ウクライナのゼレンスキー大統領は今週、安全が確保されれば、今後60日から90日以内に選挙を実施する準備に入れると述べた。ロシアとの戦争を利用して権力にしがみついているとのトランプ米大統領の主張に対し、反論を試みた形だ。
紛争終結を求めるトランプ氏の圧力が高まる中、ゼレンスキー氏は9日、「選挙の用意はある」としつつも、安全が懸念事項だと指摘。「我が国の軍隊がミサイル攻撃を受けている中で、どうやってこれ...
台湾政府が、中国版インスタグラムと呼ばれる人気SNS「小紅書(レッドノート)」へのアクセスを1年間禁止する措置に踏み切りました。月間アクティブユーザー約3億人、評価額約4.6兆円にまで成長した巨大アプリですが、台湾では詐欺事件が1700件以上発生し、被害総額は約12億円に上っています。さらに、個人情報漏洩リスクに関する15項目すべてで基準に達しておらず、ユーザー情報が中国の特定地点に送られていることも判明しました。メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では、TikTokと同様に危険視される中国製アプリの実態と、日本政府に求められる対応について詳しく解説しています。
【中国】日本も中国製SNS、IT製品の危険性検証と脱中国依存を急げ
● 台湾、中国版インスタ「小紅書」を接続停止 「詐欺多発、個人情報流出リスクも」
中国版インスタグラムとして、近年目覚ましく成長している「小紅書(レッドノート)」は、中国と台湾のみならず、中国市場を狙う日本企業が活用しているケースが多いようです。
このアプリの特徴は、オンライン販売と口コミをセットで視聴者に提供している点です。例えば、ある化粧品を販売するページには多くの利用者による口コミが入ってきていて、細かい使用感についての情報を得ることができます。オンライン販売で商品を買う多くの人が、口コミを参考にしていて、口コミ次第で
...more購入するかどうかを決めるといっても過言ではありません。
このような消費行動を取るのは若者が中心となっていることから、必然的に「小紅書」のユーザーは10代から30代くらいまでの若者、中でも化粧品やファッションなどに興味のある女性がメインターゲットとなっています。
メディアによれば、「2025年の純利益は前年比3倍の約4400億円に拡大する見通しと報じられました。月間アクティブユーザーは約3億人で、評価額は約4.6兆円まで上昇しています」とのことで、このアプリのおかげで運営企業は急成長しています。
● 3億人が使う「赤い」アプリ 急成長
台湾が1年間のアクセス禁止を決定
そんなアプリを台湾が1年間アクセス禁止としたとのニュースです。
「小紅書は中国版インスタグラムとも呼ばれる交流サイト(SNS)アプリで、若い女性を中心に世界で3億人以上が使用し、日本企業も中華圏向けの宣伝に活用している」
● 台湾当局、中国版インスタ接続遮断
「小紅書は台湾だけで300万人以上の利用者を抱える人気SNSで、台湾の人口2300万人のうち13%が利用していることになる」
● 台湾、中国SNS「小紅書」を1年間遮断…TikTok・微博も重大な保安リスクと判定
これほどまでに利用者がいるのに、台湾政府はなぜアクセス禁止にしたのでしょうか。その理由は以下、報道を一部引用します。
「内政部によると昨年以降、小紅書のアカウントを利用した偽の不動産売買や投資案件などの詐欺事件が計1700件以上発生し、被害総額は約2億4770万台湾元(約12億2600万円)に上るという。
台湾のデジタル発展部(デジタル省)は3日、小紅書や動画投稿アプリTikTok(ティックトック)の中国版である抖音(ドゥイン)など、中国製の5つのアプリについて、携帯の位置情報や通信履歴、クレジットカード番号などの個人情報が漏洩(ろうえい)するリスクがあるとして警戒を呼び掛けていた。台湾当局の調査によると、小紅書は個人情報漏洩のリスクに関する15件の指標すべてで基準に達していなかったという。
中国は自国製SNSを利用して台湾に偽情報などの認知戦をしかけており、小紅書の接続停止には『政治的な目的がある』(最大野党、中国国民党の立法委員)との見方もある」
● 台湾、中国版インスタ「小紅書」を接続停止 「詐欺多発、個人情報流出リスクも」
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個人情報は中国へ筒抜け
そうなんです。TikTok(ティックトック)がアメリカから締め出され、EUでも有害だと批判されていたように、「小紅書」も存在そのものが危険だと判断されました。
オンライン販売を兼ねているということは、購入者の住所、電話番号、クレジット情報、購入品の傾向などなど、あらゆる個人情報を得ているということですよね。それを、本人の同意なしに悪用すれば、あらゆる詐欺に使えます。
