今冬一番の強い寒気の影響で、鹿児島県本土は5日も断続的に雪が降った。薩摩地方の山地を中心に雪が降り積もり、伊佐市で午前9時に6センチ、鹿児島市で同10時に2センチの積雪を観測した。鹿児島地方気象台は5日昼前に薩摩地方の大雪警報を解除し、注意報に切り替えた。4日未明に降り始めた雪はピークを越えたが、6日朝まで大雪の恐れがある。
鹿児島県内で断続的に雪が降った4日、日本自動車連盟(JAF)鹿児島支部には、チェーンの取り付けや「雪で動けなくなった」といった要請が相次いだ。大雪が予想される5日は、不要不急の外出を控えた上で「運転する際は急な動作を避けて」と呼びかけている。
今冬一番の強い寒気が流れ込んだ影響で、鹿児島県本土は4日、午前中から断続的に雪が降った。寒気のピークは4日夜~5日明け方の予想で、鹿児島地方気象台は薩摩地方に大雪警報を発表し、積雪や路面凍結による交通障害などに警戒するよう呼びかけている。寒気の影響は8日まで続く見通し。
鹿児島地方気象台は4日午前、大雪注意報を出している鹿児島・日置、出水・伊佐、川薩・姶良、指宿・川辺の4地区について、5日未明までに大雪警報に切り替える可能性が高いと発表した。