コメを巡る政策が改革を迫られている。随意契約による政府備蓄米の放出で、コメの流通はようやく落ち着く兆しが見えてきたが、対症療法にとどまっている。 コメ政策の見直しは避けて通れず、農家と消費者の双方が安心できる政策が必要だ。転作奨励金などを見直して増産に転換する道筋を描き、農家の所得安定と両立させることが焦点になる。 昨年からの米価高騰は「コメの生産量が足りないのではないか」という疑念を生じさせた。インバウンド(訪日客)によって外食産業で需要が拡大し、消費量は思ったほど減っていないとの指摘もある。
備蓄米の随意契約による迅速な流通を実現し、支持率低迷に喘ぐ石破政権の救世主となっている小泉進次郎農相(44)。手腕への評価の一方、〈抵抗勢力〉を作り出す政治手法に異を唱える声も。農相就任から約1カ月半…
全国およそ6000の店舗で今月6日までの1週間に販売されたコメの平均価格は、5キロあたり税込みで3534円と7週連続で値下がりしました。地域ごとにみても、すべての地域で4000円を下回りました。また、随意契約で放出された備蓄米の販売量は先月29日まででおよそ3万2000トンにとどまっていて、農林水産省が求めている来月いっぱいの期限までに売り切ることができるかが焦点になっています。
防衛装備庁は2025年7月9日(水)、「こんごう型イージス艦の代替艦等に係る技術調査」役務について、米海軍省と15億円で随意契約したことを明らかにしました。艦の老朽化に起因する故障が目立ってきた、こ
令和7年7月9日
全国農業協同組合連合会(JA 全農 )
「米流通に関するファクトブック」を全農公式ホームページで公開 米の生産・流通などを解説
JA全農は、米生産・流通に関する基礎情報をまとめた「米流通に関するファクトブック」(以下、ファクトブック)を7月8日(火)に全農公式ホームページで公開しました。
ファクトブックでは、米の生産から流通と価格の仕組み、JAや卸売業者の役割や備蓄米制度などに関する基礎情報を一冊にまとめています。
米生産の現状や全農の取り組みについて理解を深めていただくための資料として、ぜひご活用ください。
ファクトブックは、全農公式ホームページでご覧いただけます。
■「米流通に関するファクトブック」掲載ページ
https://www.zennoh.or.jp/information/bichikumai/pdf/factbook.pdf
■「米流通に関するファクトブック」目次
頁
内容
頁
内容
3
米の流通について
15
米の概算金とは
4
主食用米等の作付面積と生産量
16
委託販売とは
...more
5
生産者(経営体)数の推移
17
共同計算とは
6
生産者(経営体)の集約と高齢化
18
精米工場での取り組み
7
米生産に係る費用
19
物流問題への取り組み
8
生産コストと販売価格
20
米卸売(精米)業者の役割
9
消費の動向
21
営農支援システムの普及推進
10
民間在庫の動向
22
トータル生産コスト低減の取り組み
11
米の需要の動向と今後の見通し
23
政府備蓄米制度の目的と運用について
12
相対価格・市中価格とは
24
政府備蓄米の競争入札と随意契約の違い
13
JA(農業協同組合)の米穀事業
25
全農の政府備蓄米受渡フロー
14
産地別価格の決まり方