青森県弘前市の農事組合法人しみず(石山容子組合長)は3日、ドローンを使って屋根雪を溶かす実験を行った。金属をさびさせない種類の融雪剤を上空から散布し、効果を調べる。雪下ろしは重労働で転落の危険もあり、業者に依頼すると高額なことから、同法人は実験を重ね、比較的安価にできるドローン融雪の技術確立を目指す。実験は県中南地域県民局の支援を受け、青森ドローンスクール(弘前市)の協力で、市内2カ所で行った。同市小沢の同法人作業倉庫では、雪が20~50センチ積もった屋根約90平方メートルに、塩化ナトリウムの…