今年も開催決定!
『東京競馬場花火2025〜花火と聴きたいJ-POP BEST〜』
特別な場所で見て感じる最高の時間を。
夏の夜空を14,000発の花火で彩る「東京競馬場花火 2025 〜花火と聴きたいJ-POP BEST〜」が7月2日(水)に東京・府中「東京競馬場」で開催されることが決定した。
2022年からスタートした一夜限りのこの花火イベントは、これまでThe Rolling Stones、YUMING、シティ・ポップといったテーマで、毎年“東京で一番早い花火”として多くの人を楽しませてきた。音楽と花火のシンクロが一番の見どころであり、このシリーズが誕生して、回を重ねるごとに再認識されている。これまで来場された方は口々に「こんな花火は見たことない」「満足度100%」「家族を誘ってみて本当に良かった」と高評価。まだ見たことのない方は、特に今年の本公演は見ることをオススメ。今年は“昭和100年”という記念すべき年ということもあり、テーマはズバリ“J-POP BEST” 誰しもが口ずさめる音楽。昭和に産声を上げた歌謡曲やニューミュージックが、オリジナリティに満ちた“J-POP”として平成の時代に進化し、令和の今ではアメリカや東南アジアからも大きなムーブメントとなる存在になり、熟成・定着している。胸が熱くなるような名曲と国内最高峰の花火チー
...more ムによる秀麗な花火との競演! 他では類のない最短で100mという近さで展開される迫力ある花火を是非堪能していただきたい。
○公演名 東京競馬場花火 2025 〜花火と聴きたいJ-POP BEST〜
○日 程 2025年7月2日 (水) 19:30開演 (17:00開場)
○場 所 東京競馬場(府中)
○チケット 一般発売:2025年5月10日(土)
プレミアムシートチケット 11,000円、プレミアムグループ席 4枚 50,000円
シートチケット S席 8,800円、シートチケット A席 7,700円 ほか
(未就学児無料・お座席が必要な場合は、チケットが必要)
○公式ホームページ http://hanabitokyo.com
○お問い合わせ キョードー東京0570-550-799(平日11:00〜/土日祝10:00〜18:00)
主催:BS朝日・J-WAVE・TOKYO FM・BAYFM78・FMヨコハマ・ニッポン放送・
東京競馬場花火2025実行委員会
後援:府中市・朝日新聞社・日刊スポーツ新聞社・むさし府中商工会議所・府中観光協会・
府中市社会福祉協議会・むさし府中青年会議所・まちづくり府中
協力:京王電鉄・JR東日本
府中市市民協働事業
2025年3月28日
小正嘉之助蒸溜所株式会社
世界で最も権威あるウイスキー品評会「ワールド・ウイスキー・アワード 2025」授賞式で
嘉之助蒸溜所 貯酒管理チーフ・神前拓馬が「ICONS OF WHISKY 2025」世界最優秀貯蔵庫責任者賞を受賞
テイスト・デザイン部門でも高評価を獲得
「MELLOW LAND, MELLOW WHISKY」をコンセプトに掲げる小正嘉之助蒸溜所株式会社(蒸溜所名:嘉之助蒸溜所/所在地:鹿児島県日置市/代表取締役:小正芳嗣)は、2025年3月26日(現地時間)ロンドンで開催された世界的なウイスキー品評会「ワールド・ウイスキー・アワード2025」の授賞式において、嘉之助蒸溜所 貯酒管理チーフ・神前拓馬が「ICONS OF WHISKY」部門の「世界最優秀貯蔵庫責任者賞」を受賞したことをお知らせいたします。
本受賞は、熟成管理、樽補修、品質維持における日々の取り組みが世界のプロフェッショナルから高く評価されたものです。また、1957年に小正醸造2代目・小正嘉之助が日本初の樽貯蔵米焼酎を生み出して以来受け継がれてきた「樽」や「貯蔵熟成技術」が、現代のウイスキー造りにおいても高く評価されたことを意味します。
