「まず、ビールで乾杯」が酒場の定番だったが、最近は多様化している。民間の調査会社が20代男女を対象に、ここ10年の飲酒傾向を調査したところ、「サワー・チューハイ」や「ハイボール」の伸長が目立った。若者の「酒離れ」が進んでいるといわれる一方で、自身の趣向に合わせ、多様なお酒を楽しむ人も増えているよう
11月の米大統領選挙に向けて1日に行われた民主党と共和党の副大統領候補者テレビ討論会は、調査会社ニールセンの推計で4300万人以上が視聴した。
副大統領候補者討論会では共和党のJ・D・バンス氏と民主党のティム・ウォルズ氏が対決。CBSが制作した同番組の視聴者は、テレビ放送網15局の合計で約4300万人だった。加えてユーチューブなどインターネットでも放送されているが、視聴者数は分かっていない。
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全国の15〜27歳の男女500名を対象に第一生命グループの「第一スマート少額短期保険株式会社」が実施した意識調査で、Z世代の約7割が自身を「陰キャ」と捉えていることが明らかになった。根暗で友だちも多くない、そんな陰気なキャラクターだと自称する若者たち。でも、どうやらそこには彼らなりの深い意味があるようで……。Z世代の約7割が“自称陰キャ”今回の意識調査、じつは過去に同社が実施した調査のなかで、Z世代は新たなチャレンジを周囲に直接伝えず、SNSでアピールする傾向があることが判明。その“隠れチャレンジャー気質”を踏まえ、新たに「陰キャ」「陽キャ」の観点から「自認する性格と、他人から見た性格」についての調査を実施した経緯がある。その回答が上記円グラフだ。結果、69.2%が自認する性格を「陰キャ」とした。自身を「陰キャ」と感じたシーンについて、「大人数の集まりで気疲れした時(77.5%)」、「人前で話す時(75.3%)」「大人数の前に立つ時(74.9%)」が上位に。さもありなんな回答が並んだ。さらに、全体の約半数が陽キャとカテゴライズされることに「抵抗がある」とも回答。陰キャの真逆にあたるはずの性格だが、なぜそこに彼らは抵抗を覚えるのか?あえて「陰キャ」を演じリスクマネジメントを図る前述のグラフからもわかるように、
...more 周りから「陽キャ」と認定されることに一定の抵抗感を覚えるZが約3割、さらには自分自身を陽キャであると明言することはリスキーだとする人はZ世代の約半数に及ぶことが明らかに。これ、どうやら周囲からの過度な期待やプレッシャー、そしてプライベートを侵害されるといったリスクと隣り合わせだと彼らは考えているようだ。実際に性格を「陽キャ」に取りつくろったことによる失敗談も紹介されている。これがなかなかにリアルでZ世代の悲哀が込められていておもしろい。一部抜粋してご紹介。「ありとあらゆるイベントの主導役をやらされた」(23歳)「最初はうまく話せたが、後々話せなくなった」(24歳)「無理に自分を演じようとして、気疲れしてしまった」(27歳)こうした経験から、安易な陽キャ認定にリスクを感じるZ世代。他人から陽キャに見られていてもあえて陰キャを演じることを好む傾向にあることがうかがえる。”自称陰キャ”の増加はポジティブな傾向か?さて、最後に少し筆者(Z世代)自身の体験談をご紹介させていただきたい。「内定式で宣誓を任されて最悪だった。同期にも先輩にも率先して前に出るタイプと思われるのがイヤ」という友人の嘆きを聞いたことがある。就活の面接で陰キャを公言するのはリスクが大きい。内定式の場で“人の前に出る”ことのリスクを回避することはさぞや難しかったろう。けれど、思えばMBTIをはじめとする性格診断ツールがこれだけ普及したいま、「陰キャ」か「陽キャ」かという単純な二分法ではなく、個人の性格をより細かくカテゴライズする風潮を強く感じる。多様な性格を互いに認め合うようになったのもこうした細分化が大きく影響しているのではないだろうか。「陰キャ」やMBTIの内向型を表す「I」を自称しても、不利益が少ない社会へと変化してきていることはある意味で前向きな進展だろうし、今後より個性を尊重する社会へと向かうはず。陰キャか陽キャか──それすらも場面ごとに使い分ける柔軟性が職場・社会のなかで求められていくのではないだろうか。なんて、考えたりするわけで。『実施概要(Z世代のキャラクター別チャレンジ意識調査)』【調査期間】2024年8月9日〜8月10日【調査方法】インターネット調査【調査地域】全国【調査対象】Z世代(15〜27歳)男女500人【調査会社】第一生命グループ「第一スマート少額短期保険株式会社」調べTop image: © iStock.com/D76MasahiroIKEDA
麻痺や運動障害のある患者向けに設計された装着型の機器“医療用外骨格”。調査会社Research and Marketsのレポートによると、今年約10億9,000万ドルが見込まれている医療用外骨格の世界市場は、2035年には87億ドルに拡大することが予想されている。
脊髄損傷、脳卒中、神経疾患の患者を支援する医療用外骨格「XoMotion」を手がけるカナダのHuman in Motion Robotics(以下、HMR)はこのほど、カナダでのXoMotionの販売許可を得たと発表した。カナダを皮切りに、米国やアジア、EUなどでも販売許可を取得してグローバル展開を目指すという。
産業界や軍事分野で導入進むパワードスーツ
パワードスーツ、アシストスーツなどとも呼ばれる外骨格は、電動アクチュエーターや空気圧などを利用して人の動きをサポートするものだ。
こうした外骨格はすでに介護・農業・製造・建設などの業界で導入が進んでおり、現場のスタッフは外骨格スーツを着用することで重いものを楽に持ち上げたり、ひざや腰などへの負荷を減らすことができるという。
医療用外骨格も基本的には産業向けのものと同様の働きをする。大きく異なるのは、装着する人が自分の力で立ち上がったり歩いたりすることが困難なことだ。
