愛媛県今治市沖の来島(くるしま)海峡で2日夜に貨物船同士が衝突し、三重県鳥羽市の貨物船「せいりゅう」(総トン数716トン)が沈没した事故で、今治海上保安部は6日朝、貨物船の船内から遺体を発見したと発…
愛媛県今治市沖で貨物船同士が衝突した事故で、今治海上保安部は6日、沈没して海底で見つかった「せいりゅう」(716トン、三重県鳥羽市)の船内で1人を発見したと明らかにした。船長ら2人が行方不明になっており、同保安部は身元の確認を進めるとともに、業務上過失往来危険の疑いで捜査している。
今治海上保安部によりますと、愛媛県今治市の来島海峡で貨物船2隻が衝突し、このうち1隻が沈没した事故で、6日午前7時すぎに沈没した貨物船「せいりゅう」の操だ室で1人が見つかったということです。事故では貨物船の乗組員2人が行方不明となっていて、海上保安部は行方が分からなくなっている乗組員の1人とみて身元の確認を進めています。
2日、愛媛県今治市沖で貨物船どうしが衝突して1隻が沈没し、乗組員2人が行方不明になっている事故で4日朝、周辺の海域で無人の救命いかだが発見されました。海上保安部は沈没した貨物船のものか確認を進めるとともに捜索活動を続けています。
愛媛県今治市沖の来島(くるしま)海峡付近で貨物船同士が衝突し、「せいりゅう」(716トン)が沈没した事故で、今治海上保安部は3日、巡視船やヘリコプターで行方不明となっている船長と1等航海士の捜索を続けた。