このたびの受賞を記念し、嘉之助蒸溜所ならではの貯蔵技術を体験できる特別ツアー「WWA202
...more 5 世界最優秀貯蔵庫責任者・神前拓馬と巡るKANOSUKE貯蔵庫ツアー(仮)」を開催予定です。開催日程や予約方法については、後日公式HPにて発表いたします。
さらに、本年度のテイスト部門では、以下の4商品が受賞しました。
•「嘉之助 DOUBLE DISTILLERY」:ベスト・ジャパニーズ・ブレンデッド・ウイスキー賞
•「嘉之助 HIOKI POT STILL 2024 Limited Edition」:ベスト・ジャパニーズ・ポットスチルウイスキー賞
•「シングルモルト嘉之助 蒸溜所限定 #010」:ベスト・ジャパニーズ・シングルカスク・シングルモルト賞
•「嘉之助 DOUBLE DISTILLERY The Mellow Bar Reserve」(免税店限定):ジャパニーズ・ブレンデッド・ウイスキー部門 銅賞
また、デザイン部門では「嘉之助 HIOKI POT STILL 2024 Limited Edition」が、KANOSUKEとして初めて「ワールドベスト Limited Edition デザイン賞」を受賞しました。
嘉之助蒸溜所の貯蔵庫と多彩な樽の原酒貯酒について
鹿児島・吹上浜のほとりに位置する嘉之助蒸溜所のルーツは、1957年に2代目・小正嘉之助が生み出した、日本初の革新的な樽貯蔵米焼酎「メローコヅル」に遡ります。「日本一夕日の美しい場所から、鹿児島の蒸留酒文化を世界へ広めたい」という祖父の志を受け継ぎ、2017年に4代目・小正芳嗣がこの地に嘉之助蒸溜所を創業。祖父の代に既に唯一完成し、高温多湿な鹿児島の気候を鑑みた半地下構造の工夫が施された熟成庫をはじめ、シェリー樽・バーボン樽・ワイン樽、さらに樽貯蔵焼酎のリチャー樽など、以来多彩な樽を活用しながら熟成を重ねてきました。
そして2024年5月、新たに第5貯蔵庫が運用開始。5,300樽を収容できるこの施設は、蒸溜所で最も海に近い場所に位置し、海風が行き交う独自設計が施されています。この環境が、鹿児島・日置ならではの個性的な熟成を生み出します。
現在、蒸溜所全体の貯蔵能力は4カ所・7棟で10,800樽へと拡大。異なる環境で熟成された原酒を丹念にヴァッティングすることで、KANOSUKEならではのよりメローで奥深い味わいを追求しています。
ワールドウイスキーアワード2025テイスト部門3商品受賞
「嘉之助 DOUBLE DISTILLERY」
ベスト・ジャパニーズ・ブレンデッド・ウイスキー 受賞
700ml, 53%, 14,300 円(税込)
「シングルモルト嘉之助」と、「嘉之助 HIOKI POT STILL」の2つの個性が引き立つ絶妙な配合を吟味した渾身のブレンデッドウイスキー、2024年発売の定番商品。
「嘉之助 HIOKI POTSTILL 2024 Limited Edition」
ベスト・ジャパニーズ・ポットスチルウイスキー受賞
700ml、 55%, 16,500 円(税込)
定番のポットスチルウイスキーのアメリカンホワイトオークの新樽やバーボン樽原酒に加え、本品では焼酎リチャー樽貯蔵の原酒をヴァッティング
「シングルモルト嘉之助 蒸溜所限定 #010 」
ベスト・ジャパニーズ・シングルカスク・シングルモルト受賞
200㎖、55% 蒸溜所限定発売(現在は終売)
原料や樽の組み合わせ、エイジング期間によって全く違う個性を楽しめるシングルモルト限定シリーズ。 「深焼き」の焼酎リチャー樽から生まれる焼きプリンのような甘い風味、ビターな余韻
KANOSUKE初の「ワールドベスト Limited Edition デザイン賞」受賞!