HMRのXoMotionは、下肢に障害を抱えている人向けに設計されている。下肢の動きを真似でき、患者とセ
...more ラピストの両方にとって直感的で使いやすいものとなっている。
XoMotionの特徴の一つは自律的にバランスが取れることだ。装着者は人に支えてもらわなくても一人で立って歩けるなど、安定性が確保されている。前進するだけでなく、横にステップしたり、しゃがんだりするなど多様な動作も可能だ。
なおHMRのウェブサイトによると、XoMotionは身長約152〜193センチ、約100キロに対応。ホットスワップ(電源を切らずに交換)可能なバッテリーで連続使用できる。
リハビリ介助者のサポートにも
XoMotionを装着するのは障害を抱えている人だが、XoMotionはリハビリを支援するセラピストをサポートするものだ。セラピストはリハビリ中、患者が転倒しないよう踏ん張って支えたり、動かない足を持ち上げたりと、文字通り患者の体を支える。
まさに力仕事だが、患者がXoMotionを使用することで介助者の身体への負荷が減り、患者のケアに集中できるようになるという。
サイモン・フレーザー大学発のテックがベース
Image Credits : Human in Motion RoboticsXoMotionはバンクーバーのサイモン・フレーザー大学で開発された自立型外骨格のプロトタイプを元に開発されたものだ。XoMotionの商業展開、そしてヘルスケア部門向けにロボットを活用した他のソリューションを開発するため、2016年に設立されたのがHMRである。カナダ・バンクーバーに本社を置き、韓国・ソウルにもオフィスを構えている。
同社は昨年、シリーズAラウンドにて約1,000万ドルの資金調達を実現。今回販売許可を得て、現在はカナダ国内のリハビリステーションや研究施設へXoMotionを提供している。また、ゆくゆくは一般向けにも提供する予定だ。
麻痺で意のままに動き回れないというのは、朝目が覚めてキッチンに行ってコーヒーをいれて飲む、訪問者を迎えるために玄関に行ってドアを開ける、といった日常のささいな行動も制限されるということだ。だがXoMotionを使用すれば、再び動く自由を手に入れることができる。その意義は障害を抱える人はもとより、家族にとっても大きいだろう。
参考・引用元:
Cision Canada
Human in Motion Robotics
(文・Mizoguchi)
IDTechEx(先進技術調査会社: 本社英国 ケンブリッジ)は、『空旅の未来: 電気、水素、それともSAF?』と題したウェビナーを、2024年10月9日(水)に開催します。航空業界は、脱炭素化が最も難しい業界のひとつです。離陸時の大型民間旅客機は、燃料の重量が総重量の40%にもなることがあります。自動車の場合、1500kgの車両に対してわずか50kgの燃料を置き換えるだけで済むため、動力源をバッテリーの電力に改造するのはそれほど大変なことではありません。飛行機が直面する課題の方がはるかに大きいため、電気、水素、SAFを含む選りすぐりの長期的解決策が必要となります。本ウェビナーでは、IDTechExのプリンシパルテクノロジーアナリストの Dr James Jeffsが、バッテリーの重量とその低い重量エネルギー密度、水素の体積エネルギー密度、電動モーターの最大出力などを巡る問題を取り上げながら、電気・水素を動力とする民間旅客機の製造における技術上の制約を解説します。本ウェビナーを通じて、電気飛行機、水素飛行機の市場機会の種類や、長距離飛行にSAFが必要になる理由を明らかにします。<開催概要>テーマ:『空旅の未来: 電気、水素、それともSAF?』(The Future of Air Travel: Electric, Hydrogen or SAF?)開催日時: 2024年10月9日(
...more 水) 10時もしくは18時から 30分間開催方法:オンライン言語:英語参加費:無料(事前登録制)https://www.idtechex.com/ja/webinar/31354-26053-12398-26410-26469-65306-38651-27671-12289-27700-32032-12289-12381-12428-12392-12418-saf-65311/614当日カバーする内容(予定)- 飛行機の重量制限と搭載可能なバッテリー量- バッテリー動力で達成可能な航続距離- 水素の容積制限- 水素動力で達成可能な航続距離- 航空旅行市場の飛行距離別分布IDTechExは、関連する調査レポートを9月に発行しました。『持続可能な未来の航空機 2025-2045年:トレンド、技術、予測』https://www.idtechex.com/ja/research-report/sustainable-future-aviation-2025-2045-trends-technologies-forecasts/1033本無料ウェビナー(英語)は、本調査レポートからの抜粋で行われます。後日、使用した資料も提供します。IDTechExは、その他にも先進技術に関連するウェビナーを開催しています。詳しくは、こちらをご覧ください。https://www.idtechex.com/ja/research/webinars【本件に関するお問合せは、下記まで】アイディーテックエックス株式会社 (IDTechEx日本法人)100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービル21階URL: https://www.idtechex.com/ja担当:村越美和子 m.murakoshi@idtechex.com電話 : 03-3216-7209配信元企業:アイディーテックエックス株式会社プレスリリース詳細へドリームニューストップへ