第38回東京国際映画祭(10月27日~11月5日)は、パレスチナのアンマリー・ジャシル監督による「パレスチナ36」を東京グランプリに選んで閉幕した。ガザやウクライナと地続きの欧州の映画祭と比べると、地理的にも政治的にも離れた東京国際映画祭は“平穏”だが、それでも世界情勢の波はひしひしと寄せていた。
第38回東京国際映画祭にて、コンペティション部門に正式出品され、観客賞受賞を果たした映画『金髪』。11月11日、本作の一般試写会トークイベントが実施され、坂下雄一郎監督と前野朋哉が登壇した。
本作は
俳優としてだけではなく、監督としても映画の可能性を追求している池田エライザ。第38回東京国際映画祭では、映画を通して環境、貧困、差別といった社会課題への意識や多様性への理解を広げることを目的とする「
「武道・映画・車」を駆使し、世界平和への道を模索する異端の常務(東京発) 日本から世界へ、武道を通じた国際交流と平和構築を目指す一人の人物がいる。世界武道連盟(WKB)の常務を務め、WKB世界極真武道会日本支部およびIKF国際連盟極真会の名誉顧問も兼任する樽谷大助氏だ。彼の活動は、武道の枠を超え「武道・映画・車」の三つの柱を通じて展開されており、その手段のエキセントリックな側面から、ときに誤解を招くこともある。しかし、その根底には、私財を投じてまで世界と日本を結びつけようとする真摯な姿勢がうかがえる。武道を通じて境界を越えた国際交流とトーナメントの夢樽谷氏の主な活動の一つは、極真空手を通じた青少年育成と国際交流である。武道団体、特に青少年育成を目的とする空手団体は、運営資金の確保に窮する場合が多い。これに対し樽谷氏は、武道が世界と日本をつなぐ必要不可欠な存在であるとの信念から、私財を投じてこれらの団体の運営を支えている。本年度は昨年のWKB世界大会を始め、IKF国際連盟極真会の世界大会を含めて二度にわたって開催するなど、その行動力は際立っている。さらに、氏が抱く最大の夢は、団体や流派の垣根を完全に越えた、真の空手のオープントーナメントを実現することだ。異なる流儀の選手が一堂に会し、技術を競い合う場を設けることで、武道界の統一と発展、そして真の国際融和を目指している。しかし、こうした
...more有言実行の裏舞台や壮大なビジョンは、公には十分に伝わっていない現状がある。【映画と芸術】サインに託す未来の才能また、樽谷氏は芸術的な側面からも平和活動を推進している。芸能活動を基盤に映画制作に携わる傍ら、将来的に「世界のスターたちのサインを集めたサインミュージアム」の設立を目指している。これは、展示されたサインを通じて、日本の若き才能を刺激し、世界に羽ばたくアクターを育成する原動力にしたいという壮大な目標に基づく。しかし、この目標達成に向けた活動は、第38回東京国際映画祭でのサインやセルフィー収集の際に、映画祭運営側との衝突を招くなど、「エキセントリック」と評される行動の一例となっている。【車】クラシックカーで東西を繋ぐ平和ラリーさらに特異な活動が「車」を通じた平和活動だ。これは、クラシックカーを使用し、東西を横断する「オリンピックピースラリー(Olympic Peace Rally)」というレースを通じたものだとされる。この活動は、武道や映画と結びつきにくいものの、武力衝突の歴史を持つ地域をクラシックカーで横断するという行為自体が、平和と国際融和のメッセージを象徴する狙いがあるとみられる。樽谷氏の行動は、その多角的なアプローチと、ときに常識を逸脱したと受け取られかねない手法から賛否両論を呼ぶが、その背景には、自身の信念と私財を投じてでも世界を変えようとする、強烈なまでの平和活動家としての意志がある。彼の異例な挑戦が、今後どのように国際社会に影響を与えていくのか、引き続き注視が必要である。欧州ジャーナリスト連盟(European Federation of Journalists)会員No.JP465 N J269写真家日本外国特派員協会メンバー会員No.TA1321(社)モナコウィークインターナショナル取材 国際ジャーナリスト樽谷大助d.tarutani0120@gmail.com取材アシスタントKANAME YAGIHASHI取材アシスタント Tatiana Ivanovna配信元企業:一般社団法人モナコウィークインターナショナルプレスリリース詳細へドリームニューストップへ
