高校合唱界で全国有数の強豪校として知られる岩手県立不来方(こずかた)高校(同県矢巾(やはば)町)の音楽部が24日、兵庫県西宮市の西宮市民会館でファイナルコンサートを開く。東京のほか国外でも公演実績を重ねてきたが、関西公演は初。阪神大震災(1995年)の遺族との深い交流があって実現した。
30年前の阪神大震災で大きな被害を受けた酒造会社「沢の鶴」(神戸市灘区)で、被災を免れたタンクに残っていた酒母を長期熟成したビンテージ日本酒がつくられている。高級酒を企画する「Clear」(東京)が事業パートナーとなり、2019年から毎年、数量限定で販売する「現外(げんがい)」(500ミリリットル
<これは五十年目の戦争だとおもった> 1995年1月17日の阪神大震災。神戸市長田区の自宅で激しい揺れに襲われた詩人の安水稔和(やすみずとしかず)(31~2022年)は、自著「神戸 これから」(96年)にそうつづった。
昨年の元日、そして14年前の3月11日、午後2時46分どこで何をしていたか覚えていない日本人はいないであろうが30年前の1月17日を覚えている日本人は少なくなった。©宮嶋茂樹【写真多数】「阪神大震災」…
1995年の阪神大震災発生当時、兵庫県芦屋市に赴き被災者支援のボランティア活動を行った青森県八戸市の市民団体・八戸コミュニティボード(CB)のメンバーのうち、類家伸一代表と伊藤圓子さんが今月16~17日に芦屋市を訪れた。2人は同市のルネサンスクラシックス芦屋ルナ・ホールで開かれた追悼式典に初めて参列したほか現地の関係者と交流。22日、八戸市内で報告会が開かれ、CBメンバーは「共助」の大切さを再認識した。2人は16日、阪神大震災で芦屋市特命指揮担当を務め、現在は兵庫県立大学大学院客員研究員の今石…