記事のポイント
CMO職の重要性は視点により異なり、企業によって復活させる例もあれば廃止する例もある。
CMO肯定派は、ブランド強化や企業成長に貢献する役割として評価しており、多くのCEOもその重要性を認めている。
否定派は、マーケティングがより専門化する中、従来のCMO職では不十分とし、役割の再定義や他職種への置き換えを支持している。
マーケターが古くからの疑問に頭を悩ませる時期がまたやって来た。今日のビジネス環境において、CMO職は依然として重要なプレイヤーなのだろうか、それともマーケティングに関する果てしない議論から生まれた過去の産物に過ぎないのだろうか。
いつものように、その答えはどのような視点で考えるかによって異なる。たとえば、ギャップ(Gap)は2年間の空白期間を経てCMO職を復活させたが、ヒョンデ(現代自動車)はCMO職を段階的に廃止することを選択した。
CMOが再び脚光を浴びるなか、マーケターの最高責任者が企業にとってかけがえのない人材となることもあれば、時代遅れの象徴となることもあるといった理由を探るために、本記事では肯定派と否定派の意見を掘り下げてみよう。続きを読む
The post CMO 職は再定義されるべきなのか? 存在の肯定派と否定派の意見を探る appeared first on DIGIDAY[日本版].