デザイン:立沢トオル(有限会社ボールド) 写真:加藤秀
700ml, 55%, 16,500 円(税込)
「嘉之助 HIOKI POT STILL 2024 Limited Edition」が、KANOSUKEとして初めて「ワールドベスト Limited Edition デザイン賞」を受賞しました。これまで、年に一度の数量限定シリーズ「Limited Edition」は、蒸溜所が位置する鹿児島・日置のテロワールをデザインで表現してきました。本商品もその流れを受け継ぎ、甘さとほろ苦さが調和する「嘉之助 HIOKI POT STILL」から派生したLimited Editionとして、味わいをイメージした深みのある茶色を基調にデザイン。さらに、化粧箱の側面には、柔らかな太陽の光に照らされた日置の豊かな自然と、そよぐ風が織りなす風景の写真をあしらいました。
また、KANOSUKEは創業当初から、糖化から瓶詰までのすべての工程を国内で完結させる純粋なジャパニーズウイスキーにこだわり続けています。 その品質と誇りを示すため、ラベルと化粧箱には「JAPANESE WHISKY」と明記。さらに、シンプルかつアーシーで、世界に通じる洗練されたデザインを追求しています。
「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)について」
「ワールド・ウイスキー・アワード(World Whiskies Awards)」は、英国のウイスキー専門誌『Whisky Magazine』が主催する、世界最大級のウイスキーコンペティションです。2007年より毎年開催され、シングルモルト、ブレンデッド、バーボン、ライなど22のカテゴリーで審査が行われます。
審査は、世界各国のウイスキー専門家による厳正なブラインドテイスティングを経て、各国の最高賞(カントリー・ウィナー)が選出され、その中から世界最高賞(ワールド・ベスト)が決定されます。毎年、1500点以上のエントリーがあり、受賞はブランド認知や販売に大きく貢献する指標となっています。
KANOSUKEブランドについて
鹿児島から世界に挑む、次世代ジャパニーズウイスキー
KANOSUKEは、「MELLOW LAND, MELLOW WHISKY」をコンセプトに掲げ、原酒造りから蒸留・熟成まですべて国内で行うジャパニーズウイスキーです。優雅かつ芳醇な味わいが特徴で、そのルーツは140年の歴史を持つ焼酎造りにあります。1957年、日本初の、革新的な樽貯蔵米焼酎「メローコヅル」を生み出した2代目・小正嘉之助は、「日本一夕日の美しい場所から、鹿児島の蒸留酒文化を世界へ広めたい」という夢を抱き、鹿児島・吹上浜のほとりに理想の地を見つけました。世界を目指す祖父の夢を受け継いだ4代目・小正芳嗣は、この地に2017年「嘉之助蒸溜所」を創業。焼酎造りで培った蒸留技術を活かし、3基のポットスチルを駆使して造った多彩な原酒を、焼酎リチャー樽など多様な樽で熟成させ、唯一無二の風味を実現しました。 ウイスキーの熟成を早める日置特有の激しい寒暖差と、吹上浜からの潮風が表情豊かな奥行きを育み、濃厚で芳醇、日置の夕日を思わせる心地よいメローな味わいを生み出しています。 KANOSUKEはその...
2025年3月26日
ANoTHER IMPERIAL HOTEL
帝国ホテルが手掛けるオンラインモール「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」
人気商品ランキングを初公開!