「台湾内政部(内務省に相当)などによると、主要な中国製アプリの情報セキュリティーについて調べたところ、小紅書はユーザーの位置情報や通信記録の収集の程度など15の検査項目全てで不合格だった。個人情報は中国の特定地点に送られているという。
さらに、小紅書を利用した詐欺事件は2年間で1706件発生し、約2.5億台湾ドル(約12.5億円)の被害があった。台湾でのユーザーは約300万人。台湾当局は今年10月、上海にある運営会社に改善策を提出するよう求めたが返答がなく、遮断に踏み切った。フェイスブックなど他のSNSを利用した詐欺事件も多いが、運営会社が詐欺に使われたアカウントの資料を提出するなど、台湾当局の捜査に協力しているという」
● 台湾、中国版インスタ「小紅書」の接続遮断 個人情報漏れ詐欺多発
「今年はネットオークションや分割払いの解除、投資、ロマンス、いわゆる『美人局』などの手口による詐欺が横行しているという」
● 中国SNS「小紅書」使った詐欺多発 内政部、暫定1年のアクセス遮断命令/台湾
つまり、個人情報を悪用して、その人が喜びそうな話を持ち掛け詐欺を働いているのではないか、ということです。「小紅書」が原因となる詐欺の規模が大きくなっているのに、調査にも協力しないというのだから、政府としては国民を守るためには禁止の措置もやむを得ないとの判断だったのでしょう。
国民党議員は、「インターネットの自由を制限するものだ」と、政府の判断を批判し、「封鎖でプロの詐欺集団を防ぐことはできない。美容や旅行の情報を求める市民がブロックされるだけだ」と反対しています。
● 台湾、中国版インスタ「小紅書」を接続停止 「詐欺多発、個人情報流出リスクも」
中国製アプリは安全保障上の脅威
カンボジアでの組織的詐欺集団のニュースを見ると、元締めは中国人集団ですし、大勢の人を拉致して働かせているのですから、こうした膨大なデータを分類、分析し、リストを作成して詐欺を働くことも、十分可能でしょう。中国のアプリがどこまで危険なのか、その真偽は闇の中ですが、疑わしきは利用しないほうが安全に決まっています。
日本政府がこうした決断をしたという事例はなく、日本では「小紅書」を見放題ですが、日本の皆さんも中国のサイトで買い物をする際には十分注意したほうがいいでしょう。
最近、TikTokで、日本人クリエイターの収益化が次々停止される事態が起こっていると、一部では騒ぎになっています。TikTokは中国の企業の運営ですから、最近の日中関係の悪化が関係しているのではないかという疑念も湧き上がっています。
● TikTok収益停止は「政治の報復」か? 日本人クリエイターに連鎖する月収20万円ゼロの衝撃 – アルゴリズム規制と中国巨大プラットフォーム危機の深層
よく知られているように、台湾やアメリカでは、TikTokを公的機関が使用することを禁止しており、インドでは全面的に使用禁止になっています。TikTokに投稿された映像から、人物、住居、周囲の環境などが割り出される可能性があり、安全保障の脅威となっているからです。
中国には中国企業が政府に情報提供を義務付ける法律があるため、さまざまなユーザー情報が中国当局に流れる可能性が否定できません。その結果、SNS、メールアドレスやクレジットカードまでが乗っ取られる危険性もあるわけです。
ノルウェーでは、公共交通で使われている中国製電気バスが、販売元の中国メーカーによって遠隔操作で車両を停止できる可能性が判明しています。つまり、中国政府の号令などによって、ノルウェーのバスを急停止させ、事故を発生させたり交通マヒを起こしたりできてしまう危険性が発覚したわけです。
● 中国製EVバスに遠隔操作で車両停止できる機能 ハッキングで悪用される恐れ
日本政府には、こうした中国製SNSやソフト、IT製品に対する安全保障上の危険性をしっかり検証してもらうとともに、やはり中国製品への依存度を改めることが、これから必須となってくるでしょう。
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ウクライナ情勢をめぐり、アメリカのトランプ大統領は、ヨーロッパ3か国の首脳と電話で会談しました。アメリカのメディアはウクライナがヨーロッパ側との協議で修正した和平案を提示したと伝えていて今後のアメリカ側の対応が焦点です。
ウクライナが10日、黒海でロシアの「影の船団」に属する石油タンカーを攻撃したことが分かった。ウクライナ保安庁(SBU)の当局者が明らかにした。「影の船団」はロシアが制裁逃れに使っている船舶の総称。
ウクライナ保安当局の情報筋はCNNの取材に、SBUと海軍の共同作戦で海上ドローン(無人艇)「シーベイビー」が使用されたと明らかにした。ロシアのタンカーを狙った攻撃は2週間で3度目となる。
ロシアは異なる旗を掲げた...
