農林水産省は14日、6月30日~7月6日に全国のスーパー約1000店で販売されたコメ5キロ当たりの平均価格(税込み)が3602円だったと発表した。前週より70円安く、集計の公表を開始した2022年3月以降で初めて7週連続の値下がりとなった。割安な政府備蓄米の流通量が増えた結果とみられる。3000円
政府備蓄米の随意契約での放出に伴い、スーパーやコンビニエンスストアなどで安価な備蓄米が相次いで売り出されている。静岡県内でスーパー14店舗を運営する田子重(焼津市)の神戸店(吉田町神戸)では6月27日、随意契約で調達した2021年産の政府備蓄米を1200袋(1袋5キロ)準備し、1922円(税込み)
全国農業協同組合連合会(JA全農)は11日、競争入札で仕入れた政府備蓄米約29万6000トンのうち、10日時点で80%に当たる23万6930トンを出荷したと発表した。出荷依頼を受け付けたのは27万3630トンで92%に達しており、来月には卸売業者への引き渡しを完了する見通しだ。
令和7年7月9日
全国農業協同組合連合会(JA 全農 )
「米流通に関するファクトブック」を全農公式ホームページで公開 米の生産・流通などを解説
JA全農は、米生産・流通に関する基礎情報をまとめた「米流通に関するファクトブック」(以下、ファクトブック)を7月8日(火)に全農公式ホームページで公開しました。
ファクトブックでは、米の生産から流通と価格の仕組み、JAや卸売業者の役割や備蓄米制度などに関する基礎情報を一冊にまとめています。
米生産の現状や全農の取り組みについて理解を深めていただくための資料として、ぜひご活用ください。
ファクトブックは、全農公式ホームページでご覧いただけます。
■「米流通に関するファクトブック」掲載ページ
https://www.zennoh.or.jp/information/bichikumai/pdf/factbook.pdf
■「米流通に関するファクトブック」目次
頁
内容
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内容
3
米の流通について
15
米の概算金とは
4
主食用米等の作付面積と生産量
16
委託販売とは
...more
5
生産者(経営体)数の推移
17
共同計算とは
6
生産者(経営体)の集約と高齢化
18
精米工場での取り組み
7
米生産に係る費用
19
物流問題への取り組み
8
生産コストと販売価格
20
米卸売(精米)業者の役割
9
消費の動向
21
営農支援システムの普及推進
10
民間在庫の動向
22
トータル生産コスト低減の取り組み
11
米の需要の動向と今後の見通し
23
政府備蓄米制度の目的と運用について
12
相対価格・市中価格とは
24
政府備蓄米の競争入札と随意契約の違い
13
JA(農業協同組合)の米穀事業
25
全農の政府備蓄米受渡フロー
14
産地別価格の決まり方
コメ価格の高騰が続く中、安くおいしくコメを食べるため炊飯器への関心が高まっている。家電量販店では、政府備蓄米の放出を受けて古米もおいしくたけるとPRして売り場を強化、メーカーの売り上げも押し上げてい…