記事のポイント
2025年はAIを起点に買い物を始める消費者が増加し、AIチェックアウトの本格導入が始まった年となった。
決済機能の利便性は向上しているが、ブランド側が顧客データを取得しづらくなる課題が浮き彫りになっている。
AIプラットフォームとの連携が進むなかで、検索最適化や顧客理解の手法が変化し、商流のあり方に影響を与えつつある。
2025年は、ChatGPTやパープレキシティ(Perplexity)のようなAIエンジンを起点にショッピングを始める消費者が増え、その意欲の高さが示された年となった。
調査によってばらつきはあるものの、商品推奨を含め、ホリデーシーズンの買い物にAIを利用したと答えた人は33%とも、83%とも言われる。では、買い物客はAIプラットフォーム内で憂いなく「購入」ボタンをクリックできるほど、この技術に安心感を抱けるのだろうか。2026年はこの点が試される年になりそうだ。
今年はいわばAIショッピング元年だ。買い物客がAIエンジン内で実際に購入手続を完結できる始まりの1年となる。チェックアウト機能を利用するために追加料金を支払う必要もない。OpenAIのChatGPTはここ数カ月の間に、ターゲット(Target)やエッツィ(Etsy)、ウォルマート(Walmart)からインスタカート(Instacart)に至る多種多様な企業と相次いでチェック...moreアウト契約を結んできた。昨秋には、Shopify(ショッピファイ)もChatGPTの直接決済機能である「インスタントチェックアウト(Instant Checkout)」の導入を決め、スキムズ(Skims)やグロシエ(Glossier)などを皮切りに、加盟店への対応を始めている。一方、パープレキシティは2024年にAIチェックアウト機能の提供を開始したが、当初はProユーザー限定だった。2025年にはこれを米国のすべてのユーザーに開放する一方、ペイパル(PayPal)との提携も発表している。
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The post 2026年に真価が問われる「 AIチェックアウト 」 ブランドの懸念、そしてユーザーの実態は appeared first on DIGIDAY[日本版].