2023年5月31日
味の素AGF株式会社
秋田県「マイボトル持参運動」に食品メーカーとして初めて連携 県内各スーパーにて普及啓発とマイボトルプレゼントキャンペーンを実施
味の素AGF株式会社(以下、AGF 代表取締役社長:竹内 秀樹)は、秋田県が実施している「マイボトル持参運動」に賛同し、環境月間が始まる2023年6月1日(木)より、県と連携して秋田県内各スーパーでの普及啓発とマイボトルプレゼントキャンペーンを実施します。
秋田県は、ポイ捨てなどにより河川などを通じて陸から海に流出するプラスチックの問題に対し、県民一人ひとりがこれらの問題を「自分ごと」として捉え、美しい秋田の海を守るためにプラスチックごみを減らす取り組みを実践していくことが必要と考えています。そして2020年から手軽に取り組める活動の1つとして、繰り返し使える水筒やタンブラーなどのマイボトルを積極的に利用する「マイボトル持参運動」を行っています。
《「ブレンディ®」ザリットル》シリーズなどプラスチック使用量の削減につながる商品を展開してきたAGFは、この秋田県の取り組みに賛同し、2023年2月、食品メーカーとして初めてマイボトル持参運動協力事業所に登録され、このたびの普及啓発およびキャンペーンを実施するにいたりました。
AGFは、「人と人とのつなが
...moreり」、「地球環境との共生」をはじめとするサステナブルな社会の実現を目指し、あらゆるパートナーと共創することで、3R(Relax:くつろぎ、Reset:心の整え、Refresh:気分一新)の提供を通じて「ココロ」と「カラダ」の健康に貢献します。
【秋田県マイボトル持参運動ホームページ】https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/54386
■活動内容
1.秋田県内各スーパーでの普及啓発
下記に記載の秋田県内各スーパーの店頭にて、《「ブレンディ®」ザリットル》シリーズなどのAGF®商品の陳列棚付近で、マイボトル啓発POPの掲示と、秋田県仙北郡美郷町出身の人気マジシャン ブラボー中谷さんがマイボトルの魅力を楽しく伝えているオリジナルYouTube動画「マイボトルのススメ!~プラなし生活編~」を店頭で放映し、生活者に向けてプラスチックごみの削減とマイボトルの持参を呼びかけます。
【マイボトルのススメ!~プラなし生活編~】https://www.youtube.com/watch?v=YFJuPpotIN4
▼ 実施予定の秋田県内スーパー
・株式会社アマノ http://www.sc-amano.jp/
・株式会社伊徳 https://www.itoku.co.jp/
・株式会社タカヤナギ https://www.e-takayanagi.com/
・株式会社ナイス https://www.nices.co.jp/
・株式会社マルダイ https://marudai-akita.jp/
※各スーパーの一部店舗では、実施されない場合もあります。
2 .マイボトルプレゼントキャンペーン
店頭に掲示されているマイボトル啓発POPに記載された二次元コードを読み取り、オリジナルYouTube動画「マイボトルのススメ!~プラなし生活編~」に関するクイズに答えていただくと、抽選で30名様に《秋田県オリジナルマイボトル&AGF®商品詰め合わせ》をプレゼントします。
秋田県オリジナルマイボトル
【秋田県マイボトルプレゼントキャンペーン】サイト
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/72066
・申込期間:2023年6月1日(水)~2023年8月31日(木)
・問い合わせ先 秋田県 生活環境部 温暖化対策課 環境活動推進チーム
TEL 018-860-1560
■商品紹介
《「ブレンディ®」ザリットル》シリーズ
スティック1本を水で溶かすだけで1リットルのおいしいドリンクが味わえる、地球にやさしいスティックタイプのパウダードリンクです。【「ブレンディ®」ザリットル ブランドサイト】https://blendy.agf.jp/thelitre/
こども宅食は、経済的事情などで食生生活に課題を抱える家庭およびこどもに向けた支援事業です。自治体の福祉サービスではサポートしきれないケースについても、こども宅食でカバーできる可能性もあり、注目されている取り組みでもあります。
そこでこの記事では、こども宅食の目的やメリット、注意点、プロジェクト事例について詳しくご紹介します。こどもの健康や食に関する社会問題を解決したい方や、こども宅食で社会貢献できるのか内容を詳しく知りたい方は、参考にしてみてください。
