「診断基準」とは?

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【精神病のフリして入院】アメリカ全土を震撼させた「ローゼンハン実験」とは? - 06月14日(土)11:30  ナゾロジー

「人は正気と狂気の境目を見極められるのだろうか?」 そんな疑問に駆り立てられ、前代未聞の実験を行った人物がいます。 アメリカの心理学者でスタンフォード大学の名誉教授であったデイビッド・ローゼンハン(1929〜2012)です。 現代でも凶悪事件の犯人が精神鑑定で無罪などを勝ち取ると、精神病のフリをしているだけなんじゃないか? と疑う人は多いでしょうが、この疑問に立ち向かったのがローゼンハンです。 彼は精神病院に精神疾患を装った覆面捜査官(実験参加者)を送り込み、診断の正確性を検証したのです。 この実験は彼の名前をとって「ローゼンハン実験」と呼ばれ、当時のアメリカ精神医学界に衝撃を与える結果をもたらしました。 一体その結果とはどのようなものだったのでしょうか? 詳しく見ていきましょう。 目次 ローゼンハン実験はなぜ始められたのか?精神病のフリをさせた人を精神病院に送り込む精神科医vsローゼンハン、ガチンコ対決の結果は? ローゼンハン実験はなぜ始められたのか? ローゼンハン実験の始まりは今から50年以上前の1970年代初めにまで遡ります。 当時アメリカでは精神病の患者が急増しており、それに伴ってアメリカ全土で精神病院の数も増えていた背景がありました。 しかし精神疾患の診断は、患者の訴え(主観的な報告)や行動観察、問診などに大きく依存しており、通常の身体の病気のように血液検査や画像診...more
カテゴリー:科学/工業

女性はASDを隠すのが上手い?人付き合いが極端に疲れる場合は注意「ASDのカモフラージュ行動」 - 05月31日(土)12:00  ナゾロジー

「人と話すのがしんどい」「会話中は平気なのに、あとでどっと疲れる」 そんな感覚を抱いたことがある人は多いのではないでしょうか。特に、初対面の人との会話や集団での雑談のあと、「家に帰ると何もする気が起きない」「一人になってようやくほっとする」と感じることがあるかもしれません。 こうした“対人コミュニケーションの疲れ”は、いわゆる内向的な性格や、人間関係に気を遣う性格の一部とされてきました。けれども、近年の研究では、この感覚の背後に、より深い発達特性が隠れている可能性が指摘されつつあります。 特に注目されているのが、「自閉スペクトラム症(ASD:Autism Spectrum Disorder)」という発達特性との関係です。中でも、ASDの女性が社会に適応するためにとる「カモフラージュ行動(camouflaging)」は、本人さえも気づかないうちに強い疲労やストレスを招いていることがあり、専門家の間で警鐘が鳴らされています。 この行動は一見、誰にでもある人付き合いでの“気疲れ”と似ています。しかし人によっては、ASDであることに気づかず「無理をして普通に見せようと努力」しているために、本人に非常に大きな精神的負荷を掛けてしまっている事例も報告されています。 当たり前の生活をしているように見えても、人と話すことに極端に疲れるという人は、この問題にが関連しているかもしれません。 本記事では...more
カテゴリー:科学/工業

肥満症治療薬、使用条件を整理 - 06月10日(火)10:00  CareNet

変更のあった診断基準や治療法について、“情報アップデート度”をクイズ形式でチェック!今回は、肥満症治療薬の種類と使用条件について。
カテゴリー:医療

高齢2型糖尿病患者のサルコペニアの早期発見に有用な歩行指標を明らかに - 05月27日(火)18:00  共同通信PR

ポイント ・ 3次元動作解析により高齢2型糖尿病患者の身体機能低下に関連する歩行特徴を分析 ・ 歩行速度の影響を排除した結果、足関節の運動範囲の減少が、サルコペニアを有する患者の特徴である可能性を示唆 ・ 歩行中の足関節の運動範囲の評価がサルコペニアの早期発見につながる可能性     概 要  国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という)セルフケア実装研究センター(兼務:健康医工学研究部門) 土田 和可子 主任研究員らは、香川大学医学部附属病院 小林 俊博 助教・病棟医長、村尾 孝児 教授、眞鍋 朋誉 理学療法士らと共同で、高齢2型糖尿病患者の、サルコペニアの有無による歩行特徴の違いを3次元動作解析によって明らかにしました。   サルコペニアとは骨格筋量の減少、筋力や身体機能の低下のことで、加齢や栄養不足、さまざまな疾患などが原因で発症します。近年患者数が増えている2型糖尿病は、筋肉の代謝や機能に悪影響を及ぼしやすく、サルコペニアを発症するリスクが高いとされています。また、サルコペニアで身体活動が低下することにより糖代謝がさらに悪化し、糖尿病自体も重症化するリスクが懸念されます。このため、糖尿病患者のサルコペニアは積極的な早期発見と介入による症状改善が重要とされています。   本研究では3次元動作解析装置を用いて、高齢2型糖...more
カテゴリー:プレスリリース

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