女優・佐々木希(37)が語る、夫・渡部健(52)の“多目的トイレ不倫”への今の想い――。2日放送の番組で“テレビ初解禁”となりましたが、芸能関係者の間では「なぜあえて今、このタイミングで」佐々木が言及したのか?その背景が大いに注目されています。芸能記者歴30年超のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。
佐々木希が5年の沈黙を破って語った、夫・渡部健の不倫スキャンダル
佐々木希が、夫・渡部健の“多目的トイレ不倫”について初めて口を開きました。
2020年6月に公になった、渡部の複数女性との不倫騒動について、“離婚”の2文字もチラついたといいますが、
「いまだにまだ許してはいない…経過観察中」
「(母から)希が選びなさい。ただ子どもが小さいから、よく考えた方がいい…と」
すでに5年以上が経過していても、裏切られた火種は今だくすぶり続けている――という現状がよくわかります。
これにSNSでは、
「夫からあんな裏切りを受けて、5年経ったからといって全部忘れられるものじゃない」
「“許していない”と語ったことに、これまでの沈黙の重さを感じました」
「妻として、母として、ひとりの女性として、複雑な感情でこの5年を過ごしてきたんですね…」
といった賛辞が贈られていました。ほぼほぼ女性からでしょう。
あの忌々しい騒動から5年。佐々木が今回あらためて“多目的トイレ不倫”に言及したのは、
...moreテレビ局側から“そろそろ心の整理もついたのでは…”というアプローチがあり、騒動に一区を切りつけたい佐々木側と“タイミングが一致”したからではないか?と私は思っています。
“許していない”とは言っているものの、心の“しこり”が取れていない状態では、テレビカメラの前で、夫からの屈辱的な裏切りを語ることはできないと想像できるからです。
そして、これはあくまで個人的な意見ですが、佐々木の言葉の半分は真実で、半分は“リップサービス”という捻くれた見方もできます。
例えば何クールか後の連続ドラマに出るとか、日本テレビ系が制作に関与している映画に出演するとか…芸能記者としてはどうしても“ウラ事情”を考えてしまいます(職業病ですね…いやらしくてすみません…)。(次ページに続く)
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佐々木と渡部が共演“新バラエティ番組”への布石か?
女優としてはこの数年、順調にスキルアップしていると見受けられる佐々木ですが、生々しい私生活を語ったということは、今後はバラエティ・タレントとしても活動の場を広げていきたい意向なのだろうと思うのです。
そして大事なのは、この佐々木の発言は、渡部の復帰をも早める手助けになっている、ということ。
現在の渡部は、関東ローカルのバラエティ番組に出演し、グルメ情報を配信するYouTubeチャンネルも好評のようですが、地上波出演はまだまだ難しいのが現実です。
そんな渡部が“許してはいないけど、子どもたちのために家庭を守る”と決めた妻の佐々木と共演、なんてバラエティ番組がもし決まったら――話題性は抜群、注目度MAXは間違いなし!でしょう。
離婚の危機を乗り越え、妻に頭が上がらない芸人夫と、子どもを守るため奮闘する美人女優ママ。“多目的トイレ不倫”という過去が消えることはありませんが、それでも演出の仕方によっては、視聴者の興味を引く新しい番組が作れるような気がします。
今後数ヶ月にわたって、日本テレビ系のドラマやバラエティ番組、劇場映画は特に注視していきたいと思います。
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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
image by:Dick Thomas Johnson from Tokyo, Japan, CC BY 2.0, via Wikimedia Commons
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