毎年どんなテーマを選ぶか、親も一緒に悩んでしまう夏休みの自由研究。
星野リゾートが提案している自由研究は、子どもたちと思い出作りの旅行をしながら滞在中に完成させることができます。大自然の中で農業や酪農、漁業、醸造、珊瑚など、各地の魅力や特色を学べるこの取り組み。どこでどんな体験ができるのか、自由研究のプログラムをご紹介します!
北海道のファームで学べる!牛の観察やバターづくりを体験できる酪農Academy
北海道最大級の滞在型リゾート「リゾナーレトマム」では毎日牛の世話をするファームのスタッフが、初日は牛の生態や牛乳がどのように多種多様な乳製品に変わるかなどを教えてくれます。翌朝は2種類の牛乳を用いてファームエリアで放牧している牛から搾った牛乳と、普段飲む牛乳の違いを理解し、特長について学びます。バター作りでは牛乳の製法の違いにより、味や性質が異なることを子どもが自ら体感。最後にオリジナルのモーモーワークシートにまとめて自由研究を完成させることができます。
「酪農 Academy ~夏休みの自由研究~」概要
期間:2023年7月22日~8月31日の金曜土曜・土曜日曜・日曜月曜
料金:小学生1名10,000円(税込)
含まれるもの:牛の観察、牛に詳しいスタッフによる解説、牛乳の飲み比べ、バター作り体験、モーモーワークシート、子ども用白衣、長靴
予約:公式サイトにて3日前まで受付<
...more公式サイト>
定員:10名(最少催行人数1名)
対象:小学生 *小学4~6年生推奨、リゾナーレトマム、トマム ザ・タワー宿泊者
ワインをテーマに醸造について深く学ぶ!醸造 Academy
「リゾナーレ八ヶ岳」がある山梨県は、日照時間が長く雨が少ないというワイン用葡萄の栽培に適した気象条件から、ワイナリー約80社が集積するエリア。
「醸造 Academy」初日は、ワインに精通するソムリエから、ワインは葡萄からできていることや、醸造という方法によって葡萄がワインになることを学び、ワインの色や香りを見比べながら醸造についての知識を深めます。
翌日は葡萄畑からワイン樽での貯蔵、瓶詰めの様子までワイナリーを見学。またワイン樽から専用のスポイトを用いてワインを抽出し、糖度を測り成分を分析する「サンプリング」を体験します。最後に体験中の気づきや学びをオリジナルのワイワイワークシートにまとめて、スタッフが撮影した写真を貼って、自由研究の完成です。
「醸造 Academy ~夏休みの自由研究 」概要
期間:2023年8月1日~8月31日の毎週火曜日から1泊2日
料金:1名25,000円(税込)
含まれるもの:予習、ワイナリーでの体験、ワイワイワークシート、筆記用具、送迎
予約:公式サイトにて7日前の17時まで受付<公式サイト>
定員:1日1組2名まで
対象:小学3年生~小学6年生
野菜の収穫から納品まで、農家の仕事を体験!Farmer’s Academy
「リゾナーレ那須」では、施設内に農園「アグリガーデン」や田んぼがあり、地元農家に指導を受けたスタッフが農作物を育てています。
「Farmer’s Academy」初日はスタッフと一緒に野菜を観察しながら、どのように育てているのか事前学習を行います。翌日は早朝6時から農作業着に着替え、筆を使用した野菜の花への受粉作業を体験。耕うん機を使用して畑の手入れをした後、トマトやナス、ズッキーニやハラペーニョなど夏野菜を収穫します。収穫後は野菜の大きさや状態毎に選別・洗浄・梱包を行い、ホテル内のショップへ納品するところまで、農家の仕事をリアルに体験できます。
最後にスタッフと一緒に一連の流れを振り返りながら、体験中の気づきや学びをオリジナルのノビノビワークシートにまとめて自由研究を完成させることができます。
「Farmer’s Academy ~夏休みの自由研究~」概要
期間:2023年7月24 日~8月31日の月曜火曜・木曜金曜
料金:小学生1名 10,000 円(税込)
含まれるもの:農作業着のレンタル、農業体験、ノビノビワークシート
予約:公式サイトにて7日前まで受付<公式サイト>
定員:1日1組2名まで
対象:小学生以上の宿泊者 *6~10歳推奨
漁に出て魚を獲り、獲った魚を市場に卸す!Fisherman’s Academy
