JR東日本の車両整備で過去にデータ改ざんなどの不正があった問題で、国土交通省は24日午前から会社に対し、鉄道事業法に基づく特別保安監査を始めました。
京王グループの京王重機整備が、車輪(輪軸)組立のデータを差し替える不正行為をしていた問題で、国土交通省は9月20日、同社と京王電鉄への立ち入り検査(特別保安監査)に踏み切った。輪軸組立に関する不正行為ではJR貨物や東京メトログループも特別保安監査を受けており、今回の京王グループで3例目となる。
東京メトロは、グループ会社が行っている列車の車輪に車軸を取り付ける作業で、基準を超える圧力で行ったうえ数値を書き換える不正があったと発表しました。国土交通省は、19日から東京メトロなどに対し、特別保安監査を行う予定です。