佐賀県教育委員会は29日、2025年度の公立学校教員採用選考試験(24年度実施)で、大学3年生が1次試験を前倒しで受験できる制度を導入すると発表した。合格すれば、4年次は2次試験からの受験になる。在学中の受験機会を増やすことで受験しやすい環境づくりを進め、受験者数の拡大を図る。ほかにも推薦試験枠拡大や試験内容を見直した。 全国的に教員採用選考試験の受験者数が減っている。佐賀県でも秋選考を本年度から始めるなどの施策を進めてきた。県教委によると、大学3年生から受験可能な都道府県はすでにあるという。
佐賀県立高校が2021年度から取り組む、学校の魅力や強みを磨き上げる「唯一無二の誇り高き学校づくりプロジェクト」の報告会が22日、佐賀市のメートプラザ佐賀で開かれ、3校が特色のある取り組みを紹介した。 パネル討論では有田工業高の山崎哲也校長が、デザイン科とセラミック科の生徒を全国から募集していることを説明。今年は6人が入学し「学業、陶芸などの部活、有田陶器市でのアルバイトに積極的に取り組み、地元の生徒に刺激を与えている」と述べた。
児童や生徒へのわいせつ事案で懲戒免職となる小中学校の教員が後を絶たないとして、埼玉県教育委員会は教員の選抜試験で実施される面接で、わいせつにつながる行為をチェックシートで確認し、予防につなげる取り組みを始めました。