目次
こども宅食プロジェクトの目的
こども宅食プロジェクトの支援方法
2-1.NPO法人や自治体で支援の概要を確認
2-2.寄付金で食材の調達やお弁当の宅配などが行われる
2-3.寄付以外の方法でも支援することが可能
こども宅食プロジェクトの支援メリット
3-1.ふるさと納税を通じた寄付が可能
3-2.助けを求めているものの動けない層へアプローチ可能
3-3.モノやコトを通じた支援を進められるのが強み
こども宅食プロジェクトへ支援する際の注意点
こども宅食のプロジェクト事例
5-1.東京都文京区のこども宅食基金
5-2.千葉こども宅食プロジェクト
5-3.としまフードサポートプロジェクト
まとめ
1.こども宅食プロジェクトの目的
こども宅食は、貧困状態で悩んでいる家庭へ食品を届ける事業です。事業の主な目的は、食による支援を通じて
...more気軽にNPO法人や自治体へ相談できる環境をつくることと、こどもの貧困問題を解決することです。
経済的事情で悩んでいる家庭の中には、以下のような理由でサポートを受けられずにいる家庭も珍しくありません。
自治体や国の福祉サービスを利用したいが、周囲に知られたくないといった理由からためらっている
仕事で忙しく、平日に自治体窓口へ行けない
こども食堂や福祉サービスを利用する気力、勇気がない
このように仕事や時間、心理的要因などから社会福祉サービスを受けられないケースがあるため、社会福祉制度の整っている状況でも完全にサポートできない側面があります。
一方、こども宅食は、アウトリーチ型で貧困状態の家庭やこどもを支えられるのが強みです。本格的な取り組みに関しては、2017年までさかのぼります。認定NPO法人フローレンスと東京都文京区などが共同でこども宅食事業を立ち上げ、官民一体となりながら貧困状態で悩んでいる区内の家庭へ食品を届けています。
こども宅食プロジェクトへの支援方法については、ふるさと納税を活用した寄付や物資の無償提供など選択肢の多い内容です 。
2.こども宅食プロジェクトの支援方法
こども宅食のプロジェクトへ参加および支援したい場合は、各地域のこども宅食プロジェクトを運営管理している団体や自治体を探す必要があります。こども宅食プロジェクトの主な支援方法について1つずつ確認していきましょう。
2-1.NPO法人や自治体で支援の概要を確認
こども宅食プロジェクトで支援を行いたい時は、自治体HPもしくはこども宅食応援団HPから内容を確認しておきます。
こども宅食プロジェクトについて明記されている自治体は、主に東京都文京区です。同区の「子供宅食のページ」では、寄付の方法や流れについて解説されています。
特にプロジェクトを探しやすいのは、こども宅食応援団というウェブサイトです。こども宅食応援団は、こども宅食事業に関する法人や自治体を支援している団体で、個人や団体からさまざまな支援を募っているので、誰でも気軽に参加しやすい状況といえます。
こども宅食応援団のウェブサイトには、全国の宅食プロジェクトに関する情報が一覧表示されています。そのため、1からこども宅食に関する団体を探す手間を省略することが可能です。さらに各団体のリンクが設置されているので、各NPO法人のウェブサイトへアクセスできます。
2-2.寄付金で食材の調達やお弁当の宅配などが行われる
こども宅食プロジェクトの主な支援方法は、寄付金による支援です。たとえば、こども宅食応援団では、毎年ふるさと納税を通した寄付を募っています。
ふるさとチョイスというふるさと納税サイトにプロジェクトが立ち上がっていて、2022年も多数の支援を受けています。2022年の寄付金額は3,834万円で、寄付先は佐賀県です。
寄付金については、こども宅食応援団の勉強会や全国のこども宅食事業に関する活動内容の紹介、自治体の代わりに全国のこども宅食事業団体へサポートするための活動に使用されます。
他にもこども宅食応援を行っているNPO法人の中には、寄付金を募っている法人が存在します。寄付の方法については、クレジット決済や銀行振込などに対応しています。集められた寄付金については、食材の調達や食品の宅配といった活動に用いられるのが特徴です。
ただし、ウェブサイトに詳細が記載されていないケースがあるため、状況に応じて電話や窓口で支援方法を確認してみましょう。
2-3.寄付以外の方法でも支援することが可能
こども宅食に関する活動を金銭面以外で支援したい場合は、ボランティアメンバーとして参加もしくはモノやコトといった側面でサポートできます。例えば、SNSを活用して情報をシェアしたりすることも支援方法の一つと言えるでしょう。