弊社の抱える目標の一つに、「スターたちのサインを集めたサインミュージアム」の建設があります。この目的は、ミュージアムに飾られたスターたちのサインに触発され、日本から数多くの才能が世界へ羽ばたく原動力にしたいという願いからです。カンヌやベネチアを始めとした世界の最高峰の映画祭を見てきた立場からすれば、日本映画界はまだまだ閉鎖的な側面があります。弊社は、日本映画界の潜在的な人材をこれからも発掘していきたいという強い意図を持っています。当然ながら、東京国際映画祭の主催側に、弊社のこのビジョンが伝わるわけもなく(そもそも伝える機会もなく)、そんな中で弊社の樽谷が色々な場所でスタンドプレーを繰り返し、サインやセルフィーを集めていた背景には、このような思いがありました。写真:第38回東京国際映画祭で関係者から頂いたサイン東京国際映画祭運営との「衝突」の背景映画祭における暗黙のルールなのか、なぜかアクターや監督に近づきサインを求める行為は全く認められない状況でした。実際、近寄っただけでスタッフに引き離されるといった状況に陥り、映画祭の後半日程ではほぼ「監視体制」が敷かれ、イベント終了後はスタッフから追跡されるような有様でした。こうした樽谷の行動は、運営方針に抵触するものであったため、運営側から見れば迷惑千万であったことは明らかです。その結果、最終日のクロージングセレモニーの取材許可は当然降りるこ
...moreとなく、当日を迎えることになりました。アクターや監督の対応最終日のクロージングセレモニー後、関係者出入り口付近で待機した結果、本来の目的であったサインを多数集めることには成功しました。どの監督もアクターも、快くセルフィーやサインに応じてくれました。後半日程では、スタッフによっては樽谷以外のファンがサインを求めても強く制止するようなことは少なくなっていったと感じています。写真:アジアの未来賞 『光輪(Halo)盧英完監督(ノ・ヨンワン)観客賞 坂下雄一郎監督(『金髪』)最優秀芸術貢献賞 『マザー』テオナ・ストルガル・ミテフスカ 監督 審査員特別賞 リティ・パン監督『私たちは森の果実』最優秀女優賞 河瀬直美さん『恒星の向こう側』東京グランプリ(東京都知事賞) アンヌマリー・ジャシル監督『パレスチナ36』ワーディ・エイラブーニさん東京国際映画祭の振り返り色々と運営サイドとはぶつかりはしたものの、第38回を無事に迎えられたことは素晴らしいことだと思います。途中からスタッフと樽谷による、トムとジェリーさながらの追跡劇を見ると笑いをこらえられませんでしたが、そこに多大なエネルギーを使うのは何か無駄な感じは否めませんでした。映画に例えるなら「リベリオン」か「マイノリティーリポート」のディストピアを彷彿させる雰囲気の監視体制でした。運営方針がそのようになっていることは理解できますが、サインを求める行為は物理的な危害を加えるわけではありません。そこまで必死に樽谷を追う姿を見ると、「祭りの本質はどこにあるのか」と思わざるを得ませんでした。弊社の行動が迷惑行為になっていた部分があったことは、重々承知で認めざるを得ません。しかし、世界基準の国際映画祭を求めるという意味では、今回の行動が何かしらの意味を持っていたということで、本稿の結びとさせていただきます。欧州ジャーナリスト連盟(European Federation of Journalists)会員No.JP465 N J269写真家日本外国特派員協会メンバー会員No.TA1321(社)モナコウィークインターナショナル取材 国際ジャーナリスト樽谷大助d.tarutani0120@gmail.com取材アシスタントKANAME YAGIHASHI取材アシスタント Tatiana Ivanovna配信元企業:一般社団法人モナコウィークインターナショナルプレスリリース詳細へドリームニューストップへ