○…最後まで自分たちのプレーを貫き、栄冠をつかみ取った。バスケットボール男子の佐賀北は、2勝同士で対戦した決勝リーグ最終戦の鳥栖工戦で終始リードする危なげない展開で3連勝。主将の川原峻は胸をなで下ろした一方、「体の大きい選手に勝つため、もっと守備の質を高めたい」と全国を見据えた。 序盤から3点シュートを積極的に狙い、フェイントでインサイドを攻め、得点を重ねた。何度も中央に切り込んだ梅﨑晴仁は「外の得点だけでは厳しい。中でも点を取って試合を優位に進めたかった」と振り返った。
チャンピオンシップに初出場した昨季の秋田ノーザンハピネッツの躍進を支えたのが、リーグトップとなる成功率37・8%をマークした3点シュート(3P)だった。日本人選手が全員残留し、3Pに定評のあるキッド…
【男子】新人戦優勝の佐賀北を佐賀東、唐津工、鳥栖工などが追う。 佐賀北は守りから攻撃の流れを呼び込む。全国大会を経験した3年の川原峻、梅﨑晴仁、南里将希らがけん引する。得点源の川原は3点シュートに精度があり、主将も担う精神的支柱。梅﨑は視野が広く1対1の突破力に優れ、南里はスチールやリバウンドからの速攻が光る。流れが悪い局面も声をかけ合い修正できる点も強み。 新人戦で佐賀北に3点差で敗れ優勝を逃した佐賀東は雪辱を誓う。 【女子】佐賀清和と佐賀北を中心に優勝を争いそう。
○…今季のB2レギュラーシーズン総得点で日本人トップの西川貴之が、得意の3点シュートでチームに勢いをつけた。この日は23得点でチェイス・フィーラーに並ぶチームトップタイ。宮永雄太ヘッドコーチは「ゾーンに入ったら頼もしい選手。すごいのひと言」と手放しに褒めた。 劣勢で迎えた第3クオーター立ち上がり。反撃ののろしとなる3点シュートを沈めた。その後も得点を重ね、3点シュートの成功率は60%と高い数値を記録した。 プレーオフ初戦後に「打つことが仕事」と言い切った西川。