こども宅食事業を立ち上げたい、寄付や物品の提供以外にも現場で動きたいという場合は、1から団体を作る他、こども宅食応援団の実施者ネットワークへ加盟することで活動基盤を作ることが可能です。
他にも全国のこども宅食サービスの中には、ボランティアやサポーター、支援を募っているサービスがあるので、個別に登録できる場合もあります。ちばこども宅食プロジェクトは、食品の無償支援をはじめ、食品回収などのボランティア作業員を募集しています。
3.こども宅食プロジェクトの支援メリット
続いては、こども宅食応援団や各NPO法人、もしくは自治体のこども宅食事業を支援するメリットについて紹介していきます。
3-1.ふるさと納税を通じた寄付が可能
ふるさと納税を通じて簡単に寄付という形で支援ができるのは、こども宅食プロジェクトのメリットといえます。
ふるさと納税とは、自治体へ寄付を行える制度のことです。ふるさと納税サイトには、返礼品という名産品や食品などが掲載されていて、それぞれの商品を購入すると寄付金額に応じた所得税の還付、住民税の控除といった税制優遇(寄付金控除)を受けられます。(※国税庁「一定の寄附金を支払ったとき(寄附金控除)」)
こども宅食プロジェクトが掲載されているふるさと納税サイトは、ふるさとチョイスです。2023年4月17日時点では、東京都文京区の「親子を孤立させない!7年目の「こども宅食」でつながり、見守り、支えていく。【文京区】」というプロジェクトが実施されています。実施期間は2024年3月31日までの予定で、クレジット決済などから寄付を進められる仕組みです。
他にもこども宅食応援団運営の寄付プロジェクトは、例年1年に1回実施されています。2022年分の内容を見てみると、2022年4月5日~2023年3月31日と長期間にわたって募集をかけていることがわかります。
2023年4月17日時点で2023年分のプロジェクトは掲載されていないものの、これまでと同じように実施される可能性があります。気になる方は、定期的にふるさとチョイスで確認しておきましょう。
3-2.助けを求めているものの動けない層へアプローチ可能
こども宅食事業を通じた支援は、公的な社会福祉サービスでカバーしきれていない家庭を支える上で重要な役割を果たします。
公的な社会福祉サービスを利用するためには、自治体窓口や電話などで相談しなければいけません。しかし、さまざまな理由から相談できない、コミュニティへ参加できないといった家庭も存在しています。
こども宅食サービスはアウトリーチ型の支援方法なので、動き出せずに困っている家庭へ積極的にサポートを始められます。(※アウトリーチ:サービスを必要とする人へモノやサービスを届ける)
社会貢献活動において貧困状態の家庭やこども達への支援を積極的に行いたい方は、こども宅食プロジェクトを通じた寄付や支援を検討してみるのが大切です。
3-3.モノやコトを通じた支援を進められるのが強み
こども宅食プロジェクトでは、寄付だけでなくモノやコト、ボランティアという形で参加できるのも強みです。現地で直接コミュニケーションをとりながら支援を行いたい方や金銭以外の支援方法について模索している方は、メリットの多いプロジェクトといえます。
こども宅食応援団で募っている支援は、ふるさと納税を活用した寄...
2023年5月18日
立命館大学
ティーエムエルデ株式会社
~クラウドファンディングによる資金調達で目標額を達成~ 立命館大学大阪いばらきキャンパスに使用済ペットボトル回収装置を導入 「BOTTLE to BOTTLE」資源循環に関する社会実証実験を開始
立命館大学経営学部 中村真悟教授は、立命館大学大阪いばらきキャンパス(以下、OIC)内に使用済ペットボトル回収装置(以下、回収装置)を設置するため、クラウドファンディングに参加し目標額を達成しました。つきましては、5月13日にティーエムエルデ株式会社(本社:滋賀県長浜市 代表取締役社長:髙橋康之 以下、TMエルデ)が開発・提供する回収装置をOICに設置し、構内で発生する使用済みPETボトルの高純度循環システムの構築、効果検証に関する約1年間の社会実証実験を開始します。
本件のポイント
■ ペットボトル回収を通じ、CO2削減効果の「見える化」と、資源循環という社会課題解決を目指す
■ 使用済ペットボトル回収装置をOIC内に導入することにより、「(ゴミ)を捨てる」から「(資源)を提供する」へ学生・教職員の意識変化を促す
■ 1年間の実証実験で、使用済み資源を活用した「拠点回収型」循環
...moreシステムの効果検証・持続的条件の解明を目指す