広島から世界へ、国境を越えてアブダビに羽ばたく平和の祈りアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで開催された「F1アブダビグランプリ」の会場において、UAEを構成するラアス・アル・ハイマ首長国の王族、シェイク・マジェット・ビン・スルタン・アル・カシミ殿下(Sheikh Majed bin Sultan Al Qasimi)に謁見し、佐々木禎子さんの平和への願いが込められた「禎子の折り鶴」のレプリカ(ピンバッチ)を贈呈いたしました。【写真】樽谷大助とシェイク・マジェット・ビン・スルタン・アル・カシミ殿下贈呈の背景と当日の様子世界中の注目が集まるF1アブダビGPの地で、マジェット殿下への謁見が実現しました。その際、広島の「原爆の子の像」のモデルであり、平和の象徴として世界に知られる佐々木禎子さんのストーリーをお伝えし、株式会社キャステム(広島県福山市)が精密鋳造技術で製作した「折り鶴」のピンバッチを手渡した。マジェット殿下は、折り鶴に込められた深い祈りと物語に感銘を受けられ、大変喜ばれました。その場ですぐにご自身の胸元にピンバッチを着用してくださり、平和への想いを共有する光栄なひとときとなった。【写真】シェイク・マジェット・ビン・スルタン・アル・カシミ殿下に鶴のレプリカを贈呈する樽谷大助シェイク・マジェット・ビン・スルタン・アル・カシミ殿下より 今回の贈呈にあたり、殿下より以下の温かいお言
...more葉を頂戴しております。「樽谷大助さんにお会いできて嬉しかったです」https://www.linkedin.com/posts/majed-al-qasimi-9b3b0444_it-was-great-to-meet-mr-httpslnkdin-activity-7404074624528941056-s_kV?utm_source=share&utm_medium=member_ios&rcm=ACoAAAlrJJcBCd2WcRNGM6rQRT4a6-N0U5lic9k【写真】サダコの折鶴のレプリカ(制作 株式会社キャステム)今後の展望今回のF1アブダビGPでの出会い、そしてUAE王族であるマジェット殿下を通じて、「禎子の折り鶴」が再び世界へと羽ばたき、平和の尊さが国境を越えて広がり続けることを確信しております。今後もジャーナリズムと平和活動を通じて、国際的な友好関係の構築に寄与していく。関連情報特定非営利活動法人SADAKO LEGACY OFFICIAL WEBSITEhttps://orizuru-sadako.com/「禎子の折り鶴」プロジェクト(株式会社キャステム) https://www.castem.co.jp/project/detail?id=1749【動画】被爆から79年…サダコの折り鶴 広島から世界へ(広島テレビ) https://youtu.be/hGD6wltSwnY?si=ghLiAAC4DAom--1O【写真】サダコの折鶴をモチーフにした世界平和記念をイメージした絵。樽谷大助の娘、ソフィア作【本件に関する報道・取材のお問い合わせ】 取材・報道:国際ジャーナリスト 樽谷 大助(Daisuke Tarutani)欧州ジャーナリスト連盟(European Federation of Journalists)会員 No.JP465 N J269日本外国特派員協会(FCCJ)会員 No.TA1321一般社団法人 モナコウィークインターナショナル取材アシスタント:Tatiana Ivanovna / KANAME YAGIHASHI / HINATA TARUTANI 連絡先 Email: d.tarutani0120@gmail.com【写真】折鶴を手にしたウクライナの人々配信元企業:一般社団法人モナコウィークインターナショナルプレスリリース詳細へドリームニューストップへ