「大型類人猿」とは?

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人間の脳はチンパンジーの叫びを「人の声」のように扱っていた - 12月05日(金)20:00  ナゾロジー

人間の脳には、声を聞き分けるための「特別な場所」があります。 そこは「声エリア(TVA)」と呼ばれ、ふつうは人間の声にいちばん強く反応すると考えられてきました。 ところがスイスのジュネーブ大学(UNIGE)で行われた研究によって、この人間の声専用エリア(TVA)が人間の声だけでなく、チンパンジーの叫び声に対しても強く反応するものの、ボノボやマカク(アカゲザル)の声にはあまり強く反応しないことが示されました。 研究では単なる声の高さや大きさといった単純な音の違いを統計的に差し引いてもなお、チンパンジーの声だけが「人間の声用」のエリアを特に強く動かすことも確かめられています。 これは、人の脳がすべての動物の鳴き声を同じ「雑音」として扱っているのではなく、「チンパンジーの声は特別扱いされている」可能性を示します。 ヒトの声専用と思われていたエリアに、まだ「サル時代」の名残が潜んでいたのでしょうか? 研究内容の詳細は2025年12月2日に『eLife』にて発表されました。 目次 もし脳が「サル時代の声」をまだ覚えていたとしたら?チンパンジーの叫びだけが人の「声エリア」を揺さぶる「言語」と「鳴き声」との共通フォーマットが存在するかもしれない もし脳が「サル時代の声」をまだ覚えていたとしたら? もし脳が「サル時代の声」をまだ覚えていたとしたら? / Credit:Canva もしかすると...more
カテゴリー:科学/工業

ファーストキスは2100万年前のサル時代だった――毛づくろい時の唇の動きが元 - 11月19日(水)19:00  ナゾロジー

「好き」の気持ちを伝えるキス。 そのとき私たちは無意識に唇をすぼめて相手に触れますが、なぜそんな仕草が生まれたのでしょうか? 特に本能の色濃く出る子供の「キス」は、まるでタコのように大きく唇を突き出すのは有名です。 イギリスのオックスフォード大学(Oxford)で行われた研究によって、そんなキスはなんと約2100万年前に生きていた大型類人猿の祖先から受け継がれた可能性が示されました。 さらに絶滅したネアンデルタール人と現生人類はDNAだけでなく唾液を介してうつる口腔内の細菌まで長期間にわたり共有していたことから、2つの種が互いにキスを交わしていた可能性もあるようです。 もしキスの起源が2100万年前の共通祖先にあったのならば、そのファーストキスは先祖たちのどんな行動様式がベースだったのでしょうか? それともキスは突然出現した、全く新しい行動様式だったのでしょうか? 研究内容の詳細は2025年11月14日に『Evolution and Human Behavior』にて発表されました。 目次 キスはサルの毛づくろい時の唇の動きが転用されたものだったファーストキスは2100万年前 キスはサルの毛づくろい時の唇の動きが転用されたものだった キスはサルの毛づくろい時の唇の動きが転用されたものだった / Credit:Canva キスは世界中で愛情や友情の証しとされていますが、よ...more
カテゴリー:科学/工業

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