信用調査会社・東京商工リサーチ青森支店は3日、2023年度上半期(4~9月)の県内企業倒産(負債額1千万以上)を発表した。倒産は前年同期比19件増の35件、負債総額は同102億2300万円増の122億6500万円で、ともに大幅に増加した。負債総額が100億円を超えるのは11年ぶり。スーパー経営の佐藤長(弘前市)、タッチパネルセンサー製造のアノヴァ(六ケ所村)の倒産が負債総額を押し上げた。倒産件数が30件を超えるのは、新型コロナウイルス禍以前の19年度上半期以来。35件中18件が新型コロナ関連倒…
日本銀行青森支店は2日、県内企業短期経済観測調査(9月短観)の結果を発表した。企業の景況感を示す業況判断DIは全産業で前期比2ポイント増の4となり、2期連続で改善した。新型コロナウイルス禍の影響が緩和し、宿泊・飲食サービスなどの非製造業が改善した一方、原材料価格の高騰や中国による水産物の輸入停止を受け、食料品などの製造業が悪化した。非製造業は3ポイント増の12と改善。コロナ禍から経済の正常化が進み個人消費が回復したことから、宿泊、飲食サービスが67ポイントの大幅増で83となった。運輸・郵便は観…
鹿児島県さつま町中津川の大石神社秋季大祭が1日あり、境内で伝統芸能「金吾様踊り」が奉納された。新型コロナウイルス禍で踊り手が一堂に会するのは4年ぶり。一時小雨も降る中、約1400人の見物客でにぎわった。