不良が見つかった場合も、交換する場合の費用を上回らない限り修理で対応することが義務付けられる。また、消費者と修理サービスのマッチングシステムや、修理サービスの品質基準なども策定していくとのこと。なお、実際に指令が成立するためには欧州議会や欧州理事会の承認が必要となる。
欧州委員会では同日、グリーンウォッシングなど環境への取り組みを誇張して宣伝に使う行為から消費者を守るための指令も提案している
(プレスリリース)。
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空気清浄機の需要が、以前よりもかなり高まっている世の中。そんな中で、ついに手のひらサイズまでコンパクトにしたプロダクトが登場したようだ。現在「Makuake」で応援購入をおこなっている「Snano」は、なんと6cm×6cmで重さは80g!スマホよりも小さなサイズ感だ。もちろん、空気清浄機としての機能も優秀で、そのボディには光触媒技術「APCOチャンバー」が搭載。独自の光学反射構造によるUV照射時間の大幅な増加と合わせて、さまざまな分子を除去しクリアな空気を生み出してくれる。しかも、フィルターレス設計なため、水洗いすら不要で維持コストも電気代のみ。専用の用紙にオイルを染み込ませれば、簡易的なアロマデフューザーにもなっちゃうのだ。リビングやオフィスはもちろん、旅行や出張のときにバッグに入れておくなど、どんな場所でも使えるのはうれしいところ。まさに“マイ空気清浄機”と呼べるこのプロダクトは税込1万2705円〜。気になる方はこちら。Top image: © Makuake
キャッシュレスが浸透してきた昨今、現金がなくとも買い物がしやすくなりましたよね。キャッシュレス派のみなさんは、子どもにもクレジットカードや電子マネーで買い物をさせているのでしょうか。なかには、キャッシュレスは子どもの教育上よくないと躊躇している人もいるかもしれません。
『最近ほとんどの支払いをキャッシュレスでしています。子どもに知育やお菓子をねだられて「お金がないからダメだよ」と言うと「お金がないならカードで支払えばいいじゃん」と言われました。キャッシュレスは子どもには悪影響かもとモヤモヤしています。たしかに現金であれば抑制が効くのにキャッシュレス化で無駄遣いが増えた気がします』
投稿者さんは買い物をキャッシュレスで済ましているようですが、子どもがなんでもクレジットカードで払えばいいといった金銭感覚をもってしまい、危機感を募らせて投稿したようですね。たしかに大人であればお金の支払いの仕組みがわかっていますが、子どもだと理解しにくいでしょう。こちらのママのモヤモヤに他のママはどう答えたでしょうか。
子どもの金銭感覚に危機感を募らせたママたちの声
『うちの子も同じことを言うよ。「クレジットで払えばいいじゃん!」って。だから子どもの目の前でカードを使うのも考えものだなって思っている』
『子どもが何歳かにもよるだろうけど、お金を稼ぐのがどれだけ大変なこととかを教えるのって難しいよね。未就
...more学児だとお金の価値とかあまりわからない』
『うちの子も1年生ぐらいまで、そんなことを言っていたから、どうやって親が働いてお金をもらって、カードの支払いが行われるか、有限であることを説明した』
投稿者さんに共感する声が寄せられました。確かに子どもが小さいうちはお金の仕組みが理解できず、金銭感覚が麻痺しやすいのかもしれません。なかには子どもが大学生になるまでクレジットカードは持たせないなど、徹底しているママもいました。またそうした子どもの反応を機に、お金の仕組みを説明したというママもいました。キャッシュレス化が進んだ現代だからこそ、お金の価値や仕組みなどを子どもに教える機会が必要なのかもしれませんね。
金銭感覚を身につけている子の反応
『キャッシュレスはいいんだけど、現金も大事だよね。甥っ子が「お手伝いしたら○円もらえる」「ほしいものが○円だから」と小銭を並べながら頑張って計算していて、こういう感覚は大事だなって思った。数字だけよりイメージしやすいよね』
『お年玉で1年間やりくりしている娘に「なんでスマホで払うの? 現金じゃないと使いすぎない? お財布に残ったお金でどう使うかが大切だよ」と言われた。やりくり学んでからキャッシュレスにした方がいいよね』
こちらのママたちは「子どもにはまず現金で感覚を掴んでから、キャッシュレスへ移行するといいのでは」とアドバイスをくれています。子どもの金銭感覚がズレていると感じた場合は、お小遣い制などで現金でのやり取りを体験をさせてから、キャッシュレスにすると安心ではないでしょうか。
現金、キャッシュレス関係なくお金の教育は大切
『カードの仕組みとかをちゃんと子どもに教えるのも教育のうちだなと思うし、中学卒業して銀行口座つくるときデビットカードもたせたよ』
『現金、カード関係なく、お金の大切さや仕組みを教えてあげたほうがいい。私自身も子どものころ、お金がなくなったらATMに行けばもらえると思っていた時期がある』
さらに「キャッシュレスや現金関係なくお金の教育を子どもに教えるのは親の役目」といった声も多数寄せられました。たしかに現金でもATMで下ろせばいいですし、キャッシュレスと同様の問題が生じそうです。お金が無限ではないこと、親が働いたお金で日々の生活が成り立っている現実を教えることは大切ですよね。
子どもが小学校に入り数字が理解できるようになったら、お金の仕組みを教えてみてはいかがでしょうか。お金の大切さを学ぶことができれば、大人になったときに堅実な生活を送れるかもしれません。説明に自信がないママは、子ども向けのお金の仕組みを書いた本や映像を一緒に見るのもいいでしょう。児童書であれば、図解などビジュアルも充実しています。その上でお小遣い帳をつけてみるなど、子どもが自分でお金を管理する術を身につけると、よりいいのではないでしょうか。
文・安藤永遠 編集・みやび イラスト・んぎまむ