2024/9/17 15:00
サントリー美術館
https://www.suntory.co.jp/sma/
サントリー美術館(東京・六本木/館長:鳥井信吾)は、 2025年に5つの展覧会を開催します。
1961年に東京・丸の内に開館して以来、当館は「生活の中の美」を基本理念とし、 2007年の六本木移転を機にミュージアムメッセージ「美を結ぶ。美をひらく。」を掲げて、日本美術の発展と普及に資する活動を展開してまいりました。
2025年は待望のガレ展に始まり、当館では8年ぶりの絵巻展となる酒呑童子展、2021年夏に開催し好評を博した「ざわつく日本美術」展第2弾、東京の美術館では初の大規模展となる絵金展、そして根来を特集する展覧会まで、5つの企画展を通して日本美術の多彩な作品をご覧いただきます。どうぞご期待ください。
没後120年 エミール・ガレ:憧憬のパリ
2025年2月15日(土)~4月13日(日)
エミール・ガレ(1846~1904)はフランス東部の古都ナンシーに生まれ、ガラス・陶器・家具において独自の世界観を展開し、名声を極めました。ナンシーの名士として知られる一方、ガレ・ブランドの名を世に知らしめ、彼を国際的な成功へと導いたのは、芸術性に溢れ、豊かな顧客が集う首都パリでした。ガレの没
...more 後120年を記念する本展では、ガレとその国際的地位を不動のものとしたパリとの関係に焦点を当て、彼の創造性の変遷を顧みます。
酒呑童子(仮称)
2025年4月29日(火・祝)~6月15日(日)
平安時代の武将・源頼光が鬼神・酒呑童子を退治する説話は、14世紀以前に成立し、やがて絵画化や、能などにも劇化されて広く普及しました。なかでも、室町時代の狩野元信筆「酒伝童子絵巻」(以下、サントリー本)は、江戸時代を通して何百もの絵巻に描き写され、多大な影響を与えた古例として有名です。本展では、近年修復を終えたサントリー本を大公開するとともに、そこから広がる酒呑童子絵巻の多様な展開をご紹介します。
まだまだざわつく日本美術(仮称)
2025年7月2日(水)~8月24日(日)
作品を「見る」ために展覧会へ行ったのに、キャプションを読むのに精一杯で、肝心の作品の印象が残っていない……そんな「視れども見えず」という体験はありませんか?本展は、「心がざわつく」ような展示をきっかけに、作品をよく見ることを意識して愉しみながら、日本美術のエッセンスを味わえるコレクション企画展「ざわつく日本美術」(2021年)の第2弾。サントリー美術館の名品から珍品、秘宝まで、作品を「見る」ための準備運動ができる展覧会です。
幕末土佐の天才絵師 絵金
2025年9月10日(水)~11月3日(月・祝)
謎の天才絵師とも呼ばれる土佐の絵師・金蔵は、幕末明治期に多くの芝居絵屏風を残し、地元高知では「絵金さん」の愛称で長年親しまれてきました。同時代のどの絵師とも異なる画風の屏風絵は、今も夏祭りの間に高知各所の神社等で飾られ、闇の中に蝋燭の灯りで浮かび上がる芝居の場面は、見るものに鮮烈な印象を残しています。本展は東京の美術館で開催する初の大規模展です。「絵金」の類稀なる個性と魅力を代表作の数々で紹介します。
祈りの色と造形 根来(仮称)
2025年11月22日(土)~2026年1月12日(月・祝)
いわゆる「根来」は、中世に栄華を極めた根来寺(現在の和歌山県)で生産されていたとの伝承から、後世「根来塗」と称された漆器であり、塗りの一技法でもあります。黒漆に朱漆を重ねた姿に、耐久性と美しい造形を備えた根来は、古代より寺院や神社などの信仰の場で使われ、近世以降には民衆の生活の場でも大切にされました。本展では、根来誕生の起源に迫りながら、魅力あふれる色と造形をもつ名品群を一堂にご紹介します。
