「関東地方でM5.5±0.5の地震が2月26日までに起こる可能性があります」
そう話すのは、東大名誉教授・村井俊治を中心に10年以上にわたり地震の前兆や危険エリアを配信してきた地震予測メルマガ『週刊MEGA地震予測』。
的中率70%超のピンポイント予測で、昨年の日向灘の大地震や先日の会津地震も事前に捉えて配信していたというこのメルマガから、2月26日までに地震が起こる可能性のある地域やその詳細な概況を今回特別にご紹介します。
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2023年の的中率は77.8%
「ピンポイント予測」は2022年は21件予測して15件が的中(71.4%)、2023年は18件予測して14件が的中(77.8%)という非常に高い精度での地震予測に成功。2024年3月21日に発生した、茨城県南部を震源とする最大震度5弱、マグニチュード5.3の地震の予測にも成功しています。
2024年8月8日 日向灘M7.1地震の前兆も捉え、メルマガで発信
昨年8月8日の夕方に日向灘を震源とするマグニチュード7.1の大地震が発生し、気象庁は新たな大規模地震発生の可能性が相対的に高まったとして、「南海トラフ地震臨時情報」を発表。幸いなことに大きな人的被害などは出なかったものの、実は今回起きた日向灘での地震の前兆をメルマガ『週刊MEGA地震予測』に
...moreおいて事前に予測して配信していました。
「日本列島は近年、全国的に地盤が沈んでいる傾向ですが、日向灘で地震が起きた直前には“週間高さ変動”において大きな沈降を示す地点が、九州地方に集中していたのです」(株式会社地震科学探査機構 代表取締役/CEO 橘田寿宏さん・以下同)
日本全国に約1300箇所ある電子基準点から寄せられる地表の位置変化のデータを、総合的に分析し地震予測を行っている『週刊MEGA地震予測』。地表は上下左右に動くため、水平移動にくわえて高低差の変化も現れるわけだが、今回のケースでは、わずか1週間の間で高低差4㎝以上といった大きな“沈降”が現れる地点が、宮崎県をはじめとした九州南部エリアで続出したとのこと。
日向灘の大地震発生の前日である8月7日のメルマガ『週刊MEGA地震予測』に掲載された九州地方の隆起沈降図。全体が真っ青(沈降)になっていることがわかる
2025年1月21日 福島県会津M5.2の地震も捉え、メルマガで発信
先日1月23日2時49分ごろ福島県会津で起きたM5.2の地震の前兆も、その前日に配信した1月22日号メルマガ『週刊MEGA地震予測』において事前に予測していました。
ピンポイント予測のエリア内で最大震度5弱の地震が起きたとはいえ、まだ地震が起きる可能性はあります。引き続き注意が必要です。
関東地方は2/26までにM5.5±0.5?
的中率70%を超える「ピンポイント予測」ですが、関東地方で新たな前兆現象が現れたそうです。発出されたのは、こちら。
関東地方でM5.5±0.5の地震が2月26日までに起こる可能性があります。
千葉県南東沖を震源とする震度3の地震が起きました。茨城県北部、茨城県沖、山梨県中・西部で小地震が起きています。隆起沈降(2022年起点)は隆起と沈降が混在していますが隆起が優勢です。ここ1週間は概ね隆起が優勢です。千葉県の「富里」周辺は大きく沈降しています。沈降エリアの周辺は不安定です。水平変動はほぼ静穏です。
そのほか、2024年1月24日時点でピンポイント予測が発出されているのは、「中部地方・紀伊半島で2月12日までにM5.5±0.5の地震」「中部地方・紀伊半島で2月12日までにM5.5±0.5の地震」「中部地方・紀伊半島で2月12日までにM5.5±0.5の地震」。当てはまる地域にお住まいの方は、どうか警戒を怠らないでください。
「いつか」に備えて
地震を予測し、提供する理由について、村井教授はこう語ります。
「地震予測の世界はまだ発展途上ですから、予測が外れてご迷惑をかけてしまうこともあるかもしれません。しかし“異常を公表するも外れる”のと、“異常を公表せずに被害者が出てしまう”のとでは、後者のほうが罪深い行為だと思うのです。予測が当たる、当たらないといった声に惑わされることなく、もし異常を見つけたら恐れずに“異常である”と発信する姿勢を貫いていきたいと思っています」
メールマガジン『週刊MEGA地震予測』では、各地の予測と概況を詳細に解説しています。
巨大地震は、いつか起こります。1年以内、1カ月以内、1週間以内…もしかしたら今日かもしれません。「いつか」に備えるために、ぜひ『週刊MEGA地震予測』をご覧ください。
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東京大学名誉教授・村井俊治とは?