「リゾナーレ熱海」では、地元の現役漁師や市場の協力のもと、漁師の仕事を本格的に体験できるプログラムを開催。
初日はまず、翌日の漁に向け現役漁師と獲れる魚を予想し、漁船に乗って縄を仕掛けます。手順を教わりながら、網を補修し、魚を引き上げるためのロープと結びつける工程を体験します。
翌日、仕掛けておいた網を引いて魚が獲れたら、獲った魚を卸すため市場へ移動。魚の重さを量り、商品として出荷する荷揚げ作業も行います。自分が獲った魚に値がつき、競り落とされる瞬間を目の前で見るという体験も。普段食べている魚がどのように流通されるのか、知識を得ることができます。
市場から港へ戻ったら、獲った魚の捌き方を漁師から教わります。包丁の持ち方や捌く魚の部位、体のつくりを学び、精一杯網を引っ張って獲れた魚で炊き上げた土鍋ご飯や、あら汁にして魚を余すことなく味わう体験は、食へのありがたみを感じるきっかけにもなりそうです。最後にオリジナルのスイスイワークシートにスタッフが撮影した写真を貼り、分かったことや気づいたことを項目に沿ってまとめて自由研究を完成させます。
「Fisherman’s Academy ~夏休みの自由研究~」概要
期間:2023年7月24日~8月31日の毎週月曜から1泊2日
料金:親子2名60,000 円(追加1名につき15,000円)*いずれも税込
含まれるもの:漁体験、調理体験、食事(土鍋ご飯・あら汁)、スイスイワークシート、つなぎ・ライフジャケット貸出
予約:公式サイトにて7日前17:00まで受付<公式サイト>
定員:1日1 組(2~4名)
対象:小学生以上の宿泊者*7~11歳推奨
シュノーケリングで珊瑚の生態を研究!珊瑚 Academy
「リゾナーレ小浜島」が位置する沖縄県八重山諸島は、「石西礁湖」と呼ばれる北半球最大の珊瑚礁に囲まれた豊かな島。ここでは世界有数の珊瑚礁を舞台に、子どもの好奇心をかき立てる体験プログラムが開催されます。珊瑚の生態や環境の変化を教わりながら、ホテル隣接のビーチで海洋生物や砂、海藻など珊瑚を取り巻く環境を観察し、生き物たちが生きる上での珊瑚の重要性について学びます。クリアカヤックで移動しながら珊瑚礁を観察し、シュノーケリングで珊瑚の生態系に迫ります。
最後にオリジナルのキラキラワークシートに海の中の珊瑚と一緒に撮影した写真を張り付けたら、自由研究の完成です。
「珊瑚 Academy ~夏休みの自由研究~」概要
期間:2023年7月24日~8月31日の毎週月曜日、水曜日
料金:小学生1名12,100円(税込)
含まれるもの:レクチャー、珊瑚の観察、シュノーケル体験、キラキラワークシート
予約:公式サイトにて7日前まで受付<公式サイト>
定員:各回4名まで
対象:小学生の宿泊者 *6歳~9歳推奨
今年は「自由研究×リゾート」で子どもも大人も楽しんでみませんか?
大人でも体験したくなってしまいそうな、各施設の特色が豊かな星野リゾートの自由研究。
旅先には「なぜだろう?」「すごい!」といった疑問や感動がいっぱい!
家族の思い出に残る旅行と自由研究、どちらも楽しめる星野リゾートに出かけてみてはいかがでしょうか。
文・編集部 編集・ここのえ...
みなさんは自分たちと義実家の生活水準が合わない場合、もしくは他人の義両親と自分の義両親との金銭感覚が違う場合、「縁を切りたい」と思いますか? 今回の相談者さんは、義両親が孫にお金を使ってくれないことに不満があるようです。
『貧乏義実家と縁を切りたいです。孫たちへのお祝いはもらったことがありません。出産、入園、卒業、入学、誕生日、クリスマス、全てスルー。唯一お年玉だけはくれますが……中学生に2,000円。子どもが小さい頃は1年に1回激安チェーン店の服を数着買ってくれていたけれど、本音を言うともう少し別の服が良かったです。孫を遊びに連れていっても、外出も外食も連れていってくれないから退屈で子どもたちも行きたくないと言うし、もう縁を切る感じでいいのかなと思っています。悪い人たちじゃないけれど、まわりを見ていたらみんな祖父母にお祝いもらっているからむなしくなる』
義両親から今までもらったお祝いは数えるほど。お年玉は期待していた額には到底かなわない。まわりと比べて孫に全くお金をかけてくれないことから、縁を切りたいとまで考えているそうです。
「縁を切る」は大げさでは?
