7歳年上の夫と平穏な生活を送っていた舞さん(仮名)。夫の不倫を知ってからは、冷静に反撃の計画を立ててきました。夫の不倫の証拠が揃い、いよいよ舞さんは行動に移します。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、「不倫夫への厳しい反撃を計画した30代妻」のエピソードをご紹介します。証拠を持って妻が向かった先は…「夫と不倫相手の写真のデータと、LINEのやりとりを写真に収めたものを用意し、夫には内緒で夫の実家へと向かいました。飛行機で2時間もかかる距離なので、義実家に行くのはけっこうな大ごとです。実は、義実家とはそこまで親しいわけではなく、それまでは年に数回会う程度の関係でした。義母はサバサバした性格でしたし、フルタイムで働いていて忙しかったので、私たち夫婦にはあまり干渉しないタイプだったんです。ですが、今回の不倫について夫にお灸を据えるためには、義実家も巻き込むことが不可欠だと思い、義母に時間を作ってもらうよう頼みました」夫には告げずに義実家に向かった舞さんを、義実家は快く迎えてくれたそう。そして、義母と義父が揃っている場で、舞さんは夫の不倫について伝えたそうです。「義父は絶句、義母は怒り心頭という感じでしたね。特に義母は孫をとても可愛がっていたので、私と夫が離婚することで孫に会えなくなるのが何よりも嫌だという感じでした。私が“離婚はしませんが、不倫相手ときっちり別れさせたいのと、不倫相手か
...moreら慰謝料もとりたいので協力してください”と頭を下げると、二人は“なんでも協力する”と約束してくれたのです」義母と協力して不倫夫への制裁を決行夫に内緒で義実家に行った舞さんは、怪しまれないよう日帰りで自宅に戻ったそう。その日から義実家と頻繁に連絡を取り合い、ついに義母が舞さんたちの暮らす街を訪れ、夫に制裁を下す日がやってきました。「不倫相手と一泊旅行に行く日がわかったので、その日に合わせて義母に来てもらうようにお願いしました。もちろん夫には内緒です。私は夫のスマホを見て宿泊先の場所を把握していたので、義母と一緒にそこに乗り込む計画を立てました」ゴルフ仲間との合宿だと嘘をついて出かけた夫の宿泊先に義母と舞さんが到着すると、ちょうどロビーラウンジで夫と不倫相手がティータイムを楽しんでいる最中だったとのこと。そこへ義母と舞さんが歩み寄ると、一瞬にして夫の顔は青ざめたと言います。「夫は“やばい!”って顔をしていましたね。そして私が言葉を発する前に、義母が“この恥さらし!”とその場で怒鳴り始めました。慌てた夫は“仕事の知り合いだ”なんて言い訳をしていましたけれど、私が不倫の証拠を突きつけると、夫はその場で素直に不倫を認めたのです。私は不倫相手への慰謝料を請求する文書を持参していたので、夫も見ている目の前で不倫相手にサインをさせて、慰謝料を払って夫とは別れることを約束させました」その後、不倫相手からは約束通りの慰謝料が舞さんに支払われたとのこと。夫と不倫相手もそれ以降は会っている様子がなく、舞さんの生活に再び平穏な毎日が戻ってきたそうです。「あのとき義実家も巻き込んでいなかったら、夫は不倫を続けていたかもしれません。今もまだ夫のことは許してはいませんが、子どものことがあるのでしばらくは離婚しないつもりです。ひとつ良かったのは、不倫の件を通じて義母と私の結束が強まり、以前よりも親密になったことです。今は前よりも頻繁に電話でも話しますし、日常のいろんなことを話せる仲になりました」夫の不倫を解決するにあたり、義実家が妻の味方をしてくれると心強いものです。舞さんのケースでは、結果的に義実家との関係が理想に近づいたとのこと。夫の不倫問題について一人で解決しようとせずに、義実家を頼ってみるのもひとつの方法かもしれません。©Luce/PIXTA(ピクスタ)©bee32/gettyimages文・並木まきhttps://ananweb.jp/anan/473096/
