弘南鉄道(本社青森県平川市)の長期運休を巡り、沿線自治体などでつくる活性化支援協議会(会長・桜田宏弘前市長)は20日、弘前市役所で会合を開き、弘前圏域8市町村に対し、レールの補修やバス代行などにかかった経費について、同社と沿線5市町村とで分担する案を示した。経費は数千万円規模とみられる。5市町村はそれぞれ、12月定例議会に負担金を盛り込んだ一般会計補正予算案を提案する方向。同社の弘南線(弘前-黒石)と大鰐線(大鰐-中央弘前)で基準値を超えるレールの摩耗が判明し、9月25日から運休。弘南線は11…
弘南鉄道(本社青森県平川市)は20日、レール補修などのために運休していた大鰐線(大鰐-中央弘前)のうち、津軽大沢-中央弘前間でおよそ2カ月ぶりに運転を再開した。同社は、大鰐線の全線再開時期を「12月上旬」としている。同日朝の中央弘前駅は、列車を利用する高校生らで混み合った。大鰐方面行きの始発列車に乗り込んだ弘前学院聖愛高、小山美駕(みのり)さん(3年)は「運休中は学校まで自転車で40分かけて通っていた。再開してくれて助かる」と笑顔を見せた。
弘南鉄道(本社青森県平川市)は17日、全線運休していた大鰐線(大鰐―中央弘前)のうち津軽大沢―中央弘前間の運行を20日の始発から再開すると発表した。