2025年度青森県当初予算の宮下宗一郎知事による査定が29日、県庁で始まった。知事就任以来2度目の年間予算の編成で、「所得向上」「命と暮らしを守る基盤の強化」「こどもまんなか社会の実現」の三つを最優先課題に位置付けた。査定は2月4日まで。当初予算案は同19日に発表し、21日に開会する定例県議会に提出する。宮下知事は査定開始時、「青森県は25年から変わったと思われるような、県民に期待してもらえる事業を構築したい」と職員に向けて語った。査定の対象は新規の取り組みや予算規模が大きい事業など74件。初…