世の中には、不倫をした夫に対して復習を企てる妻もいます。なかには、表面的には許したように振る舞っていても、内心では復讐のタイミングを見計らっていることも…。そこで今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、 不倫夫に対して妻が企てたという「恐ろしすぎる復讐計画」をご紹介します。1:夫に対して過度な束縛をし続ける「夫の浮気が判明してからというもの、どうしても夫のことが許せません。最初のうちは夫のことが好きだったので、かなり精神的に追い詰められました。そんな私の姿を見て、夫は反省してくれたみたいなんです。その後、メンタルは回復したんですけど、夫のことを許しているかと言えば話は別。そのため私は今でも、夫をかなり束縛するようにしていて、具体的には毎日、夫に過剰な要求を書いたLINEを送り続けています。『寂しくておかしくなりそう』『今どこにいるの?』『また浮気なんてしてないよね? してないなら、帰りにバラの花束を買って帰ってきて!』『家にいると浮気のことを思い出してツラいから、週末は温泉に行きたい』といったLINEを、頻繁に送って夫にプレッシャーをかけ続けているんです。本音を言えば、夫に対してはもう愛情はありません。だけど、私が束縛をし続けることで、夫は浮気をしたことを後悔し続けるだろうと思って、わざとやっています。おかげで、夫は私が言ったことはすべて叶えようとしてくれるので、とても快適です
...more。浮気をした夫には、こうやって一生、罪を償わせたいですね」(33歳女性/翻訳業)2:離婚はせず一生の生活費を確約「別居中の夫は、過去に2回不倫をしていたんです。1回目は大目に見たのですが、2回目はさすがに許すことができず…。夫と同じ家に暮らし続けるのも嫌なので、不倫が発覚した半年後に別居に踏み切りました。けれど、うちには子どもがいるので、子どもの教育費などを考えるとシングルマザーになるのは避けたくて。そこで私から、夫に対して『あなたへの嫌悪感が消えるまで一緒に住まない。期限は定めずに別居する。別居中の生活費はすべて負担すること』という条件を提案し、承諾してもらいました。夫としては『こんな関係なら離婚してくれたほうがマシだ』と言っていますが、離婚したら夫が自由になるだけじゃないですか。それは許せないので、離婚はせず、もらえるお金は全部もらってから、その後のことを考えようと思っています。これが私なりの復讐です」(35歳女性/パート)浮気をした夫に対して、どんな対処をするかは人それぞれ。なかには、あえて離婚をせずに、じわじわと夫を追い詰める形で復讐する女性もいるようです…。©laflor/gettyimages※ 2021年10月28日作成文・並木まきhttps://ananweb.jp/anan/380529/
美乃利さん(仮名・30歳)は友人の紹介で貴博さん(仮名)と出会い、順調に交際が進んで結婚。しかし結婚後、義父のしつこいLINEに悩まされるようになりますが、夫や義母に相談しても相手にされず孤立状態に…。また、時を同じくして夫の不倫が発覚。はたしてどんな結末を迎えたのでしょうか。不倫の証拠を突きつけると「夫のLINEから他に女性がいることを知った翌日。その夜も夫の帰りが遅かったので、ついに堪忍袋の緒が切れました。“あなた不倫しているでしょう? 不倫相手とのLINEを見ちゃったの。その証拠もちゃんと写真に撮っているんだからね!”と夫に突きつけました。すると夫は、“わざわざそんなことしなくても…。君と結婚する前から彼女がいるよ”と、開き直った態度で真実を語り始めたんです」不倫相手との関係「夫には、私と出会う前から付き合っていた彼女がいたそうです。その彼女と結婚したかったようですが、女性の素行に問題があったそうで…。以前同じ職場に勤めていた際、上司と不倫をして退職に追いやられるなど、いろいろな男性問題を抱えていたそう。そんな事情を知った義父母は彼女との結婚に猛反対。そして、夫が彼女とのことで悩んでいたときに私と出会い、“一緒にいると気が紛れるから”と付き合うことにしたそうです。私のことを義父母に話すと大喜びで賛成。だから初めて義実家に挨拶に行ったとき、私は大歓迎されたんです」結婚はカモフラ
...moreージュだった…「義父母に“結婚するなら美乃利さんにしなさい”と強く言われて、夫は私との結婚を決意。でも、夫曰く“結婚はカモフラージュのためだった”と。私と結婚して親を安心させ、彼女との交際は続けるつもりだったそうです。そして義父母には彼女のことを言っていないものの、“たぶん関係が続いていることは気づいている”と言います。私は夫と義両親に都合よく利用された怒りと悲しみで感情がぐちゃぐちゃになってしまい…。とにかく誰かに聞いてもらいたくて、翌日、実家の両親に一連の出来事を話しました。当然両親は激怒して、話し合う必要があると週末に義実家を訪れることになったんです」義父母の態度に父が激昂「義実家には義父母と両親、そして私と夫の6人が集まりました。私の父が“貴博君に女性がいることを前から知っていたんですか?”と義父母に詰め寄ると、“知っていましたよ”としれっと認めたんです。