パルコが都内にて展開するイラストレーター・ナガノによる人気作品『ちいかわ』のコラボカフェを常設店「ちいかわレストラン」について、2店舗目を沖縄の商業施設・PARCO CITYにて2月13日にグランドオ
歴史的な背景を持つ、ヴィンテージ古着。製造された年代が古いものや希少性が高いものが一般的に珍重されていますが、ヴィンテージの楽しみ方はそれだけではありません。この連載では、さまざまな視点でヴィンテージ古着の楽しみ方が味わえるアイテムを、国内最大規模のヴィンテージの祭典を主催するVCM代表 十倍直昭が「令和のマストバイヴィンテージ」として毎週金曜日に紹介。第83回は1990年代製の「ヴァンズ(VANS)」オールドスクール&スケートハイ編。 十倍直昭 () VCM inc.代表取締役 2008年よりヴィンテージショップを運営。その後2021年には、ヴィンテージ総合プラットフォーム VCM(@vcm_vintagecollectionmall)を立ち上げ、来場者を1万人以上を動員する、日本最大級のヴィンテージの祭典「VCM VINTAGE MARKET」を主催している。また渋谷パルコにて、マーケット型ショップの「VCM MARKET BOOTH」、エルメスジュエリーを専門に取り扱う予約制ショップ「VCM COLLECTION STORE」、イベントスペース「VCM GALLERY」を運営。2023年10月には初の書籍「Vintage Collectables by VCM」を刊行するなど、ヴィンテージを軸とした様々な分野で活動し、全国のヴィンテージショップとファンを繋げる場の提供や情報
...more 発信を行っている。 このコンテンツは FASHIONSNAP が配信しています。
音楽プラットフォーム「AVYSS」が、ポップアップストア「Curated by AVYSS」を渋谷PARCOにオープンする。期間は1月24日から28日まで。 このコンテンツは FASHIONSNAP が配信しています。
古着をアップサイクルしたボディーに「Vans(ヴァンズ)」のアーカイブデザインをプリントしたアイテムを扱うポップアップストア「Vans(ヴァンズ) Store Shibuya PARCO」が1月9日、渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)にオープンする。 #シブヤ経済新聞
少なくない人々が「宇宙が137億年前に誕生したのならば、宇宙の半径も137億光年なのではないか?」と間違った考えを持っています。
興味深いことに、この誤解は根強く、現在においても世界各国の科学雑誌や科学ニュースサイトでも、しばしば見受けられます。
今回は「地球の全周」や「銀河団の直径」からはじめて、観測可能な宇宙の直径、そしてその外に広がる宇宙全体の直径まで順に述べて解説しつつ、誤解の原因に迫りたいと思います。
目次
地球の直径から太陽系の直径まで隣の恒星や銀河団の大きさ観測可能な宇宙の直径と全宇宙の直径
地球の直径から太陽系の直径まで
まずは地球や太陽系の大きさをみてみよう / Credit:Canva . 川勝康弘
かつて古代ギリシャの賢者たちは、世界各地の井戸に差し込む光を同じ月の同じ日に比べることで、地球の全周を3万9690kmだと概算しました。
太陽までの距離は紀元前に測定されていた! 必要なのは1本の棒と偉大な頭脳
この数値はかなり正確であり、現在の機器で測定された全周4万8kmとの誤差は3%ほどとなっています。
古代の人々にとっても、自分たちがいる大地がどれだけの大きさを持っているかは、大きな興味の対称だったことがわかります。
また月への距離も同時期のギリシャの哲学者、ヒッパルコスによって35万4000kmだと概算されました。
こちらも割と正確であり、現在の測
...more 定値38万4400kmとの誤差は8%ほどとなっています。
しかし残念なことに、古代ギリシャの高度な知識は後の世に十分に伝わらず、やがて地球平面説が優勢になっていきます。
自由な思想や世界の秘密を探ろうとする試みは、中世世界では神への反逆とみなされたからです。
しかしルネサンス期を経て科学的思考が復活すると、人類は再びさまざまな距離を測るようになりました。
人類の科学を測る物差は様々ですが「距離の測定能力」はかなり正確な指標となるでしょう。
科学が発展するにつれて、測定可能な距離はどんどん伸びていき、太陽までの距離(約1億5000万km)や現在の地球から冥王星までの距離(約40億km)もわかりました。
ただ距離が伸びるにつれて、扱う数字の桁数も伸びていきます。
そこで天文学では地球と太陽の距離を新たに1天文単位(1AU)と定義し、物差しを使いやすい形に変更しました。
天文単位を使えば、太陽と他の惑星の長半径もスッキリとしたものになります。
たとえば水星まで0.39AU、金星までが0.72AU、木星までが5.20AU、冥王星までが39.5AUと距離関係もわかりやすくなります。
天文単位は太陽系内部で距離感を感じるのに適しています / Credit: 川勝康弘
しかしそれより遠い距離では再び桁数が伸び始めます。
たとえば太陽からカイパーベルトと呼ばれる天体の密集領域までは100AUほど、さらに太陽系の外縁と考えられるオールトの雲までは約1万AUとなっています。
この場合、太陽系の直径は2万AUとなります。