「縁を切りたい」と話す相談者さんに対し、「お金を借りるなどの迷惑をかけられていないのなら、大げさなのではないか」という声が多くあがっています。
『搾取されているわけじゃないなら縁を切るまでしなくていいような』
『何かを貰う期待
...moreはしないほうがいい。こちらにたかってくるとか、金貸してくれとか、意地が悪いとかの理由がないなら、程々の付き合い程度で。縁切るって大袈裟じゃない?』
『干渉してくるわけでもなく、迷惑かけられたわけでもないのにそんなことを思うのって、ただのクレクレでみっともない』
もしかしたら義両親は、「金銭的な援助はする必要がない」といった価値観をもっているのかもしれません。もしくは老後相談者さんたちに迷惑をかけないよう、今のうちからお金の準備をしている可能性だってありますよね。義両親がどう思っていようが、迷惑をかけられたわけでないのに「孫にお金を使ってくれないから縁を切る」というのは多少横暴な気もしてしまいます。
相談者さんの「クレクレ」に批判的なママたち
今回ママたちから寄せられた内容に複数でてきた「クレクレ」という言葉。無償で物をほしがる人として使われていますが、相談者さんがまさしくこの「クレクレ」になってしまっているのではないかとの指摘は複数ありました。
『たかがそんなことで縁を切りたいとか。がめつくて引く』
『貧乏なら仕方ないってならないの? うちの旦那の親も自分の生活が精一杯でお祝いとか何もしない。だからといって、うちも生活の面倒は見てあげられないし』
『ない袖は振れないんだよ。自分たちができる範囲でしてくれているんでしょう。相談者さんは恵まれた環境で育ったから不満が出ちゃうのかもしれないけれどね。お年玉を少額でも渡してやりたい気持ちは無視? 「金額として納得できないからそんなの気持ちの内に入らんわ!」って感じ? 気持ちが大事なんだから、娯楽を捨てるか借金してまでも孫にお祝いするべきって考えでいるなら引くわ』
きっと義両親にも、なにかしらお祝いできない事情や考えがあるのでしょう。それを考慮せずに「くれないのなら縁を切る」というのは、少しばかり自己中心的な考え方なのではないでしょうか。他人を羨む気持ちは仕方がないものですが、ないものねだりをしていると相談者さんの言う通りツライばかりですよね。それならばいっそのこと義実家を、「いただける物は何もない」「外食などには行かない」とはなから覚悟して割り切ってしまえば、相談者さんもお子さんもガッカリしてしなくてすむはず。
また、気になるのは、相談者さんの態度がお子さんに与える影響についてです。もしかしたら今の相談者さんの姿を見てお子さんは、「お金をくれないからケチなんだ」、「自分のことを好きでないからお祝いをくれないんだ」などと考えてしまうのではないでしょうか? 相談者さんの心のモヤモヤがお子さんにもうつってしまわないよう、義両親の悪い面ばかりでなく良い面も見ていきたいですね。
後編へ続く。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・加藤みちか
前回からの続き。育児に悩んでいたマサエが知り合ったメグミは、夫・ユウゴの学生時代の元カノでした。何年間も内緒にされ、旦那と仲のいいママ友の関係だと信じ切っていたマサエは裏切られた形となりました。ユウゴとメグミに、いっさいの連絡を絶つよう告げて、マサエは自分の地元で家族をやり直す決心をしました。そもそもマサエはなぜメグミと出会ったのでしょうか。それはメグミのユウゴへの思いからの行動だったのです。
ユウゴの妻・マサエが慣れない土地にきて知り合いもおらず、はじめての育児にとまどって悩んでいたころ。メグミが声を掛けたことをきっかけに2人は仲よくなり、だんだん互いに育児の相談もするようになりました。
ある日、いつもの公園でメグミはマサエに自分のことを打ち明けました。大学時代に大好きな彼がいたこと、別れたあと親に勧められた男性と結婚したこと。子どもができたけれど、どうしても結婚生活が続けられずに離婚したこと。今、シングルマザーだということ。マサエはメグミに聞きました。
「昔、好きだった彼とはそれっきり?」
「私と別れたあとに転職して引っ越しちゃったみたい。もう過去のことだけどね。あのとき親の反対を押し切ってでも彼と一緒になっていれば今ごろ……とは思うけれど。でも自分の決めたことだから後悔はしていない。今はこの大事な息子という宝物がいるしね」
「たいへんだったね。でもメグミさんと会って友達にな
...moreれたから、私はメグミさんがこの街に引っ越してきてくれて“ありがとう”という気持ちだよ」
マサエの屈託のない笑顔に、メグミの心に嬉しさと罪悪感が同時にやってきます。彼女は心がキレイな人。ユウゴはきっと彼女のこんな素直さに惹かれたのだな。そう思うとマサエが眩しくて、メグミは微笑むので精一杯でした。
マサエと出会って数カ月が経ちました。マサエとの時間が楽しくなかったわけではありません。とはいえマサエの話にだけ出てくる「うちのパパ」、ユウゴの話を聞くたびに想いは募るばかりです。そんなときマサエの口からメグミが待っていた言葉が飛び出したのです。
「うちで、BBQをやらない? パパもいるけどいい?」
メグミが待ち焦がれていた言葉でした。やっとユウゴに会える!
