衆院選が27日投開票となったことで、同日に「第9回水戸黄門漫遊マラソン」を開催する水戸市が対応に追われている。約1万人が参加するビッグイベントで日中は長時間にわたり大規模な交通規制が行われるため、投票に混乱が生じかねない。首相就任から投開票まで戦後最短で行われる衆院選。市選挙管理委員会は事前準備に
立憲民主党の野田佳彦代表は4日午前の記者会見で、石破茂首相が自民党派閥の裏金問題で処分された議員らを次期衆院選で原則公認する方針を固めたことに、「驚きを禁じ得ない。徹底的に厳しく戦っていく」と述べた…
次期衆院選が目前に迫り、鹿児島3区選出の立憲民主・野間健氏(65)と奪還を期す自民・小里泰弘氏(66)=比例九州=の両陣営が神経をとがらせている。農林水産業の従事者が多い地盤とはいえ、小里氏が農相に就いた影響が読みにくいからだ。双方とも支援拡大へ躍起となっている。
石破茂首相は4日、秋に取りまとめる経済対策の策定に着手するよう閣僚に指示した。物価高に苦しむ家計の負担を軽減するほか、地方経済の活性化を促し、経済の立て直しを目指す。衆院選を前に、経済支援を強調することで、有権者を引きつける狙いがありそうだ。
北朝鮮による拉致問題はこれまでの選挙で、他の争点に埋没することが多かった。9月の自民党総裁選や立憲民主党代表選でも大きな論点とならず、被害者家族らの落胆は大きい。衆院選を控え鹿児島県内有権者からは「拉致問題こそ政治の力でしか解決できない。選挙で積極的に言及し、解決に向けた機運を高めるべきだ」との声が上がる。