国土交通省東北地方整備局八戸港湾・空港整備事務所などは16日、青森県東方沖地震で被害を受けた八戸港の埠頭(ふとう)のうち、八太郎4号埠頭P岸壁の応急復旧工事が15日に完了したと発表した。逆向きに船を接岸させる形で不便な運用を強いられていた状態が解消した。八戸港の物流機能の維持は「綱渡り状態」から徐々に抜け出しつつあるものの、詳しい調査・測量は実施中。本格復旧はこれからになる。P岸壁は、乗用車やトラックのシャシー部分を積載したRORO船(フェリー型貨物船)が発着する水深12メートルの岸壁だが、地…
青森県八戸市江陽のショッピングセンター「ラピア」は、昨年12月8日深夜の青森県東方沖地震で南側の大アーチ入り口の壁面が崩落して封鎖を余儀なくされるなど、施設の複数箇所で被害を受けた。津波避難ビルにも指定されており、冬季の夜間避難の課題も判明した。運営会社は営業を続けながら施設の修復を急ぎ、避難ビルとしての受け入れ態勢充実の必要性も訴える。ラピアを運営する八戸ショッピングセンター開発によると、大アーチ入り口の他にも壁に亀裂が入ったり、スプリンクラーが破損し、水が噴き出して商品が被害を受けるなどし…
昨年12月8日深夜の青森県東方沖地震で調理室の天井付近が破損した八戸市の東地区、西地区給食センターの復旧工事が完了したことを受け、市教育委員会は13日、3学期開始に合わせ、東地区管内の小中学校16校、西地区管内37校への通常の給食提供を再開した。このうち東地区管内の学校では地震後、おかずとして常温のレトルト食品が提供されていたが、児童生徒は冬休みを挟み約1カ月ぶりに温かい給食を味わった。東地区センターでは地震で調理室の天井ボードが割れるなどし、落下の危険があることから調理を停止。冬休み前の23…
昨年12月8日深夜の青森県東方沖地震で被害を受けた事業者を支援しようと、八戸市は9日、同市のマチニワで「八戸に元気を!マチニワナイトマーケット」を開いた。会場には飲食を中心とした7事業者の商品が並び、多くの来場者でにぎわった。市民に中心街へ足を運んでもらうことも目的として開催。国道45号の通行止めで特に影響を受けた事業者や、店舗や設備に被害を受けるなどした事業者が出店した。午後4時の開始と同時に多くの市民らが訪れ、ナポリタンや和菓子などさまざまな商品を品定めしていた。長い行列ができたり、イベン…
「俺たちにかかっている」。交通規制により、一台の車も通らない青森県八戸市中心部の国道45号を見下ろす「NTT青森八戸ビル」の屋上で、同市の建設業・岩谷(いわや)組の作業員たちは強い覚悟を胸に鉄塔修復のための足場工事を担った。地震発生から1カ月。地元企業の英断と尽力により復旧した鉄塔の足元では、市内交通の大動脈を行き交う車など市民の日常が戻っていた。12月8日夜に発生した青森県東方沖地震により、同ビル屋上の鉄塔が被災し、「大地震で倒壊する恐れがある」(NTT東日本)ことが発覚した。周辺道路が規制…