そしてマサエの家で会ったユウゴは、学生時代と同じようにメグミに優しかったのです。
「メグ、元気だったか?」
ユウゴの声が胸の奥に届きます。
「うん。いろいろあったけど、元気でやっているよ」
泣きそうだったけれど、一生懸命明るく振舞います。
「そりゃあ無理はするよ。ひとりで育てているのだから。でも今は子どもといられる時間が何よりの宝物だから、頑張るよ!」
本当は言ってしまいたかった……。あのとき別れたことを今でもすごく後悔している。ユウゴ以上に好きになれた人にいまだに出会えていない。でも彼はママ友の旦那さんでした。彼にとってもメグミはもう「過去の女」……。これで終わり? もう会えないの?
メグミはユウゴに言いました。
「もうマサエさんとは会わない方がいいのかな」
メグミは切なそうな声を出しました。でも本当はわかっていました。優しいユウゴはマサエから大切な友人を奪うようなことはしないだろうと。案の定ユウゴは答えました。
「これからも、マサエと仲よくしてあげてくれないかな? アイツ、こっちきてあんまり友達もいなくて、メグのことすごく慕っているし」
「いいの?」
「メグさえよければ」
まだユウゴに会える。メグミは「恋人」ではなくても、彼のそばにいられることに喜びを感じていました。
【編集部のあとがき】
メグミの心はマサエの頭の上を通り越して、ユウゴの方へしか向いていなかったようです。メグミにとっては子どもたちもユウゴに会うための口実に過ぎなかったのでしょうか。母の心と女の心。メグミには女の心が優先されてしまったのかもしれません。昔好きだった男性、どうしても諦められない男性。もし結婚できたなら、きっと幸せだったに違いない。マサエの立場は自分だったかもしれない。そんな思いにとらわれているのでしょう。
【第13話】に続く。
文・編集部 編集・ここのえ イラスト・Ponko
【姉と双子のダイアリー1】から読む。
前回からの続き。わが家は夫と私、長女(アン)と双子(フウ、ライ)の5人家族。アンと双子のフウとライは4歳差です。アンの幼稚園の見送りや迎えのとき、もちろん置いていくわけにもいかず連れていくのも一苦労でした。
せっかく外に出られたのに見送って、はい帰りましょう! ……とはいかない2人。朝起こして朝食と身支度を3人分、外に出られる状態にするだけで精一杯。そのため、朝の家事は後回しになります。家事をしたいから帰りたい私VS公園などで遊びたいから帰りたくない双子……。駆け引きが毎朝繰り広げられています。すぐ帰るのはさすがに可哀想なので少しお散歩してから帰るようにしていました。
まだまだ心配なので付き添いたい気持ちはありますが……。フウとライを引き連れての付き添いがなくなり、正直ホッとしています。幼児を連れての移動は本当に大変。近所とはいえ大人1人なら徒歩5分の距離も10分になったり20分になったり、それ以上かかることも……。長女(アン)の成長にしんみり。思い返すと双子と毎朝近所をウロウロしたこともいい思い出になったのかなと思うのでした。
【姉と双子のダイアリー19】へ続く。
文、作画・春野さくら 編集・Uemura
婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第142回は、なぜか恋が進展しない女性が思いがけず男性から敬遠されてしまうNGモードをご紹介します。1. 恋も仕事も張り切りすぎる 【結婚引き寄せ隊】vol. 142「いいな」と思う男性が現れたり、前から気になる男性がいたり。どうにかがんばってアプローチをしているつもりなのに、なかなか恋が進展しない女性がいます。もちろん相手の男性の好みではなかったとか、タイミングが合わないといった理由も考えられますが、実は女性側が恋が叶わない言動をしていることも…。そんなNGモードのひとつめは、恋も仕事も張り切りすぎる女性です。