本モールオリジナルコラボ商品が多数ランクイン
~自分用にもプレゼントにもおすすめ!コラボレーションタオルの新色も登場~
株式会社 帝国ホテルが手掛けるオンラインモール「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」(アナザーインペリアルホテル)より、人気商品ランキングを発表します。
人気商品ランキング:https://another.imperialhotel.co.jp/special-ranking.html
帝国ホテルのシェフやソムリエ、バーテンダーをはじめとするアンバサダーがセレクトした日本各地の逸品をお届けするオンラインモール「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」では、「食べる・飲む・暮らす・楽しむ」の4つのカテゴリーで幅広い商品を取り揃えています。
昨年11月3日にサイトがオープン、現在は45ブランド、150商品を取り扱っています。サイトのオープンから2月末までの期間の人気商品トップ10には、コラボレーション商品や本オンラインモール限定販売の商品などがランクイン。日本各地の逸品
...more が自宅にいながら気軽に購入できる「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」で、ぜひお気に入りの商品をお探しください。
□ANoTHER IMPERIAL HOTEL 人気商品ランキング概要
販売場所: ANoTHER IMPERIAL HOTEL 公式サイト
URL:https://another.imperialhotel.co.jp/special-ranking.html
※価格はすべて消費税込です。
※販売状況はニュースリリース配信時点(2025年3月26日)での情報です。
※本ランキングは、サイトがオープンした2024年11月3日から2025年2月末日までの集計期間の、販売実績をもとに人気の高い10商品をまとめたものです。
人気商品ランキングを初公開!本モールオリジナルコラボ商品が多数ランクイン
商品名
1位
ぎんざ空也 山口彦之×帝国ホテル東京料理長 杉本雄「和洋折衷マドレーヌMONAKA」
2位
オオヤブデイリーファーム「MILK'ORO Aging Yogurt 無糖」(1kg・スタンドパウチ)
3位
ノック・ノック・ワールド 「『ルビンのこけし フレンド』アナザーインペリアルホテルカラー・チョコレートカラー」
4位
LA VOITURE「タルトタタン」
5位
柳田酒造「青鹿毛 41」
6位
菊乃井「雲収赤カリーと渋沢カリー」
7位
パティスリー ロリアンコティ「プティボヌール ショコラ」
8位
ノムラ「生ベーコンスライス」
9位
ハインツ日本「The Sauce クリスタルコンソメ」
10位
ノムラ「列車食堂復刻ハンバーグ」
【1位】オープン以来不動の人気!勝負手土産におすすめ
ぎんざ空也 山口彦之×帝国ホテル東京料理長 杉本雄「和洋折衷マドレーヌMONAKA」5,940円(5個入)
老舗和菓子店「ぎんざ空也」5代目・山口彦之氏と、帝国ホテル 東京料理長・杉本雄がコラボレーション。最中の片側には杉本考案の焦がしバター香るマドレーヌをたっぷりと詰め、山口氏監修の粒あんをお好みの量のせてサンドする、日仏の伝統菓子を融合した新感覚スイーツです。隠し味にマロンペーストを加えたマドレーヌが、粒あんの甘みを引き立て、最中の皮の香ばしさと絶妙に調和。個包装でサクサクとした食感も楽しめ、高級感のある設えは手土産にも最適です。
※常温でお届けいたします
https://another.imperialhotel.co.jp/product/dandn-0018m.html
【2位】毎日の食卓に!人にも牛にも優しいヨーグルト
オオヤブデイリーファーム「MILK'ORO Aging Yogurt 無糖」3,564円(1kg・スタンドパウチ)
熊本県の自社牧場で生まれ、無化学肥料で飼育したジャージー牛の生乳で、乳脂肪に手を加えない製法で作るこだわりのヨーグルトです。飼料となるトウモロコシの栽培には、自家産の堆肥を使用するなど、循環型の農業を実践。本オンラインモール限定で「無糖」でご用意し、ご自身で味わいをアレンジしてお楽しみいただけます。ご自宅用におすすめの本商品の他、プレゼントにぴったりなギフトボックス入りもご用意しております。
※冷蔵でお届けいたします
※4月16日(水)のご注文分より2,916円(800g)に変更になります
https://another.imperialhotel.co.jp/product/oyabudairyfarm-0201.html
【3位】人と人とのつながりを込めた小さな芸術品
ノック・ノック・ワールド「『ルビンのこけし フレンド』アナザーインペリアルホテルカラー・チョコレートカラー」6,600円(高さ約78mm 各3体入)