本プロジェクトでは、回収装置の設置に必要な資金を調達するため、ブルーバックス・アウトリーチ(運営:株式会社講談社)を通じたクラウドファンディングに参加し(※)、締め切りまでに必要な支援が集まり目標金額(60万円)を達成することができました。
回収装置導入・設置は、TMエルデの支援を受けました。「Bottle to Bottle」を促進させるために、ペットボトル回収時に環境省が推進する環境活動ポイントプログラム「エコ・アクション・ポイント」を付与すること、回収装置のデザインに特徴を持たせることで、OIC構成員への資源循環に関する啓蒙を行います。
さらに本活動を広く認知させるため、2023年5月21日にOICで開催される大学と地域の交流イベント「いばらき×立命館DAY 2023(OIC EXPO)」に本プロジェクトに協力する学生団体「Bottle to Bottleプロジェクト」が出展予定です。
ペットボトル回収装置
※本学2023年3月23日プレスリリース参照
https://www.ritsumei.ac.jp/profile/pressrelease_detail/?id=826
Bottle to Bottleとは、使用済ペットボトルを原料化し再びペットボトルとして再生利用する取り組みです。これは、プラスチックの資源循環やCO2削減、海洋プラスチックごみ問題解決に貢献すると考えられています。
ペットボトル回収・再生の取組は各地で既に行われていますが、回収時にラベルがはがされず蓋が付いたまま回収されることが多いため、回収後、再度ペットボトルに再生される割合は約2割に留まっています。この再生比率を上げペットボトルを資源循環させる必要があります。
中村教授と学生団体「Bottle to Bottleプロジェクト」は、この活動を促進するために、大阪いばらきキャンパスでペットボトル回収実験や啓蒙活動を行ってきました。今回のクラウドファンディングでは、大阪いばらきキャンパス内に専用回収機(リバースベンディングマシーン)を導入し、回収したボトル数やCO2削減効果を見える化し、大学内で学生・教職員が環境に興味を持つ機会を創出し、大学内でのリサイクルシステムの構築を目指します。
■学生団体「Bottle to Bottleプロジェクト」
使用済ペットボトルを原料化し再生ペットボトルとしてリサイクルする(水平リサイクル)仕組みを大学内に構築するために2021年から活動中。
<メンバー>
・8名(経営学研究科院生、経営学部学生)
<活動内容>
・キャンパス内にペットボトル回収箱を設置し回収実験を行う
・ペットボトル再生に関わる企業との交流や工場視察
・ペットボトル水平リサイクルに関わる学習ツアーの開催
立命大学 Bottle to Bottle
■ティーエムエルデ株式会社について
社名のエルデ(Erde)は地球を意味し、地球上の誰もが暮らしやすく、豊かな生活を送れるよう、創業以来、環境問題への取り組みを社業として「豊かな未来の環境づくり」を目指してまいりました。全国250か所以上に設置した無人リサイクルステーション「ecoひろば」はじめ、飲料容器回収システム、エコドーム、廃食用油燃料製造装置、生ごみ処理機等を展開する他、2019年からは、環境共通ポイントプラットフォーム「エコ・アクション・ポイント(EAP)」事務局も運営しています。
・URL:https://www.tm-erde.co.jp/
■エコ・アクション・ポイント(EAP)について
環境配慮行動(環境に優しい商品の購入・サービスの利用など)=エコアクションに特化し、2008年から展開している全国共通環境ポイントです。
参加者がEAP公式アプリ(無料)をダウンロードし多様な分野で対象エコアクション
を行うことで参加事業者(自治体、企業、団体など)からポイントがもらえ、様々な商品
などに交換できます。また同時に、参加者ごとに環境貢献が環境省認定のもと数値
化のうえアプリ上で累計・可視化され、環境意識を高められるのも大きな特長です。
各エコアクションは、「地球温暖化対策(CO2削減)」を筆頭に「生物多様性/自然
保護」「廃棄物対策/3R」「公害対策/化学物質管理」を軸としており、個人の生活
レベルでの環境意識行動の蓄積から地球環境保全を実現していきます。
最近ではSDGsが注目される時流とともに、環境対応商品の販売促進や環境貢献
活動にEAPを活用する先が増え、「食ロス抑止」「脱プラスチック」など、環境保全を
より多様な行動から深化させる傾向がでてきています。
・URL:https://www.eco-action.jp/
本リリースの配布先: 大阪科学・大学記者クラブ、環境省記者クラブ
エコ・アクション・ポイント ロゴエコ・アクション・ポイント アプリロゴ...