独身時代、私自身もそういった時期がありましたし、婚活していた女友達や恋愛相談をされたときの女性のタイプを見てみると、意外にもこういったタイプの女性の恋がうまくいかないことが少なくない印象。とくになんにでも一生懸命全力でぶつかっていくようなタイプや、久しぶりのトキメキを感じた男性につい舞い上がってしまうタイプなどは、アプローチのバランス感覚がうまくいかず、男性が好意を重荷に感じてしまうこともあるようです。また、仕事を頑張らないよりは頑張っているほうがプラスの印象なのは言うまでもないものの、ちょっとずつ関係性を築いていきたいのに、女性側からのパワーを感じすぎてちょっ
...moreと後退りしてしまうという男性も。頑張る女性に惹かれる男性も多いのですが、「守ってあげたい」と思わせるような保護本能をかきたてられる女性に、本能的に惹かれやすいという男性もいるようです。2. 妙に気を配りすぎる なぜか恋が進展しないふたつめのタイプは、妙に気を配りすぎる女性。まわりのことをよく見ていて、気が利く人が多く、そんな女性はむしろモテるのではと思いながらも、案外そう簡単に恋が実りやすいというわけでもないようです。その理由として、いわゆるあざとい系の女性は、気が利くタイプの女性のことをうとましく思うことがあったり、男性からもちょっと八方美人のように映ってしまうところがあったり。どこにいても気を配るタイプの女性は、人によって態度を変えることは少ないものの、その点が逆に「誰に対してもいい顔をしている」などと、誤解されてしまったという場合も。とはいえ、男性の性格によっては、いろいろと気遣いしてくれる女性がうれしい人もいるはずで、気になる相手の好みをよく探っておくことで、思わぬ誤解を避けられることもありそう。さらには、気を配るタイプの女性自身が、アプローチしても手応えがないと、「またうまくいかないのかな」「迷惑になったらいけないから」といった具合に、本当はあと一歩というところで、気疲れして引いてしまうということもあるようです。いま自分がどのような状態にいるのか、信頼できる第三者にもアドバイスしてもらえると、安心ですよね。3. 恋の駆け引きを勘違いしている 最後は、恋のかけひきを勘違いしている女性です。なかでも昔からよく聞くのは、男性はハンター気質だから、追う恋が好き。だから、どんなに好きでも、なるべく男性から追わせるように仕向ける、という作戦です。よく恋愛のノウハウ本とかにもそんなことが書かれていたことがありましたし、なんとなく男性ってそういうもんだというイメージが一般的にも定着している節があります。でも、男性が追ってくるなんて、よっぽど女王様気質の女性か、本当に相手の男性に気持ちがない女性だけのはず。たとえばLINEの返事は即答しないとか、会ったらあえてそっけなくするとか、連絡したくても限界まで我慢するといった女性もいますが、それって、どこまで効果的なのでしょうか。確かに、情熱のままとんでもない行動に出てしまいそうなら、ちょっとは気持ちにフタをしたほうがいいです。しかし、相手をじらすためのテクニックと思って自分で自分を抑え込むと、ただ、疲弊するだけ。さらには「俺には気がないだろう」と勘違いさせることもありますし、相手から来させる労力を使わせるため、男性が本当に多忙なときは、わずらわしく思われること必至。これでは、うまくいくものもいかなくなります。よく男性の状況を見極めて、アプローチできるといいですよね。自分では精一杯のことをやっているつもりでも、実は相手は異なる印象を持ってしまうこともあるかもしれません。気になる人が出てきたときは、自分の気持ちに素直に動けるといいですね。みなさんの想いがうまくいきますように。文・かわむらあみり©RapidEye/Getty Images©SDI Productions/Getty Images©brusinski/Getty Images文・かわむらあみりhttps://ananweb.jp/anew/481284/