青森県黒石市で作られる「ルビンのこけし フレンド」は、東京に本社を置く老舗百貨店「松屋」が取り組む地域共創プロジェクトで生まれた、未来へつなぐ新しい津軽こけしです。その想いに共感した本オンラインモールでは、限定カラーをご用意しております。グラフィックデザイナーの佐藤卓氏が「つながる」をテーマに3つのこけしがぴったり重なる形にデザイン。こけし作りの伝統の技によって一つひとつ手作業で作られています。
※チョコレートカラーは3月31日(月)までの販売となります
https://another.imperialhotel.co.jp/product/knockknockworld-rubinskokeshi.html
【4位】伝統的なレシピで作り上げた至高のタルトタタン
LA VOITURE「タルトタタン」6,696円(直径15cm)
15cmの1ホールに10個以上のりんごを使い、4日間かけて作られた、京都のラ・ヴァチュール店主 若林氏のりんご愛が詰まった逸品。じっくりと煮詰めることで引き出されたりんごの優しい甘さと、香ばしくこんがり焼けた表面のほろ苦さが絶妙なバランスです。
※冷凍でお届けいたします
https://another.imperialhotel.co.jp/product/lavoiture-0165.html
【5位】毎月数量限定で販売!甘くやわらかな口当たりが魅力の秘蔵の麦焼酎
柳田酒造「青鹿毛 41」3,300円(750ml)
創業120年以上の歴史を誇る宮崎県の柳田酒造が、海外でも高評価を受ける「大麦焼酎 青鹿毛」の貴重な原酒を使用し、「青鹿毛 41」として特別販売。日本では本オンラインモールのみで販売される本商品は、度数41度の力強い味わいとラムレーズンのような甘い香りが特徴です。5代目杜氏が蒸留機を改良するなど20年以上かけて追求した、唯一無二の麦焼酎を堪能ください。
※各月数量限定
※常温でお届けいたします
https://another.imperialhotel.co.jp/product/yanagita-0169.html
【6位】和洋を代表する料理人2人がカレーを競作!
菊乃井「雲収赤カリーと渋沢カリー」11,664円(2種 計6食入)
日本を代表する京都の料亭「菊乃井」3代目主人・村田吉弘氏と帝国ホテル 東京料理長・杉本雄のコラボレーションにより生まれた、和洋の技が光る特別なカレーセットです。村田氏の「雲収赤カリー」はパプリカやトマトに昆布出汁や牛すね肉を加えた優しく軽やかな味わい、一方、杉本の「渋沢カリー」は初代会長・渋沢栄一の出身地である深谷の名産品深谷ねぎの旨味とココナッツミルクのコクが調和したエレ...
IKEA(イケア)の「RINNIG リンニング キッチンクロス」が便利すぎる!シンプルなデザインのキッチンクロスが4枚も入っています。いろんな使い方ができるから、日常で大活躍してくれるアイテムです!View Entire Post ›
記事のポイント
消費者の価値観の変化により、ラグジュアリーブランドが品質重視へと方向転換しはじめている。
小規模で職人技を重視するブランドや、中古市場が高評価され、注目を集めている。
真のラグジュアリーとは何かを見直す動きが広がり、創造性とクラフツマンシップへの回帰が求められている。
ラグジュアリーファッションが転機を迎えている。長年にわたり価格の引き上げと品質の低下を続けてきたブランドが、自らの価値提案を再考しつつあるのだ。背景には、顧客が何にお金を使うかに関して、ますます慎重になっている事情がある。
3月11日に閉幕したパリファッションウィークで、トム・フォード(Tom Ford)のハイダー・アッカーマンは、精密な縫製と豪華な生地を特徴とするコレクションを披露した。今回がデビューとなるドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)のジュリアン・クロスナーは、手作業による細部装飾を強調し、ラグジュアリーが職人魂を意味した時代を想起させた。トム・フォードに勤めた経験をもつ、あるラグジュアリー業界関係者はインタビューのなかで、トム・フォードはレディースコレクションの生産を、親会社のゼニアグループ(Zegna Group)を通じて再び内製化していると語った。さらに、バイヤーやファッション業界関係者の話によれば、パリファッションウィークで話題の中心となったのは、
...more ラグジュアリーブランドが「高品質」な仕上げ、デザイン、素材に回帰していることだったという。
2025年1月にベイン&カンパニー(Bain & Company)が発表した、アルタガンマ財団(Altagamma)との共同制作の報告書によれば、2024年のラグジュアリー消費の総額は横ばいだった一方、業界は過去2年間に5000万人の顧客を失った。こうした顧客の多くは、商品が──おそらく品質低下が一因となって──もはや価格に見合わないと感じ、ブランドに見切りをつけていた。[続きを読む]
The post 「大きなロゴはいらない」 ラグジュアリーブランド はなぜ品質回帰へ向かうのか appeared first on DIGIDAY[日本版].