青森県東北町は25日、介護保険料をさかのぼって変更する事務処理に誤りがあり、計6人の保険料を過大に徴収・還付していたと発表した。過大徴収は3人分計13万4230円。今後、対象者に連絡し、早急に返還する。過大還付は3人分計10万7730円で時効(2年)により返還は求めない。2015、17、18年度分の特別徴収(年金天引き)による保険料で過大徴収・還付が発生。15年度に施行された改正介護保険法の内容を反映させず、さかのぼって賦課決定できない期間についても増額または減額していた。23年9月の国の通知…
ゆうき青森農協(本所東北町)は20日、青森県東北町と六ケ所村で7、8月に牛29頭が熱中症で死んだことを明らかにした。同日、同町内で行われた会議で説明した。死んだ牛は昨年7、8月の91頭から、今年は149頭に。死因が心不全や不明などの牛の中にも暑さのために餌が食べられなくなり、体力が落ちて死んだ牛がいるとみられるという。乳牛を飼育しているのは8月1日現在で、東北町が29戸で1769頭(経産牛)、六ケ所村が27戸で1977頭(同)。8月の両町村の生乳生産量は177トン(6.2%)減少した。同農協に…
青森県東北町は警察や消防、猟友会、町内小中学校の協力を得て「クマ等出没時の対応マニュアル」を8月末に作成した。町内で6月に相次いだクマの目撃情報への対応で浮かび上がった課題を踏まえ、関係機関で情報共有する仕組みを整備したほか、事案に応じた警戒レベルを設定し、連携しながら迅速・的確な対応ができるようにした。マニュアルはクマのほかサル、イノシシ、ニホンジカに適用。目撃状況などに応じた対応を定めている。通報者から聞き取った動物名や大きさ、場所、出没時間などを記す町、警察、消防、猟友会、小中学校共通の…