岡山県は県内の農林水産業をPRするパンフレット「元気じゃ農!」の2025年度版を作った。県産果物の紹介ページに、今年150年の節目を迎...
東京都は、化学合成農薬の削減や資源循環型農業など環境負荷の軽減を進めています。そのため、今回、環境に優しい東京都エコ農産物を生産する農業者や環境配慮型農業への転換を進める農業者等への支援を強化しました。
各種事業の募集を開始しますので、お知らせします。なお、この取り組みは地域の農業をよく知るJAグループとタッグを組んで実施しています。
1)東京都エコ農産物販売力強化事業【新規】
補助対象者
東京都エコ農産物認証生産者
事業内容
東京都エコ農産物の周年出荷を行うための種苗、化学合成農薬削減のための資材購入費等を補助
補助対象
前年に新規品目を認証した場合の当該品目の種苗、天敵製剤、光防除資材、フェロモン剤等
補助金額
1~10万円
補助率
補助対象経費の2分の1以内
受付期間
令和7年5月1日(木曜日)~6月23日(月曜日)
2)有機質肥料利用促進事業【拡充】
補助対象者
(1)農産物を都内で販売している農業者
(2)都内で堆肥を生産し販売している畜産農家
事業内容
化学肥料の代わりとして、有機質肥料等の利用を促進させるとともに、耕畜連携により地域内資源の活用を図る。
補助対象
(1)土壌診断の実施、堆肥、緑肥種子、機械類(ハンマーナイフモア、堆肥散布機等)
(2)堆肥袋詰め機等
補助金額
品目毎に異なるため、ご確認ください
...more。
補助率
補助対象経費の3分の2以内 ※土壌診断のみ10分の10
受付期間
令和7年5月1日(木曜日)~終了時期はご確認ください
3)環境配慮型農業への転換促進緊急対策事業【新規】
補助対象者
認定農業者及び認定新規就農者、上記認定制度のない地域のGAP認証者等
事業内容
農業由来の廃棄物や農薬使用量の削減につながる農業用資材の導入費を補助
補助対象
ビニールハウス被覆資材(長期展張可能な資材に限る)
赤色防虫ネット、生分解性マルチフィルム・ポット
補助金額
10万円~100万円
補助率
補助対象経費の2分の1以内
受付期間
令和7年5月1日(木曜日)~6月23日(月曜日)
ビニールハウスの被覆資材を長期展張可能な資材へ
保温や防草効果の高いマルチフィルムを生分解性へ
受付窓口
東京都農業協同組合中央会都市農業支援部東京農業推進室
電話 042-528-1375
Eメール cu_nousin(at)tokyo-ja.or.jp
※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。
詳細は、下記のホームページ(外部サイトへリンク)を参照してください。
事業1)2)3)は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
○戦略13 産業「持続可能な農林水産業の確立」
2050東京戦略▶
農林水産省は15日、40年度に向けた温室効果ガス(GHG)削減目標や具体策をまとめた「農林水産省地球温暖化対策計画」を改定・公表した。主に、農林水産業の排出削減対策によって、30年度のGHG削減目標を13年度比3.5% […]
投稿 農水省、「地球温暖化対策計画」改定 40年度6.2%減のGHG削減目標掲げる は 日本食糧新聞・電子版 に最初に表示されました。
農林水産省は15日、40年度に向けた温室効果ガス(GHG)削減目標や具体策をまとめた「農林水産省地球温暖化対策計画」を改定・公表した。主に農林水産業の排出削減対策によって、30年度のGHG削減目標を13年度比3.5%減 […]
投稿 【速報】農水省、「地球温暖化対策計画」を改定 40年度6.2%減目標 は 日本食糧新聞・電子版 に最初に表示されました。
農林水産省は、本年度新たに創設した知財功労賞の農林水産大臣表彰に、高糖度トマト「アメーラ」の生産・販売等を行っている株式会社サンファーマーズ(静岡県)、輸出・国際局長表彰に有限会社綾園芸(宮崎県)、栃木県を選定しました。
1.表彰制度の概要
我が国の農林水産業の競争力の源泉は、優れた品種や技術、高い品質、特有の食文化等の知的財産です。競争力発揮、付加価値向上のためには、農林水産・食品分野においても、知的財産を戦略的に保護・活用することが必須となっています。
このため、農林水産・食品分野において知的財産の保護・活用により、事業経営を発展させた事業者等を表彰する農林水産大臣表彰等を新たに創設し、特許庁が実施している産業財産権分野への同様の表彰と連携し、表彰を行います。
初年度となる本年度は、農林水産大臣表彰1件、輸出・国際局長表彰2件を選定しました。
知的財産権制度活用優良企業等表彰(農林水産大臣表彰)の創設についてhttps://www.maff.go.jp/j/press/yusyutu_kokusai/chizai/240411.html
2.受賞者
【農林水産大臣表彰】
〇株式会社サンファーマーズ(静岡県静岡市)
複数の農業法人等の出資により設立され、加入生産者に限定をして、トマトの糖度を高める栽培ノウハウと潅水を制
...more御するシステムをセットでライセンスするなど、ノウハウを戦略的に保護・活用しています。国内外で通用するブランド名「アメーラ」とブランドカラー「アメーラレッド」を活用し、統一ブランドを展開するとともに、同社による全量買取り等を行い、ブランドを管理することで、高付加価値化を実現しています。
【輸出・国際局長表彰】
〇有限会社綾園芸(宮崎県東諸県郡綾町)
ラナンキュラス属の新品種を育種し、年間を通し需要があるロングラン品種は国内外で育成者権を取得する一方、2~3年でトレンドの入れ替わりを見込む品種はシリーズ化し商標権を取得するなど、育成者権と商標権を戦略的に使い分けています。また、海外のパートナーともライセンスを締結し、そこから得られるロイヤリティを活用し、トレンドを見据えた新品種を繰り出す知財サイクルを確立しています。
〇栃木県
主力品種を「とちおとめ」から、後継の「とちあいか」に順次切り替えるなど、品種の円滑な更新に成功しています。また、海外でも育成者権・商標権を取得し、国内外において、品種とブランドの両面から保護を行っています。
3.表彰式
日時:令和7年4月18日(金曜日)14時00分から16時00分まで
場所:赤坂インターシティコンファレンス(東京都港区赤坂1-8-1赤坂インターシティAIR4階)
4.九州農政局でも表彰を実施
本表彰と同日に、九州農政局管内における事業者等も表彰します。
【九州農政局長表彰】
〇福岡県及び全国農業協同組合連合会福岡県本部 「あまおう」ブランドを確立するため、福岡県が育成者権、全国農業協同組合連合会福岡県本部が商標権を取得するなど、互いに連携し、知財ミックスに長年取り組んできました。育成者権は消滅したものの、商標権を引き続き保持することで、そのブランドを維持し農業者の所得確保を図っています。
詳細については、こちらをご覧ください。
URL:https://www.maff.go.jp/kyusyu/press/keiei/250411.html
5.報道関係者の皆様へ
取材を希望される方は、4月15日(火曜日)15時00分までに氏名、所属をお問合せ先まで御連絡ください。
参考
特許庁等の受賞者については、こちらをご覧ください。
URL:https://www.jpo.go.jp/news/koho/tizai_koro/2025_tizai_kourou.html(外部リンク)
添付資料:プレスリリース本文(PDF : 777KB)