7人組ダンスボーカルグループとしていま大きな注目を集める「原因は自分にある。」(通称“げんじぶ”)。独自の世界観に魅せられる“観測者”(“げんじぶ”のファンネーム)たちがジワジワ増え続ける理由とは? ここでは、武藤 潤さん、吉澤要人さんに話を伺いました。左から吉澤要人さん、武藤 潤さん。武藤 潤さん(以下、武藤):僕らってほぼ同期?吉澤要人さん(以下、吉澤):研究生時代に同じユニットで活動していた時は、僕は後輩だと思ってたけど、今はほぼ同期かな(笑)。武藤:要人はバレエの経験者で体が柔らかいよね。難しいターンも普通にできちゃうし、イケボ。僕が持っていないものを持っていてカッコいい!吉澤:僕こそ、潤くんがいてくれてよかったと思うことはよくあるよ。平和主義で絶対に誰も傷つけないし、僕が知っている人間の中で一番優しいと思ってる(笑)。しかもめちゃくちゃ面白い! 最年長の潤くんがいるからこのチームは回ってるんじゃない?武藤:いや要人こそ、リーダーとしての責任感を強く持ってて素晴らしい。スタッフさんとの話し合いの中で、メンバーの意見が必要だと思ったら、1人ずつ丁寧に聞いて回ってるもんね。しかも電話で。吉澤:1人ずつ電話するのはそこまで大変じゃないんだよね。でも普段あまり電話はしないから、突然のリーダーからの着信ってやっぱりちょっと緊張感あると思うの。だから、なるべく構えさせないようにと、話の
...more 入り口が大事だったりもして。武藤:なるほど。いろいろ考えてくれてたんだね。吉澤:潤くんとはよくごはんに行って、今のグループの状況なんかを共有し合っているよね。だからみんなで集まった時に僕が思っていることを伝える前に、空気を読んで潤くんが切り出してくれたりして。すごく助かってる! ただ、人一倍ふざけるから…。やりすぎの時は僕が怒ります(笑)。武藤:あははは(笑)。怒られます。リハの時に走り回ってたりすると「今ちゃんと先生の話聞いてた?」って。でもみんな個性を上手に発揮できるようになってきたから、例えばここは(大倉)空人にMCを任せて、ここは笑わせたいから(小泉)光咲にパスして天然ふわふわ感出してもらってとか、場面ごとに得意分野を発揮できていると思う。みんなが魅力的だし、そして仲がいい。吉澤:個々の能力がこんなに高いグループは珍しいよね。正直、1人でもやっていけるような7人だし、集まったら最強。奇跡のグループだと思う!武藤:しかも、まだまだ成長中。特に去年の11月の“ぴあアリーナMM”ライブは、僕たちにとって最大規模の会場で。もっと多くの人に僕らを見てほしかったし、全員でいい景色を見るぞ、という目標があったからこそいろんな課題を乗り越えられた。そしてみんなの絆もさらに強まって。吉澤:僕もあのライブは重要だったと思ってる。そして、確かに乗り越えられたというのは大きいけど、同時に悔しさを味わったり、新たな課題が生まれたりもして。一気にみんなのチーム感みたいなものが強まったよね。武藤:そもそも僕らの強みといえば、音楽性の幅広さ。例えば5月にリリースした「Mania」と、7月にリリースしてアニメの主題歌にもなっている「P‐P‐P‐PERO」は、同じグループが歌っているとは思えないぐらい全く違う曲調で。初めて聴く人は、結構衝撃が強いと思います(笑)。吉澤:あと、グループ名のインパクトの強さといったら(笑)。「原因は自分にある。」という名前に僕らは負けちゃいけないし、これを背負って進み続けるためにも、名前に相応しい、意味の深いグループに成長していきたい。武藤:目標は、音楽番組に出演していろんな方に僕らを知ってもらうこと。吉澤:そしてこの先もずっと7人で居続けて、僕らにとっても観測者にとっても、“げんじぶ”が一番の居場所であるべきだと思っています。【武藤 潤】みんなで切磋琢磨し合ってここまできた。「僕は“明るいパワー系”キャラ。いつも好き勝手におちゃらけているけど、周りのみんながちゃんと元に戻してくれるんです。最年長でも、手のかかる最年長。はい、自覚があります(笑)」ムードメーカーとしてメンバーから慕われている武藤潤さん。「これまでライブを重ねてきて、自分のモチベーションの上げ方を知り、本番でより良いパフォーマンスを見せられるようになってきた」と、最年長らしい発言が頼もしい。「新曲のレコーディングまでに、いくつかの歌い方のパターンを準備しておきたいから、レコーディング直前に一人でカラオケボックスにこもって、いろいろな声色や抑揚を練習しています。もしそれらがレコーディングで使えなかったとしても、ライブでのアレンジを増やせるので無駄にはならないと思います。