大学入試センターは6日、大学入学共通テストの平均点の最終集計を発表した。初実施の情報(100点満点)は、現役生向けの「情報1」が69・26点、既卒者向けの「旧情報」が72・82点。化学は前身の大学入試センター試験時代を通じて過去最低となり、物理基礎は出題が始まった2015年以降で最も低かった。
青森公立大学は31日、2025年度一般選抜の2次試験中間志願状況(午後3時現在)を発表した。小数点第2位を四捨五入した志願倍率は前期日程が0.7倍、後期日程が2倍。前期では地域みらい学科(国・英)が1.2倍と最も高い。1学部3学科全体の前期・後期合わせた募集人員は140人で、志願者は計116人。出願は2月5日まで。前期試験は同25日、合格発表は3月7日。後期は個別学力試験を課さずに大学入学共通テストの成績と出願書類で審査し、同22日に合格発表する。
大阪公立大は28日、大学入学共通テストの試験中に男性受験生が多目的トイレを使用した際、監督者だった男性教員が不正防止の目的で付き添い、個室内まで立ち入っていたと発表した。同大は「不適切な行為だった」として謝罪した。
大阪公立大学(堺市)を会場に18日に実施された大学入学共通テストで、受験生の男子生徒が試験中に腹痛でトイレの個室に入った際、男性の監督者が個室内に立ち入っていたことが分かった。同大の担当者は「不適切…
受験シーズン到来。毎年この時期になると多くの受験生たちが緊張している場面にでくわします。それぞれが本番に自分の実力を発揮して、「合格したい!」という気持ちを持っているものです。しかし、入試前になるとどうしても緊張してしまうもの。そこで今回は、『君と会えたから』『手紙屋』『また必ず会おうと誰もが言った』『運転者』など数々の作品を生み出してきたロングセラー作家・喜多川泰さんのメルマガ『喜多川泰のメルマガ「Leader’s Village」』より、緊張を「心地よいもの」に変える方法について書かれた記事の一部内容を抜粋してご紹介します。※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:Vol.145 「それを手にするにふさわしい今日を」
それを手にするにふさわしい今日を
先週末に大学入学共通テストが実施され、いよいよ受験シーズン到来です。
大学入試前の受験生に「緊張するな」というのも無理な話ではありますが、先生の日頃の声掛けによって「極度の緊張」を「心地よい緊張感」に変えることはできます。
試験に限らず、部活の試合や発表会、仕事におけるプレゼンなど「ここ一番」というときには、人はいい結果を望みますが、「実力以上の結果」を望むと極度に緊張をし逆に失敗を繰り返すことに。
だから、望むべくは「今の自分の望み通りの結果」ではなく「今の自分の努力に相応しい結果」に
...moreするべきです。
お正月に初詣に行くとたくさんの絵馬がかかっています。
書いてある言葉のほとんどは「〇〇大学に合格できますように」といったものなんですね。
絵馬だけではその人がその大学合格にふさわしい努力をしてきたかどうかなんてわからない。
だから中には、合格にふさわしい努力など全くしていないけど希望だけは高く書いておくなんて人もいますね。
そうなると神様も困りますよ。
だけど、
「入試の結果が、これまでの私の努力に相応しい結果になりますように」
と絵馬に書いてあったら神様も
「おお、任せておけ」
となるんじゃないでしょうかね。
と言うよりも、神様の仕業かどうかは別として、すべての結果はやはりその人の今の自分に相応しいものになるというのが変えようのない事実だと思うんです。
でも、そんな話を受験直前に初めてされたら、緊張が増す一方かもしれませんよね。
「え!合格に相応しい過ごし方してきてないんだけど」
ってなってしまう。
だから、このお話は受験の1年以上前からことあるごとに伝えるようにしていました。
「入試の結果は、それまでの自分の過ごし方に相応しいものにしかならない」
やってくる結果が必ず今の自分に相応しい結果になるのであれば、神頼みをすることもなくなる。入試というのは、これまでの過ごし方に相応しい結果が何なのかを確認しに行く場でしかないということになる。そう考えると、今日一日、自分が望む結果を手にする人として相応しい過ごし方ができたかと顧みるようになる。
というわけで今週のテーマは
「それを手にするに相応しい今日を過ごした?」
この記事は約 11 分で読めます( 4,145 文字 / 画像 0 枚)この続きを見るには
(メルマガ『喜多川泰のメルマガ「Leader’s Village」』2025年1月24日号より一部抜粋。全文をお読みになりたい方は初月無料のお試し購読をご登録ください)
image by:Shutterstock.com
MAG2 NEWS