「国鉄末期」とは?

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<鉄路の行方>連載を終えて 論議はまだまだ続く 活性化、佐賀県の取り組みに期待 - 03月25日(土)08:00 

連載「鉄路の行方 地域と交通」は、2022年2月から全7章計57回にわたって掲載してきた。同年9月の西九州新幹線(武雄温泉-長崎)の開業に合わせて企画し、その後、国鉄末期の廃線対象から逃れたJRの地方路線の苦境が全国的にもクローズアップされ、佐賀県でも鉄道を考える材料は事欠かなかった。 新幹線開業は武雄市や嬉野市の期待を伝えてきた。開業半年で新幹線効果を判断するのは拙速だろう。沿線では今後も活用する動きが続く。長い目で見なければ、真価は分からない。
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<鉄路の行方 第7章 分岐点のローカル線(4)>富山市とJRで活性化した高山線 公共交通、まちづくりの軸に 市の負担で増便、利用者増 - 03月19日(日)06:00 

渓谷沿いの線路を北上し、日本海に面した富山平野に出ると、車窓の右側に雄大な立山連峰が出迎えた。岐阜市と富山市を結ぶJR高山線。富山県側の猪谷(いのたに)-富山間36・6キロはすべて富山市内で、同市がJR西日本と対話を重ね、沿線の活性化に長年取り組んでいる。 高山線は国鉄末期の国鉄再建法で「地方交通線」に分類されている。佐賀県内では唐津線が同類になるが、輸送密度(1キロ当たりの1日平均乗客数)を比較すると、その差は際立つ。
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<鉄路の行方 7章 分岐点のローカル線(6)>関係者インタビュー(中)JR九州社長 古宮洋二氏「第二の国鉄」にならないように - 03月22日(水)08:04 

現在のローカル線の不採算路線の問題は、国鉄末期に廃止対象から逃れたJRの地方路線で起きている。JR九州の古宮洋二社長(60)に佐賀県内の線区の評価などを尋ねた。(構成・宮﨑勝) -鉄道事業の黒字化を目指し、合理化が進む。これまでは鉄道以外のもうけで鉄道の赤字を穴埋めしてきた。従来のやり方ができなくなったのか。 JR九州が発足した頃は鉄道事業は250億円を超える赤字で、鉄道以外の事業はほとんどなかった。最初から鉄道は鉄道として自立し、鉄道以外の事業開発は会社を成長させようと進めてきた。
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