さらに、義父が私にしつこくLINEを送ってきた件に話しが及ぶと、“あんな薄着で歩いていたら仕方ない”と、義父は私が色目を使っていたかのような言い方をします。それを聞いて私の父が激昂し、“あんたたちとは話にならない!”と家を出て行ってしまったので、私と母も続いて義実家を出ました。その後、私は夫と暮らしていたマンションには戻らず実家で暮らすことに。そして弁護士を立てて、離婚に向けた話し合いを進め、1か月後には十分な慰謝料をもらえる手続きも済んで離婚が成立しました」“夫と義母に見捨てられた女性の告白”をご紹介しました。夫と義両親に利用されたと知って、美乃利さんは相当傷ついたでしょう。もし、次に結婚することがあるのなら美乃利さんを大切にしてくれる男性と幸せになってもらいたいものです。©yamasan/freeangle/PIXTA(ピクスタ)文・塚田牧夫https://ananweb.jp/anan/472076/
もし自分のパートナーに裏切られていたことがわかったらどうしますか? 黙って見過ごす人もいれば、なかには復讐を企てる人もいるでしょう。今回は、不倫夫が青ざめた“妻からのLINE”について、経験のある男女に話を聞きました。「いつ離婚してくれますか?」「あるとき、夫がかなりオシャレをした格好で、『美容室に行ってくる』と言って出て行きました。帰りが少し遅かったんですが、帰ってくると髪が短くなっていたので、そこまで不自然には感じませんでした。ところが、2週間も経たないうちにまた美容室へ。そこでおかしいと思いましたね。財布をこっそり覗くと、美容室のスタンプカードがあったのでネットで調べみたんです。そうしたら、夫の携帯を覗いたときにたまたま見てしまった写真に写っていた女性が働いているお店でした。この人と関係を持っているのでは? と直感で思いましたね。次に夫が美容室に出かけたとき、LINEを送りました。『不倫しているのは知っています』と。『不倫するような人とは一緒にいられません。いつ離婚してくれますか?』と続けて送りました。すると、すぐに帰ってきて、青ざめた顔で土下座をして謝られました」トモコ(仮名)/31歳確証はないものの、かまをかけてそれに素直に焦った夫が、自らボロを出して不倫が発覚したのですね。一緒にいると、小さな違和感にも気づきやすいはず。お互いに秘密事はするものじゃありませんね。「突入し
...moreま~す」「妻が友人と食事に出かけた日。遅くなると言っていたので、不倫相手の家に行って、ゆっくり過ごしていたんですね。そうしたら数時間後に妻からLINEが届いて…。見ると、マンションの外観の写真が送られてきて、最初は意味が分かりませんでした。次に、マンションの入口の写真が送られてきました。あれ、見覚えがあると思ったら、それは不倫相手のマンションの写真だったんです。今まさに僕がいる場所でした。そして今度は、オートロック横のインターホンの写真が送られてきました。さらに『突入しま~す』と来てすぐに、ピンポーンという音が部屋に鳴り響いて…。思わずゾッとしましたね。慌てて外に出ると、妻が感情のない顔をして立っていました。家に帰って散々謝りましたが、許してもらえず…。その後、離婚しました」シゲル(仮名)/36歳不倫相手の家まで把握していたんですね。友人との食事というのは嘘で、調べ尽くしたうえでの作戦だったのかもしれません。ここまで妻を追い詰めたのなら、夫はもう観念するしかないでしょう。「お楽しみのところゴメンね」「朝、妻には『残業だから』と伝え仕事に向かい、夜は不倫相手と会っていました。食事をして、そろそろホテルに行こうかとお店を出たら、妻からLINEが…。『お楽しみのところゴメンね』と来たんです。残業だって言ったはずなのに、焦りました。さらに、『日曜の予定はキャンセルでいいよね』と言ってきたんです。実は、日曜は結婚記念日で、一緒に食事をする予定を入れていたんです。そこで、ただごとではないと思いましたね。完全にバレていると。それから急いで家に帰りました。洗いざらいすべて話し、なんとか許してもらいました」ユウジ(仮名)/35歳LINEの届いたタイミングがドンピシャでしたね。すべて見透かされているかのような内容を見て、さぞ血の気が引いたことでしょう。不倫夫が青ざめた“妻からの制裁LINE”をご紹介しました。今回のように、妻側が着々と準備をして不倫夫に事実を突きつけるケースもあります。こんなことになる前に、不倫夫には自分の行動を心から反省してほしいものです。©George Mdivanian / EyeEm/gettyimages※ 2022年2月13日作成文・塚田牧夫https://ananweb.jp/anan/399268/