それに、同じ曲を同じように歌うのもいいけど、ライブではアレンジを加えたりすると、ファンの皆さんが楽しんでくれるのがわかります。いま自分に足りていないのは体の柔軟性。最近始めた筋トレでは主にお尻と脚など下半身の筋肉を鍛えつつ、毎日お風呂上がりに30分のストレッチがルーティン。これも力強く、時に美しいパフォーマンスを披露するため」年々、チーム力が強くなっているのを感じているという武藤さん。「デビューしてほどなくコロナ禍になり、ライブの演出や構成について、スタッフさんやメンバーとリモートで話す機会が増えて。そこでみんなで意見を交わすことで、ライブを自分たちで作り上げていきたいという強い思いに繋がりました。みんなで切磋琢磨し合ってここまできたんです。メンバーそれぞれの意見をちゃんと聞いて活かすということを、今後も大事にしたい。(長野)凌大と(桜木)雅哉は楽器をやっているので、今後は楽器を使ったパフォーマンスもいいですね。僕は、ドラムに挑戦してみたいです」むとう・じゅん 2001年8月18日生まれ、東京都出身。ドラマや映画のほか、舞台『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE』に出演するなど俳優としても活躍。中に着たシャツ¥30,800(FACTOTUM/Sian PR TEL:03・6662・5525) パールネックレス¥105,600(MARIHA TEL:03・6459・2572) シルバーネックレス¥9,460(Oyire/JOYEUX TEL:03・4361・4464) イヤカフ¥13,200(IVXLCDM/IVXLCDM六本木ヒルズ TEL:03・6455・5965) その他はスタイリスト私物【吉澤要人】異色のグループとして、独自の道を歩み続けたい。デビューから5年、これまでの活動を振り返ると「一筋縄ではいかないことばかりでした」と苦笑する吉澤要人さん。昨年、4年目を目前にしてリーダーに就任することになり、当初は戸惑うことも多かったそう。「僕らはずっとリーダーを作らずにやってきたので、今さらなぜ、と反対するメンバーも多かったです。リーダーというとみんなを先導していく姿を想像しがちですが、僕はみんなが横一列で進んでいく姿を一歩引いたところから見守って、誰かが遅れそうになった時に寄り添うタイプです。なのでリーダーに頼るグループになるんじゃなくて、逆に支えるグループになろうと話し合い、今はみんなに支えてもらいながら、なんとかリーダーをやっています」多くのグループが活躍する中、“げんじぶ”が目指すのは「異色であり続けること」。「『原因は自分にある。』というグループ名を冠する以上、誰も見たことがない道を行くのが僕たちらしいと思うんです。自分たちの可能性を信じて、何にでもチャレンジしたい。そんな気持ちもあって、メンバーのほとんどがグループと並行して俳優もやっています。もちろんドームに立つという大きな目標はありますが、そこに至るまでにいろんな冒険をして、いろんな人に出会って、他にはない面白い道を突き進んでいきたいです。僕たちの曲は哲学的な歌詞が多くて、今までストレートなラブソングや応援ソングは歌ったことがなくて…。真っすぐにメッセージを届ける楽曲にも挑戦してみたいです。そうすることで僕たち自身の幅も広がるし、シニカルな曲とのギャップも一つの武器になるんじゃないかと思っています」作詞に挑戦してみたいという夢も。「“儚いものは美しい”という言葉が好きで、そういうテーマの曲をやってみたいです。リーダーとしては、言葉より行動でみんなを引っ張っていきます」よしざわ・かなめ 2003年7月12日生まれ、東京都出身。「SUPERDRAGONの田中洸希とは初ドラマで共演して以来の仲良し。僕が思ってるだけだけど、勝手にライバル視してます!」チョーカー¥97,900 ロングネックレス¥62,700(共にPLUIE/PLUIE Tokyo TEL:...
三谷幸喜が「記憶にございません!」以来5年ぶりに、脚本・監督を手がけた9本目の長編映画「スオミの話をしよう」の初日舞台挨拶が9月13日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、三谷監督をはじめ、主演の