村井俊治東大名誉教授
村井俊治氏は測量工学と空間情報工学の分野で世界的に認められた研究者であり、1983年に東京大学教授に就任し、国際写真測量・リモートセンシング学会の会長を歴任。村井俊治・東京大学名誉教授は、もとは地震学の専門家ではなく、「測量工学」の研究者でした。村井教授は、専門の測量工学が地震予測に応用できるのではないかと考え、測量工学的アプローチによる「地震予測」をスタート。2011年に発生した東日本大震災の前兆も予測していたものの、データの提供企業と守秘義務契約を結んでいた関係でその事実を情報発信することができなかったことに後悔し、「地震を予測して、ひとりでも多くの人の命を救いたい」との思いで、地震予測に挑戦している。
村井俊治プロフィール
1963年 東京大学工学部土木工学科卒業1971年 東京大学生産技術研究所助教授 測量工学、空間情報工学を研究1983年 東京大学教授に就任1992年 国際写真測量・リモートセンシング学会(ISPRS)会長1997年 タイ王国の旗 タイ国白象褒章勲二等受章1998年 スイスの旗 スイス連邦工科大学(ETH)名誉博士2002年 測量工学的アプローチによる「地震予測」をスタート2013年 日本測量協会会長2013年 「JESEAジェシア(地震科学探査機構)」を立ち上げ、メールマガジン『週刊MEGA地震予測』の配信をスタート2017年 測量工学の分野において顕著な功績を残した「世界の10人」に選出
顕著な功績を残した「世界の10人」に選ばれる
村井教授は、測量工学の国際的な学会の会長職などを歴任し、2017年には、測量工学で顕著な功績を残した「世界の10人」に選ばれるなど、アジア地域では“リモートセンシングの父”として尊敬されています。
なぜメルマガ『週刊MEGA地震予測』が注目されるのか?
村井教授は、地震の多い日本に「地震予測」は欠かせないものであると考え、2013年1月に「JESEAジェシア(地震科学探査機構)」を立ち上げ、メールマガジン『週刊MEGA地震予測』をスタート。測量工学の権威である村井俊治東京大学名誉教授によって開発された、人工衛星の各種データを使用した全く新しい方法で地震の前兆現象を捉え、解析した地震予測情報などを配信しています。
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『MEGA地震予測』の何がすごいのか?
人工衛星を使った画期的な地震予測サービス
「MEGA地震予測」は、従来の地震予測とは異なる新しい方法で、人工衛星を用いて地表の変動を監視し、異常を検知して地震を予測します。これにより、まるで地球の健康診断を行うかのように日々の観測を続け、地震の兆候をとらえています。このメソッドは、測量工学の世界的権威である村井俊治 東京大学名誉教授と、災害リモートセンシングの研究者、郭広猛博士によって開発されました。
的中率70%を超えるピンポイント予測
「ピンポイント予測」は、郭広猛博士のリモートセンシング技術に基づく地震予測方法で、特に地震発生の切迫度が高い時に、時期・場所・規模を明確に警告します。短期予測は約1か月以内、中期予測は3〜6か月先の地殻変動に基づく予測を行います。2022年には21件のピンポイント予測が発出され、そのうち15件が的中し、的中率は71.4%でした。この高い的中率がピンポイント予測の信頼性を裏付けています。
5つの観点から地表を分析し、地震を予測
「MEGA地震予測」では、5つの観点から地表を総合的に判断し、地震予測を行っています。村井俊治 東京大学名誉教授は、20年にわたり地表の変動を研究し、大地震の前には「4cm...