さらに太陽の重力が及ぶ範囲に至っては12万5000AUとなり、再びイメージしにくくなってきいました。
特に太陽系の外、つまり宇宙の星系間の距離を示すには、地球‐太陽間の距離を基準にしてもあまり意味がありません。
そこで登場するのが光年です。
隣の恒星や銀河団の大きさ
オリオン腕は主要な2本の腕の支流となっています / Credit:Wikipedia
ここからは距離がいっきにインフレして、光が1年間に進む距離「光年」や1パーセク(3.26光年)が基準になります。
太陽系から最も近いアルファ・ケンタウリまでの距離はおおよそ4.2光年(1.3パーセク)と言われています。
ざっとまとめると「1光年=27万AU=9.46兆km=0.306601パーセク」となります。
また太陽系が属するオリオン腕の長さはおよそ1万光年であり、天の川銀河系の直径は約15万光年となっています。
天の川銀河とアンドロメダ銀河は局所銀河団の2大銀河です / Credit:Wikimedia
またさらに視野を拡大すると、天の川銀河団とアンドロメダ銀河団という2つの大きな銀河の塊がみえてきます。
この2つの銀河団はダンベルのように2つがセットとなって局所銀河群(ローカルグループ)と呼ばれるより大きなグループを形成しています。
このローカルグループの直径はおよそ326万光年(3メガパーセク)となっています。
天の川銀河の属する局所銀河団も点のようなサイズになってしまいます / Credit:Wikimedia
またローカルグループはおとめ座銀河団は1500万光年(4.6メガパーセク)の一部であり、さらにおとめ座銀河団はラニアケア超銀河団(右の黄色い部分)の一部となっています。
ラニアケア超銀河団の直径は5億2000万光年(153メガパーセク)と推定されています。
このあたりから観測可能な宇宙の限界がみえはじめます / Credit:Wikipedia
そしてラニアケア超銀河団は宇宙の大規模構造を形成する網の1本「ヘラクレス座・かんむり座グレートウォール」の一部となっています。
この「ヘラクレス座・かんむり座グレートウォール」の長さはおよそ100億光年となっており、観測可能な宇宙の10.7%の長さに達していると考えられます。
100億光年の長さを持つ「ヘラクレス座・かんむり座グレートウォール」が10.7%に過ぎないとすれば、観測可能な宇宙の大きさはその9倍以上大きくなければなりません。
観測可能な宇宙の直径と全宇宙の直径
観測可能な宇宙の直径は930億光年
地球の大きさからはじめて、ヘラクレス座・かんむり座グレートウォールに達したことではじめて観測可能な宇宙の一部までみえてきました。
観測可能な宇宙の直径は約930億光年と考えられており、地球からは、その半分となる半径465億光年先に、その淵があると考えられています(参考文献※2)。
たとえば、現在観測できる最も遠方にあると考えられる、宇宙マイクロ波背景放射はビッグバンから37万9000年後に発せられた光が、465億光年よりわずかに短い、およそ460億光年先の空間から届いたと考えられています(参考文献※4)。
「約137億年前に発せられた光が460億光年離れた地球に届く」というと、光速度限界の観点からは奇妙に聞こえるでしょう。
アインシュタインの特殊相対性理論によれば、どんな物体も光の速度を超えることはないとされているからです。
ただこの理論は、宇宙が平らな(曲率がない)時空から構成されている場合に限った話であり、実際の宇宙は膨張し続けています。
つまり「宇宙の年齢が137億だから、宇宙の半径は137億光年だ」という考え方は、膨張しない宇宙で考えた場合の話なのです。
そのため光が放出された「時間」から光が届くまで進まなければならない「距離」を算出するには、宇宙の膨張率を考慮しなければなりません。
この膨張率が、137億年前(時間)と465億光年(距離)のズレの要因となっています。
ただこの半径465億光年という数値は、ビッグバン以降の宇宙の晴れ上がりと光を基準にしています。
宇宙の晴れ上がり前は光が真っ直ぐ進むことができないため、それより前に存在した光があったとしても観測可能にならないからです。
一方、光の限界を超える方法として重力波が期待されています。
宇宙の始まりについて私たちの多くは「ビッグバンによって超高密度の「点」が爆発的に膨張して宇宙になった」と考えられています。
実際、昔の子供向け科学雑誌にはしばしば、そのように記載されています。
しかし現在、ビッグバンは宇宙の始まりとは考えられていません。
ビッグバンは宇宙の始まりではない / Credit:早稲田大学、宇宙の始まりの頃の様子を、重力波を使って明らかに
現在の宇宙論では、まず超高密度の「点」であった宇宙の素がインフレーションによって急激に膨張して一時的に冷え、その後再加熱されたと考えられています。
そして幼い頃の私たちがビッグバンだと思っていたのは、この再加熱現象であることが明らかになりました。
私たちの宇宙は誕生した直後から
「超高温超高密度の点」➔インフレーションで急膨張して冷却➔再加熱(ビッグバン)➔素粒子の誕生➔ヒッグス粒子の性質変化➔原子の誕生➔星々の誕生➔現在の宇宙
と目まぐるしく様相が変化していったのです。
全ての力から重力が分離したのは宇宙誕生から10のマイナス43乗秒過ぎであると考えられており、ビッグバンより以前のインフレーション時代の宇宙の様子を探れるかもしれないからです(参考文献※3)。
現在、世...