台風19号で甚大な被害を受けた宮城県丸森町に伝わる東北最古の「猫神さま」の石碑が、現地に残っていた。土砂にのまれたと思われていたが、研究者が現存を確認した。猫神さまは養蚕の守り神とされ、町内には日本一多くの石碑と石像があり、町おこしに一役買っている。その象徴的な碑が失われずに済み、関係者はほっとしている。 東北最古の石碑が伝わるのは、土砂災害が発生した五福谷川沿いの中島地区・中島天神社境内。江戸時代後期の文化7(1810)年の年号と「猫神」の文字が刻まれている。丸まった猫の姿を彫った安政5(...
»続きを読む
宮城県丸森町筆甫地区で冬に作られる特産品「へそ大根」の生産量が、今年は台風19号の豪雨で大幅に減る見込みだ。加工に使う大根の畑に土砂が押し寄せた。地元農家グループ「ひっぽのへそ大根生産組合」は、地域が
東北地方整備局は11日、台風19号の豪雨で通行止めとなっていた宮城県丸森町の国道349号を13日午前7時に開通させると発表した。被災規模が大きく、県の要請で国が応急復旧工事を代行していた。 開通区間は
宮城県丸森町は8日、台風19号で被災しプレハブ仮設住宅に入居する住民を対象とした説明会を町内で開き、6カ所に建設する団地へ21〜26日に順次入居できるとのスケジュールを示した。 説明会は3回に分けて行
台風19号で大きな被害を受けた宮城県丸森町耕野地区で、住民が管理運営する水道施設の復旧に見通しが立っていない。町の水道が通る他地区では復旧が進むが、耕野地区の水道は私有で町の手が及ばない。応急処置で断