東奥情報懇談会11月例会が20日、青森市のホテル青森で開かれ、東京財団政策研究所研究主幹の森信茂樹氏が「未来志向の消費税インボイス制度」と題して講演した。10月1日から始まった同制度について分かりやすく説明し「インボイスを経営戦略にも活用してほしい」と呼びかけた。インボイスは、消費税の10%と8%の複数税率に対応した請求書類で、税率ごとに区分した消費税額などを明記し、納税額を正確に計算できるよう導入された。森信氏は、インボイスのメリットとして、事業者同士の取引での税額分の価格転嫁や、税額計算が…